貴婦人凌辱 (同人小説) でじたる書房で販売開始 貴婦人凌辱 「お、お願い……肛門の……肛門の管理をして……」 被虐の行為に狂っていく、カチュア貴婦人…… 年下の女のレズSM焦らし攻めに、カチュアは心と身体を管理されていく…… それも特に……あの穴を…… 12月15日更新分追加 でじブック形式 ページ数702ページ 主なキャスト |
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本文一部抜粋 その1 (その2からエッチシーンあり)↓12月6日更新分は一番下です。 |
カレイスという国がある。軍事大国であり、経済大国でもあるこの国は、戦争が耐えない国だ。だが、最近十年間は、大きな戦乱もなく、平和である。 そんな国に、一人の貴婦人と呼ばれる女性がいた。 未亡人という言葉が似合う貴婦人。年齢は二十代後半ぐらいか? タイプ的に人妻というタイプ、しっとりとした未亡人というのがふさわしいかもしれない。 少し気の強いタイプに見えるが、根はやさしいといったところか? だが、よく見ると、やさしそうにも、ちょっと強気にも見える。 そういう不思議な魅力を、混ざり合わせて、持ち合わせている女性のようだ。 だが、下の者にも気が利くらしい。理不尽な要求はしないといったタイプ。 ふっくらと大きく膨らんだ乳房は、食い入るように見る男達にとって、最高のモノだ。 しかし、決して淫乱さはなく、あくまでも清楚。それがさらにそそるような女性だ。 ロングの髪がそれをさらに引き立たせている。 その彼女が、晩餐会に向かう。地方領主ゼロッタ配下の有力貴族、ミレン家のパーテイに御呼ばれしている一人なのだ。辺りには無数の馬車がたくさんある。数多くの貴族の者たちが集う晩餐会。 そこで忙しく働いている見習いメイドが一人。 ――疲れた…… さびしげな少女といった感じが似合う。肩をポンポンと叩く少女。 この娘の名は、バレアン。どことなく寂しく、どことなく、負けん気の強さを持った少女。 だが、何か影があるようにも見える。 「バレアンって言ったっけ? 今度はコレをお願い」 メイドの一人が、料理を持っていくように指示する。 「あ、はい」 先輩のメイドに言われて、パーテイ会場に戻るミレア。もちろん自分が食べるためではない。 何百人といる男女。お金もかかっているだろう。その中を少女は、歩いていく…… そのお金と料理にコンプレックスを少女は持ちながら…… すると少女が立ち止まる。目の前の美しいドレスの紋章に畏怖を感じるように…… そしてそのドレスを着ているのはさっきの貴婦人である…… 「はい、いつもわがままばかりで……」 「いやいや、あなたに言われるわがままなら、気にはなりませぬぞ」 いかにもスケベ中年のような男が、しっとり姿の貴婦人に愛想を振りまいている。 そしてしっかりと膨らんだ胸に釘付けだ。 しかし、貴婦人は、まったく嫌な顔をしない。まるで慈悲の塊のような女性だ。これなら、男にモテルは当然。いつの世も男は、やさしいタイプを望む。 だが、なんとなく強い決意も垣間見える女性なのだ。それが簡単には男を受け入れない壁になる。 それがさらに男の独占欲を掻き立てるのだ。 「失礼します」 と言ってテーブルに料理を置くバレアン。チラッとそれを見てにっこり微笑む貴婦人。 「ありがとう」 下の者にもやさしいようだ。好感がもてる。 「いえ……」 わざわざありがとうと言われてちょっと驚くバレアン。 ――あの人がカチュア……あの人が…… なんとなくかチュアという女性を見るバレアン。複雑な目で女性を見つめる。 カチュアとはもちろんあの貴婦人のことだ。 カチュア・ロレンタ 貴婦人。ロレンタ家の当主。二十代後半。 この街の実力者の貴族の一人である…… ミレアが仕えているミレン家と対等の力を持つ家柄だ。 地方領主ゼロッタ家の配下の二大帝家といわれる家だ。 父の後を継いで、身分を継いだ女性カチュア…… そして……それをなんとなく見ているメイドのバレアン。 このメイドさん……がなぜ複雑な目で見るか? それは、このロレンタ家に潰された家の娘だからであった。 ロレンタ家は、地方領主ゼロッタ家の配下の地域で、武器関係のギルドを統括している家柄だ。 