一部紹介その1

「そうか……様子見すると……いうわけだな」
「ただし、裏切ると判断した場合、ただちに粛清する!」
 あくまでまだ信用はしていないというメーラルの目であった。

「いいだろう……」
 オルガがついに……カルトバンに歩み寄り始めた……

 その時!

「なりませぬ! お姉さま、その者たちは……民の敵ですよ!」
 王家と民の敵に屈するなど到底容認できないミア。

 そのミアに……

 パアアアンッ!――

 平手打ちを食らわすオルガ!
 これには、カルトバンたちも驚いた!

 ミアのいう事は、カルトバン以外の者から見れば当然の行為なのだが。

「よくそんな事が言えるな、ミア」
「お姉さま、目を覚ましてください!」

「私を散々、恥辱と屈辱に落としいれ、鬱憤に満ちた日々を送らせた者が何を言う……」

 そう言われるとうつむいてしまうミア。

「そなたたち、私をまだ信用していないと言ったな」
「そうです!」

「なら、証拠を見せてやる」
「証拠?」

「妹のミアを使ってな」
 意味がわからないメーラル達。
 すると、突然……

「きゃああああっ!」
 王女のドレスを破く女王!

 王女のなんともいえない美しい美乳があらわになる。

 もう、オルガはだいぶん身体が動くようだ。
 クスリの効き目も消えている。
 胸がはだけ顔が赤くなるミア。
 美乳がむきだしにされた。

「ミアは、愚かな家臣や愚民の考えに近い。私はいずれ家臣にも愚民にも……罰を与えるつもりでいた」

「民にも……か?」

 この考え方もカルトバンに近い。

「これから罰を与える代表として……妹、ミアを調教する!」

 ざわつくカルトバンの幹部たち。
 驚いたのはメーラルだ。
 まさか、調教するという言葉が出るとは思っていなかった。

 ――女王は……こうなるのを見越して……ミアも連れてきたというのか?
 
 メーラルがそう思っていると……

「道具を出せ」
 オルガが命令する。

 道具とは……淫調教に使う奴だろう。
 しかし……

 清廉潔白なカルトバンのアジトにそんな者があるのだろうか?

「知っているぞ、淫罰という行為があるんだろう?」
 女王がさらに問い詰める。
「あなたは……なぜそれを知っている?」
 メーラル達はさらに驚く。

 淫罰とは、カルトバンが悪人に対し、罰を行う行為であった。
 カルトバンは、必要な性行為以外は、慎むのが掟。
 だが、この淫罰は、罰を与えるための行為であって、
 淫乱ではない行為であるという考え方だ。

