「うああっ!――」「
 グにゅっという感触と、一瞬だけきた、にぶい感覚が、膣から襲う。顔を赤らめる戦乙女。サルンの勢いよくそそりたつモノが、ラゼを貫く。

「サルンさま! やめてください! あっ!――」
 文句を言った、ランカに対してサルンは、ランカを拘束していた触手で、再び快楽を与え始めた。
「あはっ! だめ!――」
 こじ開けられるようにランカの膣肉を、もてあそぶ触手たち。

「黙ってみていろ!」
 低い声でランカに言う。そして再びラゼを見る。その瞬間、さらにペニスが生き物のように動き始めた。
「くはあああっ!――」
 犯されていても、反応をを始めてしまう肉……ラゼがにらみながらサルンを見る。

「いい表情だ、やりがいがある」
「き、きさまは……地獄……いきだ……」
「なんとでもいいな、負け犬の声は心地よいだけだ」
 さらに腰を近づけ、ぴったりと寄り添う下半身。異物の感触に、だんだん感じ始める乙女。

「う……うぐっ……はあああああっ……」
 顔が赤くなるラゼ。にやつく少年王。
「いい具合だ、さすがは弟が惚れただけはある」
「うおおおっ! やめろ!――」
 耐えられなくなったラゼ。太ももを揺らす。しかし、しっかりと触手に固定されているために、身動きはとれない。
「僕の后になるんだ!――」 
 腰をクイッと動かし、より奥に挿入させた!

「うあああっ! はああっ!」
 太ももに汗がにじみ出る。凌辱されているという感覚が、ラゼの頭を突き抜ける。その表情を楽しむサルン。さらに近づけ、戦乙女の頭をおさえつけた!

「うぐぐっ」
 無理やり下を向かせる。屈服させるかのように……
 その様子をじっと見ているミシェルン。
 サルンが、ダークエルフ王族の女性を襲うのは初めてだった。

 ある意味新鮮だ。

 腰が淫らに動き始める。その動きに、徐々に反応してしまう、下半身。淫らな欲が、いやおうにでもラゼに入っていく。恥辱と交わりながら……

「やめろ! この外道!――」
「数日もすれば、欲望に負けるようになるさ。あいつは、まだ教えてなかったのかな?」
「おのれ! おのれええええええええっ!――――」

 怒り狂うラゼ。悲しみにくれるランカ。いい気味だと見ているミシェルンたち……

 こうしてラゼはサルンに堕ちていった……
BACK
NEXT TOP