「んんっ!!」
 奪われる、唇!

 ショートカットの勝気な表情の唇がサルンの唇に奪われる!
 そして突然激しく口を動かすサルン。舌が……舌がねじ込まれる!

「うおおおおおおっ!!」
 わめく、わめく!セイキン! 
 自分の大好きなマレイアスがこんな汚いやり方の男に唇を奪われることは屈辱だ! 
 しかも自分の見ている前で!

 舌がねじ込まれる、それに合わせて女騎士の口も舌も動く。まるで息がぴったりのくちづけ。もうそうするしかない女騎士。女騎士の気の強さの象徴の一つである唇を思いのままにしているサルン。
 しかしセイキンはそんな事認めない!

「殺してやるううう!! 殺してやるうううううううううう!!」
 怒鳴り散らすセイキン。

 無視だ、サルンは無視している。

「うるさいね、この子は!」
 さらに怒鳴ったのは女ダークエルフの方だった。
 ゆっくりと相手を征服するかのようにねじ込まれる舌。一度外す。
「はあ〜はあ〜」
 

 顔が赤い、赤いマレイアス。感じているのか? 


 ちょっと間をおいて……さらに唇を合わせに行くサルン。再び口の愛撫が始まった。徐々に、徐々に長い舌を熱い女騎士の唇に入れていく。もうマレイアスは抵抗しない、出来ない。なにか特殊な効果に参っているように見える。

「ちくしょう! ちくしょおおおおおおっ!! おおおおおおおおおっ!」
 むなしい少年騎士の叫び声。その少年騎士は、自分のペニスを愛撫されているのだが。

 椅子の上でしつこくくちづけをされるマレイアス。

 マレイアスの手を顔の後ろに回し、さらに抱きかかえる。
 じっくり楽しもうというのだろう。まだ、まだ続く愛撫。

 しつこい、本当にしつこい、それでいて冷静だ。こういうタイプの男は嫌われる、が、逆の意味では相手は虜にされる場合もある。
 ねちっこい口づけが……終わった。
「はあ〜……はああ〜」
 大きく息をするマレイアス。そこで次に聞くサルン。

「次はどこを舐めてほしい?」
「……あっ……」
 後は胸と腹と……そして……だ。
「む……胸」
 マレイアスは胸と言った。
 でも……おなかがある、そこは他の二つより感じるところじゃない。なのになぜ……。

 ――もう、どうでにでも……。
 マレイアスは覚悟を決めたようだ。
「わかった……おっぱいだね」
 と言って鎧を脱がしにかかった。ついに……ついに胸の部分の鎧が外される。

 すると下着のだろうか?厚手のようなものが現れる。これは鎧の下に着る特殊な服だ。通気性に長けている服らしい。ぴったりタイプなのでおっぱいの形も良く見える。

 


 でかい。

 この大きさがたまらないんだ! っていう人にはぴったりの大きさだ。
 乳首の形もくっきり映っている。汗でびしょびしょの下着服。

「あん! くあっ!」
 悶える女騎士。椅子の上で……もがく、感じ始める!

 むしゃぶりつく! 卑怯な男が、胸に、おっぱいに!
 汚れのない美乳が汚いやり方を好む男によって、服の上から徹底的に嬲られ始めた!

「あっ! ……んああああっ!」
 声が出る、声が!
 乳首も弄られていないのにこの悶え声!
 なんて男だ、乳首を弄ろうとしない……どうやらこれも言わせるつもりだ。おっぱいをもてあそぶだけでも楽しめる乳。

「いい、声だ、堕ちて行く声だよ君の声は、たっぷりと屈辱と恥辱をこの身体に植えつけてあげる」
「だ、だめええっ! いやっ!」
 抵抗する、感じながら。
「駄目じゃないよ、マレイアス、君の身体はこんなに喜んでいるじゃないか」
「う、うるさあああっ! くあっ! ああんっ!」
 巧みに乳首を触らずに揉む! 揉む!
 絞る! 絞る!
 それだけで感じる女騎士。顔をサルンにうずめられる!
 次に下着を脱がされた。白いきれいなおっぱいが、乳首が現れる。そして言った。

「次はどこを舐めてほしい?」
 サルンは本当に徹底している、徹底しているのだ。

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