イかされた後……

「あひいいいっ!」
 今度はバイブだ。翔子ご愛用のブツ。グニュグニュとバイブが 欄をいじめていく。

「淫乱よ、ココ。どこまで淫らになるのかしら」
 ヒクヒクとうごめく穴を、翔子が見つめる。濡れまくる割れ目。イキまくる割れ目。

 もう 欄は陶酔状態だ。だんだん、この調教がよく……

「あっ!」
 うっとりとしていると……いつの間にか、片足がテーブルの脚につながれている。
 翔子がもう片方の足を持つ。そして遠慮なく股を開いた。

 パックリと見開きになる下半身。

 見ると翔子が新たな武器を持っている。
 
「これで思いっきりイかせてあげる」
「え?」
 見ると先ほどよりも太いバイブ。それとクリ攻め道具まで持っている。
 吸引器だ。

「さあ〜至福の時間の到来よ」
 にやっと笑って言う翔子。そのサド表情に、 欄はドキッとするのだった。



「ひいいいいいいいいいいっ!」
 歓喜の声をあげる森野 欄。強烈な吸引による敏感の刺激と、太いバイブの責めに、膣がぴちゃぴちゃと淫乱の音をたてる。ねじりこむバイブとクリ吸引機の動きに、拘束された身体は悲鳴をあげる!

「すっごい、びしょびしょよ。どこまで淫乱なのかしら?」
 あふれる淫液が、翔子の顔辺りにも飛び散る! 
 それだけ翔子はあそこの近くに顔を寄せている。そのサドお嬢様の顔をひっかくように持っているのが、マゾ娘の方だ。

 あまりの気持ちよさに、しかめながらもイキまくる!
 普段やっているオナニーとは比べ物にもならない。人からされるという行為がここまで禁断の心地よさを与えるとは思ってもいなかった。

「もっとしてあげるわ」
 翔子がさらにねじこんだ!


 激しくイかされたと思った 欄。身体中の汗がすごい。
 だが、それは違っていた。

「あっ!――」
 またイク衝動にかられる 欄。しかし、今度は一気に引き抜かれる。

「イキタイ? マゾ娘ちゃん」
 マゾ娘と言われて、抵抗が出た。初めて言われたマゾという言葉に……

「もう、イかせて……そして……きゅうけ……あひっ!」
「わがままね〜」
 焦らし攻めだ。だが、たっぷりイッタ後だ、はっきりいってもうイかなくてもいい……

 その時だった。


「ひゃうんっ!」
 冷たい刺激が膣に走る!

「気持ちいい?」
 塗っている……なにやらひんやりゼリー状。

「すぐにあそこの肉が冷静さを取り戻すわよ」
「え?」
 どうやらイキ過ぎて麻痺しかかっている膣肉の感度を呼び起こすものらしい。
 そんなもの、どこから持ってきたのだろうか?

 そして……そんなものつけられて……

 寸止めされたら……

 被虐の喜びにちょっとだけトキメク心。だが、それは危険なのだが。
 そしてその微妙なトキメキを、翔子は逃さない。

 ぺロっとバイブを舐めるサド。

「たっぷりと狂わしてあげる」
 舌から唾液をバイブにつけながら、お嬢様は笑った。



「あ、あっ!――」
 冷静を取り戻したわいせつな肉が、寸止めに苦しみはじめる。
 じゅぽじゅぽと音を立てて悶えるお肉。寸前で止められるたびに喘ぐ!


「だめ! もうイかせて!」
 欄 の悲鳴が部屋にこだまする。ビクビクと辛い状況を伝えるお肉。その表情を笑うように見る如月翔子。

 ――あらあら……意外と早い陥落ね。
 こんなに早く陥落するとは思わなかった翔子。
 やはり、ずっと心の奥底にある想いが 欄を変えているのだ。
 翔子はそのキーを開いたのだ。

「汗が滲んでるわね〜 辛い汗……気持ちいい?」
「ねえ〜 も、もう……」
 もう辛い。完全にマゾの辛さを覚え始めたマゾ娘。
「だめよ、今日一日で立派な焦らし奴隷にしてあげる」
「ええ?」

 さすがに奴隷と言われると抵抗する森野 欄。しかし、翔子はひるまない。
 そして無理やりに近い口付けをした。

「しっかりとマゾの喜びを……教えてあげる」
 笑う翔子。その表情に身体が引く……

 ――うふふふ……
 翔子の焦らし調教が続く。



「だめ! もうだめええええっ!」
 辛い表情で訴える 欄。両足をぱっくりと開き、焦らされている割れ目をさらけだす!

「ほ〜らほら、クリがわなないているわよ」
 吸引器とバイブのダブル責めの焦らしは強烈だ。
 結構強烈な刺激。イクことはしようと思えばできるはずだった。
 しかし、身体がどうしても……それを拒否するのだ。

 ――ど、どうして……
 なぜかイクことを拒否する心……それも翔子の一声で……

「イッたらだめよ」
 欄 の目をしっかりと見て言う翔子。そのサドの目に睨まれると身体が否定できない!

 ――ああっ……ちょっと……
 結構な刺激があるのにイケない。じっとバイブをくねらせながら、翔子がみつめている。
 それがイクことに抵抗を与えるのだ。

「うふふ……イケないでしょ」
 耳元でいやらしくささやく翔子。その言葉にゾクゾクという感覚を覚える 欄。
 そして、顔中を舐める。

「繰り返してあげるからね、しつこく……しつこく……マゾになるまで」
 急に怖い声で言うようになった翔子。その横にいる翔子をなんとなく見る 欄。

 ――あはっ……
 汗を流しながらサドの翔子を見る。また口付け。

 こうして 欄は、しっかりとマゾ教育を受けることになるのだった。



「いくうううううううううううっ!」
 叫ぶ! しかし、ピタリと止まる刺激。

「その叫び声ではだめね」
 さっとバイブを抜く。クリの吸引刺激は続いているが、イクことができない。
 あれから30分の焦らし攻撃に森野 欄はもうメロメロだった。

「おねがい!」
「お願いじゃないでしょう? いくうううううって言いなさい!」
 いくううううっという言葉を言うように躾けているようだ。
 サド娘の攻撃にマゾ娘はボロボロだ。それだけ翔子の攻めがうまい。

 元からその気を持っていた 欄だが、すっかりその秘めた心を開発されている。

「いくううううううううううっ!」
 バイブが入ると いくうううううっ と叫ぶように言われているのだ。
 それを繰り返される。寸止めされるたびにヒクつくお肉!

「しつこくしてあげるわね、あなたのここは淫乱するぎのよ!」
 まだまだイかせない、翔子のしつこい攻撃。バイブが悶える肉を翻弄していく。

「あはあああっ!――」
 イケない辛さに声をあげる 欄。だが、決してイカせない翔子だった。


 さんざんもてあそばれた森野 欄。
 イクことができたのは、それから一時間も後であった……
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