 実を言うと、淫行為をするための正当化手段。
 淫罰と称し、お互い愛撫するのもOKなのだ。
 なんという都合のいい解釈だろう。

 結局、欲望には勝てないのはカルトバンも同じであった。
 しかし、それを女王が知っているとは……

「持ってくるんだ、淫罰のための道具を……」
「……わかった」
 メーラルが幹部に命令する。
 異様な雰囲気が流れる部屋になった。

 まさか、オルガがミアを調教するとは思っても見なかったのだ。

「お姉さま……」
 これは冗談ではない。本気で調教されると思ったのだろう。
 ミアの身体がビクッと動く。

 こうしてミアは、調教される立場になってしまったのである。
一部紹介その2

「オルガさま、今日はなにもつけずにお過ごしになってもいいんですよ」
「何を言ってるの?」
 オルガがムッとした。そしてすぐに恥ずかしそうにする。

「ちゃんとつけるに決まってるでしょう〜」
 顔が被虐の笑顔に変わったオルガ。

 なんという笑顔だろう。これこそマゾ女王の笑顔である。
 ちゃんと調教効果は続いているようだ。

「あのタコを……変態淫タコを持ってきなさい」
「はい」
 コクリとお辞儀して、用意をするアイリ。
 どうやらアイリは、オルガの専属の世話係になったようだ。

「こちらです」
 なにやらビンの中に、ヌメヌメの生物がいる。
 身体が透けている。
 透明感たっぷりだ。

 例のあの変態タコ淫生物だった。

「げ……元気はいいのかしら?」
 悶えながらオルガが自分の調教係りに聞く。
「もちろん、三日ほど何も与えていませんわ。オルガさまのために」

 この透けた淫タコは、女の愛液と人間が食べる食物を吸って生きている。
 そして、飢餓状態になると、愛液だけでも生きる事ができるのだ。

 その飢餓状態が三日も続いているのだ。
 これがいかに飢えているタコかわかるだろう。

「そ、そう……最高ね」
 被虐の笑みを浮かべた元女王。もう、股間から愛液は潤み出ているようだ。

「さあ〜 私の敏感なところに……つけるのよ」
「はい」
 上半身のドレスを自ら脱いで、乳房をあらわにする。
 もう乳首はピンと勃起しており、いつでも嬲られ体制はOKだ。
 その勃起乳首に、淫タコを食いつかせた!

「んあああああああああああっ!――――」
 透明な淫タコが、乳首の部分を透明な舌と歯で狂わせ始めた。
 それをうれしそうに受け入れる元女王。

「下半身にもおつけになりますか?」
「も、もちろんよ……はやくつけなさい!」
 今度は下半身のドレスの裾をまくり、股間を広げる。
 そこに淫タコが2匹食らいつく!

「むはっ!――」
 大きくなったクリトリスを、舌と歯が即座に攻めたてる。
 それと尿道に一本淫手が奥深く入る。もう1匹は、膣と肛門に侵入。

 ザラザラの突起物で、愛液の量産をさせていくのだ!

 立っていられなくなったオルガだが、まるで何事もなかったように平静を装おうとする。
 透明なドレスからは、透明の淫タコが、ウニョウニョと動き、責めているのがはっきりとわかる。股間をまじかに見ると、クリトリスが、ザラついた舌と歯で、ひっきりなしに動いているのが見える。

「大丈夫ですか? 外しましょうか?」
 意外な事を言うアイリ。
「駄目よ!」
 必死に耐えながら、否定する元女王。

「マゾの女王としての……勤めよ」
 被虐の笑顔を見せながら、言うオルガ。
 股間と乳首からくる強烈な刺激をすべて受け止め、まるで何もついていないという表情をしようとする。それを見てアイリが微笑む。
「さすがは被虐の女王さま。後はどういたしましょう?」
 アイリが次の命令を待つ。

「私を……責めなさい、いつものように……」
 顔を恥辱に歪ませてアイリにお願いするオルガ。何をお願いするのだろうか?

 すると、アイリがゆっくりとオルガの目の前に来た。
 そして、キスをして首筋を這わせていく……

「はああっ! んはああああっ!――」
 悶えるオルガ!
「イってもいいんですよ。オルガさま」
 アイリがイク許可を与えた。しかし、オルガは首を横に振る。

「い……イクわけがないでしょ」
「イってほしいんです。イってください」
 アイリがわざと責める。

「駄目よ、決めたでしょ? 夜以外は決してイクことは許されないのよ」
 アイリが淫タコの上からおっぱいを揉む、そして股間の部分に手を伸ばす。

「この……飢えに飢えたかわいいタコのためにもね」
 淫タコは、イク寸前の変態液しか、好まない。
 それか、人間と同じ食べ物が食料なのだ。

 特に飢えていると、食物よりも、変態寸前液だけを、執拗に好む傾向があるのだ。

 アイリがドレスの裾を上げ、直接淫タコを触った。
 淫タコは、アイリの指を受け入れる。

「あっはああああああああっ!――――」
 膣をタコの触手と一緒に責めるアイリ!
 アイリの指が激しく絶頂へ向かわせようとする!

 それを必死に耐えるのだ、オルガは。
「イクのよ、オルガさま」
「だめ……うんはあああっ!――――」

 オルガは夜にイクことを決めている。
 飼育しているすべての淫タコの欲望を満たせるためには、ひたすら焦らされ、イク寸前の変態液を出すしか方法はないのだ。

 だからこそ、自分自身を楽にさせないように、アイリにお願いしているのだ。

「逝ったらすご〜く、気持ちがいいのに……」
「駄目っていってるでしょう〜」
 責められ耐えるオルガ。
 オルガに辛い状況をずっと続けさせるために、アイリはいるのである。

 平民女に一日中、ねちねちと責められる元女王。
 それが被虐の欲望を噴火させ、どんどん寸前液を放出させる。
 
「オルガさま、ここを見てください」
 アイリが、メイドスカートをまくり、自らの割れ目をみせつける。
 そして、その割れ目を激しくしごく!

