後ろから胸をわしづかみされるリリス。もう彼女には抵抗という意志はない。少年の激しい愛撫になすすべもなく従い始める。それをロットは意味はわからなくとも敏感に感じ取っている。抵抗をやめた妖しくも美しい肉体はますます淫らな魅力を引き出していく。今までリリスは完全に心を許した男はいない。
 常に一線を置いてきたリリス。肉体は預けても、心はガードを張っていた。それが生きていくうえで必要だったのだ。特に彼女の場合は……。
 当然今日の夜も、少年のペニスを狂わせ、思いのままにするつもりだった。それによって関係を深めていく予定だったのだ。

 だが……今、そのペニスに狂わされようとしているのは。

 リリス自身――

 はあ〜はあっ……ああっ、いい、いいわ、ロット……

 まだ少年のモノは彼女の身体の中には入っていない。唇と腕、手の情熱のこもった愛撫だけだ。しかしリリスは歓喜に狂い始めていた。さっきとは違う一皮むけた愛撫。突然変異のように成長した愛撫……
 ロットが後ろからリリスの腰に手を当てる。

 ――あう!――

 ズンっと深く頭に衝動が走る。ペニスがきた……深く。

 深く……。

 それもバックの姿勢で。リリスが悪魔の唇で弄んできたペニスが、リリスの身体を狂わせている。そしてそこには悪魔の企みはない。悪魔によって育てられたモノが悪魔の身体を狂わせている。
 ただただなにも思惑もなくリリスは抱かれ始めたのだ。

 くああっ――ああっ、だめえええっ!――

 ペニスの動きが一段とアップする。それだけで今のリリスは軽くイッた。だがそれでは少年は満足しない。次から次に止め処なく快楽を襲い掛からせる。リリスの口がパクパクと動く。あまりの喜びの刺激に意識も遠くなる。それでもさらにロットは激しく責め続ける。

 ――うああっ、も、もう〜いいいっ!


 はあ〜はあ……もっと、もっと……深く。リリスさんの奥に。

 汗が飛び散る。荒い息の声があたりに響く。ロットがリリスの顔を強引に自分に向けた。瞬間、唇を合わせ、舌をこじ入れる。その状態のまま腰を動かし続ける。ただ激しいだけではなく、巧みに動かしているように見える。徐々に学習し始めたロットの腰。女のつぼの攻め方を覚え始めたのだ。
 リリスはもう抵抗という言葉などとうに吹き飛んでいた。だがガッツの力だけの強制とは明らかに違う

 ロットの誠実さ……素直さが行為となって表に出ているのだ。口の中で唾液と唾液が交錯する。リリスの身体は一時的とはいえMの意識が芽生え始めているのかもしれない。少年のペニスと情熱によってリリスの身体は激しく狂わされていった。



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