この領内のあらゆる武器商人は、この家の許可を受け、領主に認可されなければ、営業活動が出来ない。 武器の既得権益は、すさまじく大きい。カレイスという国は、軍事国家であり、常に紛争が耐えないため、必然とどこの領主でも、武器の権益を手に入れている貴族は強いのだ。 だから、この国では、重要拠点はすべて、皇族の者が支配している。もめた時に、皇族が命令すればやりやすい。 が、この領主ゼロッタの地域だけは、有力貴族のゼロッタ家が統治しているところなのだ。 故に、統率力は皇族支配より弱い。 ということは、配下の貴族同士の紛争がよくあるということ。 もともと各々独立心が強い貴族の者同士。争いは耐えない。最悪は戦争だ。 ロレンタ家も二十年前に、隣接する地域の家と争いになって、戦争をしたことがあるのだ。 莫大な裏金と、利益が転がり込んでくる武器関係ギルド。 その権益をこの領内では、ロレンタ家が一手に握っていた。 |
その2 |
めずらしい…… カチュアがお酒を飲んでいる。 普段、お酒は必要な場合以外、飲まないカチュア。 そのカチュアが…… 「いい気持ち……」 ――もっと気持ちよくなれる? ――効果あるのかしら。 どうやら言われて飲んでいるようだ。要求したのはもちろんミレア。 お酒を飲んでのプレイを楽しむらしい。飲むと気の強い顔がさらにエロチックになる。 いい気分に浸っているようだ。そして心がなんとなくときめく。 今日は何をされるのかと…… こんな気持ちは以前にはなかったカチュアさま。 明らかにミレアに開発され始めている…… 身体も……心も。 その当事者があらわれた。いつものようにタキシード姿だ。表向きは、夜の演奏を聞くということになっている。そういうことにして、毎回夜に、来るようにさせている。 エロチックの顔が軽くうなずく。もうだいぶん飲んでいる。それを見て思うミレア。 ――うふ……思っている以上に飲んでいるようね。 人間、興奮すると普段しないことを結構するタイプの人が多いのだ。 カチュアもその一人。 スッと無造作に近づく。そしておもむろに演奏を始めた。今日も、性欲を高めるという曲を披露する。 その曲を聴くと淫らになるという曲だ。ゆっくりと催眠にかかる貴婦人。 うっとりとした表情がその証拠だ。十五分ぐらい演奏は続く。 催眠状態に入ったカチュアさま。ここからがいつもの本番行為だ。ゆっくりとバイオリンを置く。 そしてそっとカチュアに近づく…… すっとカチュアが立ち上がった。もうしてして、といった表情だ。 身体からエッチな匂いがあふれ出てくるようである。魅力的なおっぱいが目に止まった。 谷間が早く手を入れて、刺激をしてと叫んでいるようだ。 汗がにじみ出ている胸の谷間。その胸にゆっくりと両手が覆いかぶさった。 「あっ……」 生暖かい感触がネグリジェを伝わってくる。 ミレアのやさしい手が、カチュアのおっぱいをときめかせるのだ。 「んんっ……」 いつものようにキスが始まった。もうお互いに舌を入れている二人。積極的なのはカチュアの方だ。 しかし、後半になるとミレアが責める…… これがいつもの二人の愛の形になっていた。 長い長い舌の入れあいが続く。カチュアの舌がミレアの舌と妖しく重なりあう。そのたびに唾液が混ざり合って、ますますのめりこんでいくのだ。今日はさらにお酒の勢いつき。 「カチュアさま……」 うっとりとミレアはカチュアを見る。それに微笑で答えるカチュア。一切の邪念がない表情で。 「んんっ……」 抱き合ったまま、二人はさらにキスを始めた。 しばらくするとカチュアが寝そべった。その熟れた肉体に覆いかぶさって、ミレアが愛撫する。じっくりと愛を重ねる二人。ところが、今日はここから違った。 「え? 後ろ?」 「はい……」 笑って言うミレア。 ――やだ……後ろから? そう思いながらも、ときめくカチュア。せつない大人の表情でミレアに答える。 「わかったわ……」 許可が出た。するとミレアが後ろへ回った。 ――ふふふ、お尻を……お尻…… お尻を撫で撫でするミレア。女演奏家が、貴婦人のお尻を撫でている。 ――アナルの……開発よ。 そう心で思った瞬間だった。