「殿下、とにかく黙っていてください、これは殿下のためでもありますから」
「……う、うん」
 言われてうなずくポポ。ルビアはもう冷静になっている。これからの事を考えるとそうならざる得ない。
 
 ――私が悪い……隙があったのよ……私に。

 そう言い聞かせるルビア。そう思うことが今は一番納得できることなのだ。

 ――あ〜でも、どうしようか……毎日これからも殿下の……。

 顔見て過ごさないといけないのだ。見ないわけにも会わないわけにも行かない。
 嫌いではない。だからといって特別愛してるとかでもない。されちゃった事にはちょっと戸惑っているが怒ってもしょうがない。

「ね、ねえ〜だまってるからさあ〜」
 甘えた声で寝ているルビアのおっぱいに抱きつく。
「ここでまた……会ってよ」
「え?」
 会ってよ? ……それはまたここで……という意味だ。

「……そ、それは」
「だめ?」
「……こういうことはですね殿下、あまりよくない……んんっ!」
 ポポがまた乳首を舐め始める。クリクリともてあそばれる乳首達。

 ――やだ、感じちゃう……。
 さっきイッていないせいもあって再び官能の嵐がよみがえってくる。この状況でも感じるルビア。薬の力は大きい。しかし今度はそうなる前に止めた。
 グッと顔を頬を持ってルビアの顔の正面に向けさせる。

「あ……」
 その迫力にちょっと戸惑うポポ。
「今日はここまで」
 ルビアがちょっと睨む。しかし……今日はここまで……と言った。
「じゃあまた今度だね」
 にっこりと笑って言い返すポポ。こう返されるともう……言い返せない。ところがポポの下半身はもうやる気まんまんになっていた。三回戦も睨んでいる。若い……本当に若い。若いとはいい事だ。うらやましい。自分の勃ったモノを見るポポ。そして何を思ったのか立ち上がった。

「てへへっ……」
 どうだい? 大きいだろうとでも言っているのだろうか? ルビアがそのモノを見る。見たくなくても見てしまう。

 ――え? う……うそ……。

 大きい、大きい……そう見えるのかもしれないが、夫のモノより大きいのではないかと勘ぐりたくなる。おそらくはこのシチュエーションがそうさせているのだろう。ポポがルビアの顔を見ている。次に身体を見ている。大きなおっぱい、キュッと締まったウエスト、魅力的なふともも……これではさらにペニスは元気になってしまう。

「あ、あの……殿下、今日はもう……」
 もう今日はかんべんと言いたいのだろう。
「困ったよ……小さくならないもん」
 わざとらしい言葉だ。演技ではないらしいが……またしたいと言う事だけはたしかだ。
「…………」
 困るルビア、しかしだんだんとそのペニスの形がルビアを魅入っていく。
「どうしても? ですか?」
「う、うんうん」
 かわいくうなずくポポ。

「…………」
 仕方ないと決めたルビア。されるよりはましだと判断した。

「わかりました、じゃあそこに横になってください」
「え……あっ……うん」
 言われたとおりポポが寝る。地べたの大理石の下に。ペニスだけがちょこんと出っ張っている。


 座るルビア。


 お互い裸のまま……。

 






 ルビアはフェラチオを始めた。

 
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