奥にしっかりともぐりこんでいる張り型が、ひわいになっている膣肉の内部をえぐるように入り込み、さらにしっかりと貞操帯で固定されている。動かない突起物だが、それが逆にもどかしくランカの淫らな心を吹き上がらせるのだ。

「ほらあ〜もう限界なんだから、さっさといいなさいよ〜」
 乳首をくりくりといじりながら女ダークエルフの一人が屈服をうながしている。ほっぺがもう真っ赤のランカ。淫乱に仕立てられたお肉はもう限界のうずきを出している。

 ――だ、だめだ……もういや……

 辛い股間のうずきに耐えられなくなって来ている。もうあそこは悲鳴をあげているのだ。

「言うのよ、ランカ、屈辱の言葉をいいなさい」
 女ダークエルフがランカの股間の部分に手を当てた、貞操帯の股に埋もれている部分はグイグイと押したらあそこでちょっと出し入れが出来るようになっているのだ。

「クアッ!」
 ビクッと顔が上がる、股の間を貞操帯の上から刺激されたのだ。
「言うのよ、ほらあ〜」
 屈服の時を待ちわびている女ダークエルフたち。自分たちの仲間はランカの追跡でかなりやられている。十人以上は捕まってあるいは殺されたのだ。そういうときにサルンに出会ったのがミシェルンだった。

 こんな犯罪者たちにもてあそばれることになるとは思っても見なかったランカ。サルンも人が変わったようになっていた。昔からああいう性格ではあったが、まだ分別もついていたのだ。今はそれさえもない。

「イ……イカせて……」
 ついに……ついにぼそりとだが快楽の欲求に負けてしまったランカ……それほどグロテスクな張り型と淫薬の効果はすごい。

「うふふ、とうとう弱音を吐いたわね、いいわミシェルンに報告してからすっきりさせてあげる」
 そう言うとダークエルフの一人がミシェルンを呼びにいく。

 頭の中がボーっとするランカ。適度にいやらしくも断続的にくる膣のうずきに負けた……
 欲望に負けてしまった……

 盗賊ダークエルフの策略にまいってしまった。へたりと座り込むランカ、そこに女軍人の誇りはない。
 顔がさらに赤く染まる。認めたことによる恥辱がさらに増幅される。それと快楽もだ。


 ――ううっ……くううっ

 イカせてという言葉がこんなに屈辱的とは思わなかった。こういうことをこれからもされると思うとぞっとするのだ。他のダークエルフの女たちがえらそうにふんぞり返って見ている。それがまた憎らしい。

 ――サルディー二様も……あれほど変わってしまった……
 ランカにとってサルンのあの背徳の表情は辛い。認めたくないものだった。以前よりも凄みが増していたからだ。するとミシェルンがやってきた。


「とうとう根をあげたわね淫乱軍人さん」
 にやにやと笑いながらミシェルンが見ている。
「よく耐えたものね、私なら一時間で根をあげてるわよ、あれだけの淫薬をあそこ漬けにされたらわたしなら気が狂いそうだもの」
「…………」
「さて、じゃあオナニーしてもらおうかしら?」
「え?」


 
 オナニー?

「馬鹿ね、ただでイかせると思ったの? 思いっきり辱めてからイカせてあげのよ」
 クスクスと笑うミシェルン、本当に嫌な女だ。
「私たちの目の前で見せ付けるようにオナニーしてもらうわよ、ゆっくりと時間をかけてね」
「な、なに?」
「聞こえなかったの? じっくりと時間をかけてオナニーするのよ!」
 グィっとランカの長い髪を掴んでにらみつける。ランカも睨み返した。

「言うこと聞かないとずっと貞操帯つけたまま生活してもらうわよ」
 間髪いれずにランカを睨み返す。今までのうさはらしをするつもりなのだろう。
「……わかったわ」
 ランカが答えた。素直に答えたのだ。それほど早く欲求を満たしたかった、これが本音だ。
 淫らなうずきは女ダークエルフ軍人の理性をも変えていく。
「じゃあ、約束して頂戴、わたしがいいと言うまでじっくりと時間をかけてオナニーするって」
「ええ……」
 ぼそりとつぶやくように言うランカ。
「約束よ……」
 と言ってミシェルンがランカに口付けした。突然のレズ行為に目を丸くするランカ。

「んんっ……」
 舌をねじ込まれれじっくりとランカの口の中を愛撫される。

「かわいいわ、ランカ。私のセックスのおもちゃにしてあげる、さあ始めるわよ」
 ランカの恥辱のオナニーが始まる。

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