スッとアナルへ指が入る。 突然の肛門への刺激…… 「あっ……」 思わず目が開くカチュア。まさか肛門に行くとは思って見なかったのだ。 中指でゆっくりと肛門をいじるミレア。アナルの入り口の肉が、ゆっくりと中指を受け入れる。 「あ、ちょっと……」 寝そべっていた貴婦人に想いも寄らない攻撃だ。さすがに戸惑う。 「ここ……かわいがってあげたいのです……」 平気な顔して言うミレア。 「だ、だめよ……汚いわ」 「そんなことありませんわ」 サッと否定する。ここからはアナルの開発に力を入れるらしい。 「ほら……ココ」 といって無邪気に触る。決して肛門をあきらめようとはしない。指が入るたびに、今までとは違う刺激が入り込む、カチュアの肉体。 「う……あんっ」 後ろを向くのをやめたカチュア。そして身を任せ始めたのだ。 もう抵抗はない。 「ここ……もっとしていいですか?」 「ええ……いいわ」 貴婦人の許可が出た。とうとうアナルも目的に入った。 ――してあげるわ……たっぷりと。 そう思いながらミレアは、年上のアナルを愛撫し始める。 中指を奥深くいれ、ゆっくりと抜く…… そしてまた奥深く…… 「あ……うふ」 ロングの髪が揺れる。カチュアもミレアも、もう裸だ。その脇にある小瓶をミレアは取り出した。 そして肛門の周りに塗っていく。これに驚く貴婦人。 「そ、そんなところに……」 「穴の奥にも……塗りますわ」 済まして言うミレア。肛門用の媚薬らしい。熱く熱くなるらしいとのこと。 指を入れて、ぬるぬるとした軟膏をアナルの奥に染み込ませる。そのたびに目をつぶって悶える貴婦人。アナルをほじくられているような快感がゆっくりとくるのだ。 お尻の穴からの感覚が、そのまま全身にくる。 「すごい……」 ミレアがポツッと言う。 「だめ……なんか変」 カチュアが小声で返す。 「もっと塗りますね」 そう言うと軟膏をたっぷりとつけた指を小さな穴にこじ入れていく。お尻がピクンピクンと動いた。 「カチュアさま、お尻を上げてください」 ミレアが、寝そべっているカチュアの腰の部分を手で軽く抱える。お尻をあげてと促しているのだ。すると、ひざを折ってゆっくりとカチュアはお尻を突き出した。 ミレアの目の前にぱっくりと肛門が開いた。 ――うふふ、いい格好じゃない。 そのままミレアが顔をお尻に突っ込む。バックから責め立てはじめた。 「うあ!――」 お尻の穴と、膣を交互に舐めるミレア。もう、こんな事も平気だ。 慣れとは恐ろしい。 ちょっと前までは、あそこへの愛撫も抵抗があった女が、今やアナル攻めである。 肛門の周りを噛むようにするミレア。それに貴婦人が悶えて一生懸命答える。 「んあっ!――」 感じる肉体!―― 感じる心。 肛門をまさぐられているという感触が、カチュアのマゾの心を熱くするのだ。 ベロで穴に刺激をして、指で奥を犯すようにいじる。この行為がたまらない。 ――熱い……あそこが。 肛門が熱い……とても熱く感じるカチュア。少しずつ指の出し入れが早くなった。 それでもお尻の穴は、もう慣れてきている。 挿入と排出……に。 グイグイと肛門の肉が、出て行こうとする指にはキュッと絡み、 入り込もうとする指には奥へいざなう。 「いい……いい〜」 小声で言うカチュア。その声を敏感に感じ取る女演奏家。 ――すごい……こんなに…… 入れながら、穴の感触を覚えるミレア。この貴婦人のお尻の穴は、責められるのを待っていたかのようだ。 それも長い間…… そう思いながら、ミレアは開発を進めていく。 指を巧みに動かし、狂わせて行くミレア。 うっすらと微笑む女演奏家には、プチサドから本格的なサドへの目覚めが始まっていた。 |
10月27日更新分↓ |
