あと少しの絶頂というところで止められてしまった。身体がうずいて要求してくる。 ――こいつ…… 昼間の連続絶頂攻めが効いている。ひっきりなしにアナルとあそことクリトリス、尿道をいじめられ続けた。いやというほど無理やりイク事の喜びを植えつけられて、今度はイかさないというわけだ。顔に表情が出てしまう。女騎士の顔に……。 その表情がまたそそるのだ。サルンはペロリと舌を舐めた。 ゆっくりとマレイアスは椅子に座っているサルンに近づきペニスを掴む。 おおきい…… 大きい……淫らな欲求を寸前で止められたためなおさらそう見える。 ゆっくりとそれを口に含み始めた (なんて……こと) 人間の女がサルンの欲望のモノを慰めている行為に耐え切れなくなったランカ。 しかしどうすることも出来ないもどかしさとそして…… (これが……皇太子だった方のすることか……) ある意味悲しみの表情を浮かべるランカ。徐々に声が大きくなってくる。 特にはあはあ〜と息をしているのは…… マレイアスだ。 奥深く咥えるたびに欲求が頭に疼いてくる。 辛い…… イケないと辛い。 「うふふ、辛そうだね」 「…………」 何も言わずにサルンのペニスを舐めているマレイアス。 「僕がいいと言うまでするんだ、それまでおあずけだよ」 「…………」 「返事は? マレイアス」 返事を要求するダークエルフ。 「はい……」 慰め中のペニスを離して返事をするマレイアス。もう入れたくてたまらない…… ――入れたい? どうして……こんな奴のモノを…… 淫らな純粋な欲求には勝てないことを植えつけられ始めた……認めたくない淫欲、淫らな葛藤。 口に咥え込むたびにあそこが入れて入れてと悲鳴をあげる。 それに耐えながらマレイアスはペニスを慰めているのだ。逆にもうスッキリされたら困る。 「最高だよ……その耐えてる姿……僕はその表情が好きなんだ」 言い放つダークエルフ。 「さて……入れてあげようかな、言うんだ、マレイアス」 チュパッっと濡れそぼったペニスを離す女騎士。 「あなたのペニスで欲望に飢えた膣肉を思いっきり狂わせてイカせてくださいって」 「……あっ……」 ちょっと抵抗感が来る……この期に及んでまだ羞恥心がある。 「言うんだよマレイアス、お嬢様のために……」 脅迫している相手に言われるとは…… 「あ、あなたのペニスで……欲望に飢えた……ち……膣肉……を思いっきり……イかせて……ください」 「いい子だね、マレイアスは」 と言ってサルンが触手を出してマレイアスの両腕を奪う。 「あっ……」 吊るされた……ランカと同じように…… 正面にランカがいる……おなじように吊るされたランカが。ランカと目が合うマレイアス。 ――誰だ? ほんとに…… 次の瞬間! 「うああああああああっ!――――」 一気に強烈な快楽の刺激がマレイアスの下半身を襲った。図太いペニスが一気に奥深く入り込んだのだ。両腕を吊らされたまま足を拡げられて膣穴に容赦なくサルンのペニスが潜り込んだ。立ったままペニスを注入するサルン。 一気に絶頂近くまで快楽と衝撃が伝わる。 「おやおや、もうイこうとしているの? 入れただけだよ」 「あはああっ!――――」 強烈な悦楽に耐えられないマレイアス。しかしまだ絶頂には達しない。 「入れただけでイかせるわけには……いかないな」 「あうっ……ああっ……」 絶頂がこない……せつなさがドット襲い掛かる。 「ゆっくり動かして……だっぷりと時間をかけてイカせてあげるよ」 「だ……だめっ」 「勝手にイッタらお嬢様にこれをぶち込むよ」 「なっ!……」 汗だくの顔をサルンに向ける女騎士。 「耐えるんだね、欲望に狂わされながらさ……もっとも勝手にイカせるつもりは毛頭ないけど」 容赦なくサルンのペニスでの焦らし攻めが始まった……。 |
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