イかされた……


 少女に……十ぐらい年下の少女に。といってもエルフの年齢は人間とは違うらしいが。
 でもイッた瞬間は最高だった……屈辱感と絶頂感が一緒に襲ってきた感じだった。

 こんなにもてあそばれるように……されるのは本当に屈辱。

 でも……


 すっきりしているランカをよそに、インリが今度は横にある化粧箱の一つから何か取り出した。

「じゃあね〜大好きな浣腸をする前に、事前準備してあげる……」
 と言うと向こうの方からなにやら数珠のようなモノを持ってくるインリ。

「うふふ、これねえ〜パールがすごいのよ〜」
 アナルパールだ、だけども普通と違い丸くなっている部分に小さなピンク色のイボが無数にある。
 これで肛門からの刺激が増大するらしい。

「すごいでしょう〜ふと〜くなったりほそ〜くなったり、さらにこの粒上のぶつぶつで交互に襲ってくるのよ」
 楽しそうにいうインリ。ランカにとってはそれが嫌でたまらない。長い数珠のような部分を舌でぺろぺろと舐める少女。これから思いっきり楽しもうというところか。

 インリはミシェルンにアナルを調教されたことがある。アナルだけ徹底的に開発されまくったのだ。
 その経験をこのランカの肛門に植えつけようとしている。

「あそこよりもお尻の穴でイクことに喜びを見出すようになるわよ〜」
 うれしそうに言う少女。もうあきらめ顔はランカの方だ。こんな少女にアナルパールで躾けられるとは思っても見なかった。座っている足を組み替え、勝ち誇るような態度の少女。

「さあ〜お尻をもっとよく近づけるのよ」
 そう言うとパール一個一個に丁寧にさきほどの紅い液体をエロチックに塗りつけていく……
 指で舌に盛るように乗せて舌でパールを嘗め回しているのだ。一方のランカはただただじっと待っている……

「は〜い、お姉さま、入れるわね〜」
 最初の一個目のパールは一番大きい。一個目がお尻の穴に入る瞬間、ランカが声を出した。

「あっ!――」
「うふ、感じた?」
 問いかけるインリ。
「…………」
「あらあらだんまりなの〜? いいわよ別に痛くないようだから連続注入してあげる〜」
 にこにこと微笑みながら大小さまざまな形をしたパールを肛門の中に埋め込んでいく。一個ずつ入るたびにくる刺激がもうたまらない。肛門の穴は確実に変化を始めていた。

「すべるように入っていくわね〜やっぱりアナルにマゾの素質があるのよお姉さま」
 まるで何かを発見したような言いかただ。そうこうするうちに全部飲み込んでしまった。後は細いしっかりした長い長い糸状の物だけが肛門から出ているようになっている。その先端を座ったままクイッと持ち上げランカのお尻を見る。釣り糸のようにクイクイと動かすインリ。

 

 ――さ〜てどんな声出すかしら、かなりほぐれてきてるから……結構感じるでしょうね。

「出しなさい、ランカ」
 少女が命令した。

「…………」
 黙っているランカ。出すという行為だけは嫌なのだ。排泄しているのと同じだからだ。

「出すのよお姉さま、浣腸の前の事前訓練よ、穴にね〜出す喜びを教え込むのに必要なの」
 すました顔で大胆なことを言う。さらににやっと不気味に笑う。ショートタイプの髪がそっと揺れる。

「……無理よ……」
「無理? な〜に言ってるの力んで出せばいいじゃない。いつも出してるでしょ? 
それとも便秘かな?」
 次々と辱める言葉を連発するインリ。こうやって自分も調教されたのだ。

「お願い……もうこれ以上は……」
「駄目よ〜お姉さま聞き分けないわね〜浣腸の回数増やすわよ、本当に」
 


 ピシッ!!

 またお尻を叩く! 躾けるように……

「くううっ……」
 汗がまた出てきたランカ。お尻の穴からくる熱いモノはさらに込みあがってくる。

「言いなさいよ〜……もう〜じゃあ、あの女騎士に浣腸しようかしら?」
「え?」
「当たり前でしょ、あなたが言うこと聞かないんだもの、お姉さまが悪いのよ」
「ま、待って……」
 よつんばいのランカが振り向いてインリに言う。
 インリの背徳の笑顔が不気味に見える。

 ――こ、このっ……
 逆らってもどうしようもないことはわかってはいる。だが、身体が……いや心が抵抗するのだ。

「女騎士に浣腸してほしいのなら、あなたの代わりにしてあげてもいいわよ、あなたはには一切今後しないと誓うわ。ただしあなたにする浣腸を全部あの女にするわ、あなたが逆らった倍の量してあげる。たっぷりと快楽の苦痛を与えてね。」

 ――こ、こいつううっ……
 目をつぶって怒りを抑える。女ダークエルフ軍人。なんて卑劣な少女だ。顔はかわいいが中身は真っ黒である。

「うふふ、お姉さま、あの女騎士に犠牲になってもらう?
 私はあなたにしたいのだけどな〜わかってよ〜」
 今度はやさしい声だ。まるで猫なで声。

「わ、わかったわ……」
「じゃあがんばって全部だしなさい、いいわね、お姉さま」
 ランカはあきらめて出すことにした。
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