肛門だけという言葉が、身体を支配していく…… アナルだけと言われてから数日が過ぎる。 毎日続く焦らし絶頂責めに酔いしれる貴婦人。もう、ミレアなしでは肉体は満たせない。 そして……さらなる責めがカチュアを襲うのだ。 ――はあ〜 いつもどおりのカチュアだったが、一つだけ言われたことがある。 それは…… ――自慰して……なんて…… どこでもいいので、暇があれば自慰をしてと言われた貴婦人。さらに、なるべくアナルでと言われたのだ。 こんなお願い、以前なら絶対に拒否していただろう。だが、今やマゾの調教を受けている貴婦人にとって、ミレアのお願いに近い命令は、絶対になりつつある。 誰もいない執務室…… 朝食でのミレアの演奏、次に、重臣との打ち合わせ等も終わった。 ――やってみよう…… 座っているまま、そっとドレスをまくって、ショーツをまさぐる。白いショーツはもう濡れていた。 考えるだけで、敏感になり、密を垂らす貴婦人。 ――あ、いい…… こんなところでの自慰……早速、膣に指入れ。だが、アナルにはこの態勢では入れにくい。 だから、最初はここからだ。 ――う……うんっ…… すべるように入り込む指が、非常に心地よい。穴は、すぐに受け入れてくれる。 感情が高まっていくカチュア。 一気に昇りつめたくなる。だが、ここで焦らしの癖が出た。これだけ毎日、焦らされてイかされているのだ。 もう、焦らしなしでは満たせないマゾのカチュアさま。 ――た、耐える……耐えるのよカチュア。 自分に言い聞かせる貴婦人。 さらに、欲望が高まると…… 今度はアナルが求め始めてきたのだ。肛門がヒクヒクと刺激してと促す。 そこでちょっと肛門に入れやすい態勢に変える。 「あ! むはあっ!――」 膣穴とは違う感情が、頭に響く! ――いい! いいわ! はっきりいって、こっちの方が最高だ!―― ――すごい! すごいわ! もう、アナル一本に絞り込むカチュアの指! グチュ、グチュとかき回す快感に酔いしれる! 「もっと! もっと!――」 片方の手は、おっぱいに行っていたのだが、 とうとう両方が、いっきにアナルへ伸びていく…… 次の瞬間、はじけとんだ! 「イク! いくうううううううううううっ!――」 部屋で声をあげてしまった貴婦人。下半身のショーツがぐっしょりと濡れる。 膣より……クリより…… アナルが……肛門が…… いい……の。 自慰でさえも、肛門の方を優先させようとしている貴婦人。 ミレアの仕掛けた罠が、どんどん効いていく…… 今日は、外出。 行き場所は、元夫のために作ったという山の自然の場所の屋敷。 この屋敷でのミレアとの行為にも思い出がある。 表向きはここで演奏を聴くということになっているのだが…… 「さあ〜 肛門を見せて」 演奏が終わるとすぐに言うミレア。もはやこういう言葉も平気の状態だ。 それはSとMとの関係の始まりでもある…… 防音の壁が施してあるこの部屋は、大声で叫んでも、声が漏れない。 メイドは呼び鈴以外ではこなくていいと言ってあるし、衛兵もみな外だ。 「ええ……」 恥ずかしそうにアナルをミレアに見せ付ける貴婦人。 ミレアが座っている、目の高さのある台の上に乗っての行為。 ドレスの裾をまくり、きれいな太ももをあらわにする。 そして、ショーツをゆっくりと剥いでいくのだ。 すると、綺麗なアナルの穴があらわれる。 スルスルと肛門の周りに手をあてるミレア。 アナルがほじられると思った瞬間! 「あっ!――」 指がもぐりこんだのは、膣肉であった。うんこ座りしている股の間を腕が伸びていく。 刺激がくるのはクリトリスと膣…… アレじゃない。 「もう濡れ濡れじゃない」 「お、お願い……は、はやく」 アナルへの責めを渇望するカチュアさま。しかし、その肛門へは責めは、すぐには行かない。 「だめよ、じっくりとこちらの方からいたぶってあげるわ」 すぐにアナルは触らない。ここからもう焦らしは始まっている。 「おねがい……んっ……もう……」 一気に高まるアナルへの被虐攻撃欲求。 「だったら、肛門を責めてって言って……」 「え?」 一瞬、戸惑うカチュアさま。肛門という言葉発するのは、正直嫌だった。 やはり貴婦人たるもの、そういう卑猥な言葉を言いたくはない。 ここまで肛門をいいようにされていても、いざ、言葉に出すのは躊躇する。 「言うのよ、カチュアさま。肛門という言葉を言うことによって、あなたは新しく生まれ変わるの」 ――こ、肛門……生まれ変わる? 拒否しようとする心を、身体が、NO! を命令する。 「こ、こう……もんを……」 「だめよ、はっきり言いなさい」 椅子で偉そうにしているミレア。タキシード姿での、サド責めが始まった。 