「お、おじょう……さまを……」
 あまりの辛さについに耐え切れなくなった女戦士。この辛さはこのいぼつきペニスを味わってみないとわからない。迫り来る絶頂を寸前のところで巧みにコントロールされ、また突き上げられる。もう身体はイク欲求でいっぱいだ。
 そしてその刺激を膣の淫らな肉がイクために感覚を研ぎ澄まして、敏感にするからさらにたまらない。
「どうしたの?お姉さん、イカさないでほしいの?言わないといつまでたっても辛いだけだよ」
 最後の理性を振り絞り、言ってはいけないその言葉を我慢する女戦士。
 その辛さをにこにこしながらかわいい声で恥辱の言葉をいう妖精の少年。

 ――くっ、で……でも、ああっ……もうっ!

 ぐちゃっ!
 膣の肉がさらに横に広がった。
 ペニスの太さが変わったのだ。これは人間にはまねできない。横に太く縦に長くなる。いぼの形もさらに変わる。いぼの上にいぼがついたのだ。先が細かく尖がったようになっている。
 それが膣内の粘肉をえぐりながら恥辱の快楽を与えていく

 ――あはあっ!!――

 大きな声を上げる女戦士。この瞬間思考が変わっていった。

「だっ、だめえええっ!――」
 もがき始める女戦士。

「お願いイカせてえええっ」
 ひくひくと腰を動かしあそこからいやらしいおつゆを洪水のように垂れ流す。
「イカせてじゃないでしょう、お姉ちゃん」
「ああ、あはっ!お、お嬢様を焦らし奴隷に……してえええっ!!」
 ついに言ってはいけない言葉を放ってしまった女戦士。快楽に負けた瞬間だった。

「ほんと?本当にいいの?助けに来たんじゃないの?」
 憎らしいほどのガキの声、なんとさらに確認を求めてきたのだ。だがもう女戦士には欲求を満たすことしか考えられない。

「いいのっ!いいのよおお!!――」
「お姉ちゃん、お嬢様を助けに来たんじゃなかったの?裏切っちゃうの?」
 なんという言い方だ。ガキにこういうことを言われる女戦士。

「いいのっ!イキたいのよおお!!」
「お姉ちゃんて快楽のためにお嬢様を犠牲にするんだ、そういうお姉ちゃんにはお仕置きしないとね」
 屈辱的な美少年の一言がさらに女戦士を狂わせる。
「じゃあお仕置きとしてついでにお姉ちゃんも焦らし奴隷にしてあげるよ」

「あはっ!いいっ!いいわああっ!!――」

 自分も奴隷にしてと言った瞬間だった。それまで絶頂寸前に巧みに動いていたペニスが暴走する。
 しがらみがなくなったかのようにペニスが乱暴に動き回る。
 溜まっていた性欲の欲望が一気に女戦士の恥肉に、頭に、心に駆け巡った。
 
 ――ぷしゃあああああっ!!――

 ――ぷしゃあああああっ!!――――


 逝った瞬間膣から潮が噴出する。今まで溜まりに溜まっていたモノが一気に噴出したのだ。すごい量の潮吹き。少年の粘液から出される効果の賜物。と、同時にペニスからもどくどくと精液のような液体が流れ出す。そして膣に入りきれない液が膣の肉の脇から漏れ始めている……。

 ――あはあああっ!――
 ものすごいものすごい絶頂感……そして

「あひいいいいいいいいいいいっ!!――――――」


 とたった一言……

 一言……



 だけ絶叫して……






 ――女戦士は失神したのだった。




 す、すごい。

 なにこれ……

 ポポのペニスははちきれんばかりの大きさになっている。もう先っぽから白い液がこぼれている。今までエロ小説やマンガはいくらでも読んできた。過激なモノも読んだことはある。
 SMっぽいのももちろんあるポポ。痛いのはポポも嫌い。でもこういうのは読んだことがない。こういう焦らし快楽というのは初めての経験だった。
 ポポに新しいジャンルがインプットされた。でもそれをどうこうという気は今はない。ただそういう性儀があることを知っただけ。ただただ、自分の快楽を今は満たすだけのポポ。


 ふう〜

 すっきりしたところで、辺りをなんとなく見回す。部屋の扉の向こうには衛兵がいるけど、もちろん気づいてはいない。そこでまた安心して続きを読み始めようとする。
 しかし、ここで問題がまた起きたのだ。

 続きには……


 エロシーンがまったくなかった。
 後は作者の過去の日記が突然続けられ、変なエッセイに変わっていたのだ。なにが楽しくて永遠とわけのわからないエッセイを読まされなければならないのか。
 それでも途中からまたなにかつながりがあるのかと期待するような思わせぶりなのだ。
この後読みたいのはもちろん、女戦士とお嬢様が焦らし奴隷にされる様子に決まっているではないか。

 やっぱり……












 これは詐欺小説である。


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