「ああっ! イキそう!」
 悶えるメイド、アイリ!
 わざと聞こえるように、目の前でオナニーを見せる!

 そして……

「イクううううううううううっ!――――」
 気持ちよくイク、アイリ!
 耐えているオルガの目の前で、気持ちよく絶頂を迎える淫乱メイド!

 ――ああっ……あんなに……

 クリトリスをいじり、膣穴を激しく嬲ってイク、アイリ。
 次々に絶頂を迎えていく……
 それを目を逸らして耐える元女王。

 はやくも太ももを愛液が伝わっている。

「イかせて差し上げましょうか? オルガさま」
「駄目よ、夜まではどんなことがあっても、お預けよ」
 オルガは耐える。

「どんなことがあっても?」 
 いやらしくアイリが聞く。
「そうよ……どんなことをされても……よ」
 責めてと……顔が言っているようだ、オルガの表情は。

「アイリ、私を楽にさせては駄目よ。イキたくてたまらなくなるようにしなさい」
「では、しつこくイかせるように、責めてもよろしいんですね?」
 微笑ながらアイリが聞く。
 いつもこういうやりとりをしているらしい。

「もちろんよ、どんな……卑劣な手を使っても……構わないわ」
 オルガが悶えながら答えた。
「では、オルガさまのお望みのままに……卑劣な手を使って、責めさせていただきます」
 アイリは黒いバイブを取り出した。

 

「あひゃあああああああっ!――――」
 肛門から残酷に引き抜かれるバイブ!

 淫タコの内部に黒バイブを入れて、元女王の肛門を攻め抜くアイリ!
 オルガはもうイキにくい身体になっている。
 それは同時に、欲望を溜め込んでいるのだ。

 そして、かわいい淫タコのために……
 飢えに飢えた淫タコのために……

 自分が決めた、夜にしかイかないというルール……

 それを忠実に守っている。
 さらにそれを邪魔する命令さえ出しているのだ。

「たまらないんでしょう〜 早くイキましょうよ〜」
 にやつきながら言うアイリ。サディストの目がギラギラと光る。
 しつこくイかせようと責めたてるメイド!
 それを必死に耐えるのが……

 マゾ女王オルガなのだ!

「んはあああっ! はっ……はううううううっ!――――」
 悶えながらも、絶対にイかないと耐えるオルガ!

「今、逝ったら、すご〜くきもちがいいですって!」
 アイリがお尻を見ながら激しく攻撃!
 バイブと肛門の隙間から、淫液がすごい!
 その淫液の中で、イク寸前の変態液だけを吸っている淫タコ!

「だめよ! 絶対に私はイクわけにはいかないのおおおおおっ!――――」
 汗を撒き散らしながら、顔が悶えている!
 耐えるオルガをねちっこく責めるメイドさん!

 一回でも絶頂を迎えると、密度の濃い寸前液の質が悪くなる。
 それでは、一日中かけても、淫タコを満足させられないのである。

 飼育しているタコは一匹だけではない。
 多くのタコを飼育している。それをローテーションのように、回して変態液を与えてやっているのだ。
 淫タコは、生きるか死ぬかの極限状態の飢えになっている。
 餌に食いつけば、そりゃもう、激しくイク寸前の淫液が出る肉を嬲り尽くし、
 ひたすら責めるのは当たり前だった。

 生き抜くのに必死になるように仕組んであるのだから。

「もっと激しくしてあげますわ! オルガさまの命令ですもの!」
 さらに、黒バイブを、奥へ入れ込み、攻め抜くアイリ!

「だめええっ! くっはああああああああああっ!――――」
 悶え狂うマゾ女王オルガ!

 ひたすら平民の女に嬲られながら悶え狂う!

 こういうやりとりを午前中に、している二人だった……
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