「肛門を……触って……」 気高い貴族の娘が、肛門を触ってと言うのは、非常に辛い。 今までは、言わずに済んでいたからだ。 「肛門をいじってほしいのね、やっぱりカチュアさまは、肛門がお好きなようね」 「………ええ……」 恥ずかしいカチュア。これだけ破廉恥なことをしていても、言うのは辛いようだ。 「だったら、肛門を広げなさい、指で」 「ゆ、指……で?」 自分で自ら広げたり、触ったりするのは、ミレアとの行為ではなかった。自慰の時ぐらいだ。正直、人前で肛門を広げるのは恥ずかしい。 しかもこの格好で…… 「広げるのよ、ぱっくりとね」 クスクス笑いながら言うミレア。マゾの心をくすぐるように。 カチュアはうんこ態勢のまま、ゆっくりと指で肛門を広げていった…… 貴婦人が、肛門を指で広げ、みせつける…… 信じられない行為が行われている。 「丸見えよ、カチュアさま」 指で、肛門の周りの肉を引っ張るカチュア。それを椅子に座って見続ける女演奏家。 「くは!」 指が入り込んだ! 激しい指攻め! 「いいいいいいっ!――」 あっという間に絶頂寸前に追いつめられる! 「あはっ!――」 一気に引き抜かれるミレアの指! 「もう、イクの? まったく、淫乱な肛門ね」 寸前にサッと引き抜く。悶えるカチュアのお尻。顔の表情は淫乱そのものだ。次にいつイかされるかという喜びでいっぱいらしい。 「お、お願い……イかせて」 哀願する貴婦人。 「イキたいなら任せてほしいことがあるの」 座っていたミレアが、ゆっくりと立つ。そしてカチュアの顔の前に来た。 「管理させて頂戴」 「え?」 管理? 何の? 「肛門の管理よ」 にやついて言うミレア。 ――ええ? 驚くカチュア。肛門の管理とは…… 「あなたの肛門は淫ら過ぎるのよ。だから管理します」 平然と言うミレア。 「……ちょ、ちょと……」 管理するという言葉に、躊躇するカチュア。 「管理させてくれないならイかせないわ」 「…………」 管理という言葉に、危険な香りを感じるカチュア。 だが、マゾの心が背徳感でいっぱいになると、それは喜びに変わりはじめる。 ――か、管理……管理だなんて…… 調教という言葉には、もう抵抗感はない。今、されているのは調教と思っている。 しかし、管理というのは意外な言葉だった。 すると、躊躇しているカチュアの肛門に、すかさず指を2本入れる! 「あうっ!――」 ガクンと顔が跳ね上がった! 「ここの管理よ、カチュアさま〜」 今度は甘えた声で言う。 「あ、あぐっ……くはあああっ!――」 イク寸前になったカチュア。引き抜かれると思った瞬間! ズボッ!―― 思ったとおりの展開……辛さが倍増する。 この背徳に浸ると、カチュアは変貌してしまう。 「い、いいわ……」 「管理していいのね?」 念を押すミレア。 「ええ……」 背徳感いっぱいに満ちた表情で答えるカチュア。 もう、このシチュに耐えられない!―― 「じゃあ、肛門の管理をしなさいって、命令して頂戴」 笑いながら言うミレア。 その笑いに答える貴婦人。 「こ、肛門の……管理をしなさい……」 言った瞬間だった。2本の指が強烈な刺激で肛門の中を掻き荒らす! 数分後、マゾ貴婦人は、思いっきりイッたのであった。 だが、一度イクと、そこからが本番だ。 今度はひたすら連続での絶頂攻め。もちろん、肛門のみ。 気が狂うばかりの感触…… 感度……性感…… 身悶えるカチュア。何回もひっきりなしにイかされる!―― 「イク! いくうううううううううううっ!――」 何十回イッたというのに、まだイキ続ける。 「約束よ、管理するのは私! わかってるカチュアさま?」 「はいいいいいいいいいいいいっ!――――」 強烈な連続絶頂に、悶えるカチュア。肛門の管理の意味さえ、もはやどうでもいいぐらいになっている。 したたり堕ちる愛液は、ふとももを伝わり、床に落ちるほどだ。 さらに、イクたびに愛液を撒き散らしている。 それを台の上でやるので、撒き散らしが広がっていくのだ。 座っているミレアは、自分の指とバイブで、 イクたびに収縮するアナルを、あざ笑うように見つめている。 ――ふふふ、とうとうここまで……すごいわね。 もはや、奴隷のように言うことを聞くマゾ貴婦人。 ――さ〜て……一息ついたら…… ミレアは次の手を考えていた。 くたくたになって、ソファで寝ているカチュア。その横には、ミレアもいる。 防音の壁は一切声や音を通さない。メイドたちも、呼び鈴がない限りは入ってこなくていいということになっている。もちろん、衛兵は屋敷の外にいるだけだ。 そんな状況で、目が覚めるカチュア。 ――はあ〜よかったわ。 連続でイッた後は、いつも睡魔がくる。そして起きた後、ミレアとゆっくり話すのだ。 「すごかったですわ、カチュアさま」 「……ありがとう」 こういうのがもはや日課。 「じゃあ、明日から管理しますから……バイブ入れて生活してくださいね」 「え?」 今、なんと? 「バイブ入れたまま、生活してくださいと言っているのですよ」 「ちょっと……まって……あんっ!――」 いくらなんでもそれはと思っている時だった。指が2本強引に入る! 2本の指が、寝ている貴婦人の肛門を襲った! 「くはあああっ!――」 またまた悶えるカチュアさま。 「管理するには、まず、肛門をよく知らないといけません。そのためにはバイブが必要なんです」 肛門を管理するのに、バイブが必要? そんな管理、聞いたことがない。 「あ、あの……ミレア……あはあああああああっ!――」 マゾ穴にされた肛門を、かきむしるようにいじるミレア。 そんな乱暴な行為でも、もはや感じてしまうカチュアのアナル。 「さあ〜言ってください、管理のために、バイブ入れて生活しますって……」 ――い、いや……ちょっと。 心が抗う。しかし、それを抑えつける指の動き! マゾの心はこれを拒めない。 ――あはっ! いいいいいいいいいいっ!―― 絶頂がきた! たまらない刺激! 頭がまた真っ白だ! 「言うのよ、カチュアさま。あなたが望んでいる管理とはこういうことよ」 耳元で、マゾ貴婦人にささやくミレア。その効果は抜群だった。 「……は、はい」 「うふふ、聞き分けがいいわね〜 じゃあ、命令して、カチュアさま。バイブを明日から入れなさいって……」 クスッと笑って言うミレア。 「バイブ……入れて……入れ……なさい」 そういうと、心がときめく! ――だめ、最高…… ――最高なのよ…… マゾ貴婦人、カチュアの崩壊の序曲が始まった…… 次の日…… ミレアが朝食の時間にあらわれた。もちろん、演奏するためだ。 しかし、今日はなにやら箱を持っている。小道具のような物を入れる箱のようだ。 だが、それが何かは……カチュアは知っていた。 演奏が終わり、コーヒーを飲む二人。ここで二人っきりになる。 するとミレアが、横に座る。。 「じゃあ、早速……これを……ね……」 恥ずかしそうにしているカチュア。 だが、もうはや逆らう気はない。そういうところまで来てしまった二人の関係。 取り出されたのは、いつも使っているタイプのバイブだ。それと、貞操帯であった。 「演奏している間につけてくださいね」 立ち上がって演奏を再開するミレア。バイオリンがメロディを奏ではじめる。 ちょっと躊躇した貴婦人だが、バイブを見るとときめく。 そしてマゾの心がよみがえるのだ。 さらにミレアを見る。 演奏しながらずっとこちらを見ている。まるでマゾを管理するサドのように…… 次の瞬間、立ち上がったカチュアさま。演奏しながらそれを見ているミレア。 大きく胸の谷間が開いたドレスを、ゆっくりとまくりあげ、ショーツを脱いだ…… 衝撃的なシーンだ。 貴婦人は、貞操帯つきのバイブをゆっくりと肛門に入れていく…… 肛門だけでイクことを義務づけられたカチュアの身体…… それはカチュアにとって、辛い恥辱の序曲であった…… |
12月6日 更新分 |
――う……うぐ……はあっ…… 肛門にもぐりこむ黒い物体。いつも使っているのよりも少し大きい感じがした。ヌルリとそれはアナルを塞いでいく…… ちょっと顔を下に向ける。そうでもしないと、こんな変態的な事を人前ではできない。 根元までゆっくりと入れていく貴婦人。演奏しながらそれを見るミレア。 すごいシチュエーションだ。 ――ふふ、いい表情してるわね。 カチュアのなんともいえない表情を、じっと見ているミレア。 この異常な雰囲気に二人は飲まれている。 「はあっ……」 貴婦人から吐息が出た。この状況では仕方ないだろう。異物が肛門にもぐりこんでいくようだ。だが、あの淫らな穴からは。マゾになるための官能の液が出ている。 根元まで飲み込んだ時だ、ミレアが近づいてきた。演奏をやめる。 「しっかり飲み込んだわね」 「ええ……」 言われて顔が真っ赤のカチュア。自分でも信じられない行為をしている。 「じゃあ、仕上げをしてあげる」 そう言うと、貞操帯のベルトの部分を持つ。 「くはっ!――」 グイッと引き上げられる貞操帯。一気にアナルに刺激がきた。そしてベルトきつく縛る。 食い込むバイブ! 「しっかり奥まで入ったわね」 そして鍵穴に鍵を指して、閉めてしまった。 ――ああ……鍵が…… カチッという音が、マゾの心をくすぐる。ロングの髪を、軽く揺らす貴婦人。 「取ってはだめよ、カチュアさま。もっとも、取りたくても無理でしょうけど」 「…………」 ボーーとしているカチュア。ミレアに調教される喜びにでも浸っているかのようだ。 「それと、ここは自由にしてあげる」 「え?」 そう言うとミレアは、クリと膣を覆っている部分をはずす。 「ここからなら存分に触れるわよ」 「…………」 「定期的にオナニーしてね」 「え?」 オナニー? この状況で? 「そうよ、オナニーよ」 にこっと笑って言うミレア。 ――で、でも…… 「しっかりいじるのよ、クリと膣肉をね」 「……つ、辛いわよ……あっ!――」 ミレアがクリをキュッとつねる! 「約束、覚えてる?」 「ええ……」 ボソッと言うカチュア。 「言って、ここで」 約束の言葉をここでわざと言わせるミレア。 「こ、肛門以外……で……イってはいけない」 「そう、よく言えたわね〜」 ふふふっと笑う女演奏家。 「でも、今のあなたは、勝手にイクことはできるわね。まだ徹底してないもの ……だから、暗示をかけてあげる」 ――あ、暗示? |
だが、もっとも最高なのは…… 夜の最初の絶頂だった。 朝からバイブが入りっぱなしのまま過ごす。 さらに最近は、ある媚薬をたっぷり塗られて…… 数日でこのよさを覚え始めた貴婦人。耐えて耐えていた肉が開放される瞬間…… それが最高に気持ちのよい、至福の瞬間なのだ。 そして、その後のしつこすぎる連続攻め…… 「だめえええええええええっ!―― またいくううううううううううっ!――」 イクたびに、身体がわななき、美乳がゆれる。頭から湧き出る洪水のような快感に、マゾ貴婦人は虜になるのだ。 「ずぼずぼよ、カチュアさま。ここはもう変態の穴ね」 ピンク色に濡れたアナルを見ながら言うミレア。ひっきりなしに肛門へバイブを入れ込む。出し入れするたびにカチュアは、喜びの悲鳴をあげ、悦楽にまみれながら喜ぶのだ。 ――すごいわね……でも……もっとおかしくしてあげる。 ――そしてもっと凄い事をするようになるのよ。 クスクスと笑うミレア。変態の肛門穴になりつつある貴婦人の穴。それをじわじわといたぶるミレア。 ミレアは、いずれ生きたモノさえ……けしかけるつもりだった。 毎日のように続く貞操帯責め。 肛門には常にバイブが入りっ放しである。もはや、違和感さえ感じなくなってきた。 ちょっと前のカチュアさまでは、考えられない状況である。 部下の進言や、謁見でさえも常に入れっ放しなのだ。肛門は常にバイブによって塞がれている。 そして、夜になるとその肛門は天国の穴に変わる。 「あっ! もうだめ! 我慢できない!」 イク寸前の肛門焦らしに、カチュアの理性も崩壊する! 身体中に、淫靡な汗を流しまくる貴婦人。肛門から来る被虐の快感が、カチュアのマゾ属性を加速させていた。 「もう、限界のようね。イキたい? カチュアさま」 「イ、イキたいわ……お願い! もう限界なの!」 後ろからねちねちと責めてくるバイブの方に、クルリと顔を向けるカチュア。 お尻を女演奏家に向けてだ。 「イキたいなら条件があるのよ」 「じ、条件?」 この二週間、いつも耐えてただイクだけだった。ところが今日は違う。 「イキたいなら……コレ……入れさせて」 スッと取り出した……器具…… ――なっ? カチュアは目を丸くした。 そこにあるのは……浣腸器だったのだ。何も知らないお嬢様タイプでも、これが意味するものは知っている。 「これで肛門の奥もすっきりしないといけないわ」 「ちょ、ちょっと……まって」 さすがに抵抗がある。マゾ修行中の貴婦人も、これには抵抗があった。 「いやなの? 管理しているのは私なんだけど……」 グリグリとイク寸前の肛門をいじめ始める。これに狂わされているのだ。 ――か、浣腸だなんて…… SM行為で聞いたことはある。しかし、実際されるとなれば話は別だ。 「くわあっ!――」 肛門以外の部分をキュッとつねられた! 秘豆がいじめられる。 「言って頂戴カチュアさま。そして命令するの。浣腸しなさいって……」 「で、でも……」 イキそうになっている肛門と、その周りのお尻を振り振りしながら戸惑う貴婦人。 ――こ、こんな……こと…… 「あひっ!――」 グイと肛門をに力が入った。ビクンと反応するカチュア。 言いなさいと言われているかのように…… ――はあ……あは…… 顔の表情が変わっていく。マゾの表情になっていく…… もう、カチュアは引き返せないのだ。自ら呼び込んだのは…… カチュアなのだから…… 貴婦人は、お尻を丸出しにしながら、年下の女の言うことに返事をした。 「わ、わかったわ……」 「うふふ、いい子ね。じゃあ〜命令して」 淫乱な肉の穴を、もてあそびながら、貴婦人の言葉を待つ。 「か、浣腸しなさい」 ボソッと言うカチュア。はしたないと思う顔が、うっすらと赤くなっていく。 そのせつない表情がたまらない。気の強い顔が、浣腸という言葉でゆがんでいく。 こうして、浣腸の許可を与えてしまった貴婦人。しかし、ここですぐではなかった。 |
12月15日 更新分 |
これでもイっても満たせない……と!―― 肉は、悲痛な叫びで訴える! そして思考を変えさせる!―― ――もっと、もっと気持ちよく……? ――どうすれば…… ここでイってもさっきの繰り返しだ。ただただ耐えて…… イクだけ。 よりよい絶頂を求め始めたいと思うカチュア。いや、カチュアの肉体。 そして膣……アナルまでも。 すべてがカチュアの思考を変えさせる。マゾの身体が、マゾにしてくれたモノを欲しているのだ。 ――どう……すれば…… 答えは出ている、出ているのだが、声に出せない! その間も動く穴。絶え間なく出し入れを繰り返し、欲求を募らせる。 何かを…… 何かを訴えているのだ!―― 身体が!―― 「……はあああああああっ!――――」 苦悶の表情を浮かべるカチュア。 それに気付くカチュア。しかし、心が拒否をする! 危険だと拒否をする!―― 「だめ!―― だめよ!――」 奥底に眠る願望を呼び起こされる。バイブで焦らして収めていた、根深い欲求がついに本性をあらわす時がきた! 「だめえええええっ!――」 叫ぶ貴婦人。否定するために叫ぶ! しかし、それでは肉は満たせない。もう肉は気付いている。 気づいているのだ! なぜ、想いはすっきりしないのか。 カチュアは身体に説得されている! カチュアは肉に説得されている! カチュアは、膣に説得されている! そして……本命の……アナルに…… 命令されている!―― 「だめよ! それだけは!――――」 蜜液を撒き散らし、抵抗するカチュア。いや、撒き散らしているのは、膣肉だ。撒き散らして、責めているのだ。 「だめええええええええっ――――」 叫ぶカチュア。淫らな表情で苦悶している鏡の顔に向かって叫ぶ! しかし、叫べば叫ぶほど欲求は募る! さらに激しく動かすお尻! 止まらない自慰の連鎖! 「お願い! それだけは!――」 まるで誰かに抵抗するかのような貴婦人。 バイブに狂い、身体に狂い、辛い欲求に狂う! しかし、抵抗すればするほど、苦しむのはカチュアだ。 「いくううううううううううううううううううっ!――――」 カチュアがその苦しみから逃げようと、絶頂へ向かっていく! 「あはっ!――――」 その時! まるで誰かに止められるように腰の動きが止まった。寸前で止まる欲求。 「……ううううっ……」 勝手に身体が止まったようだ。どうしてと思う。 ――こ、こんな…… イキたいのだ。すぐにでも。ところがイケない。もう我慢する気はない。 「う、うそ……」 再び動くカチュア。必死にむさぼる貴婦人! 「はああああああっ!――――」 イク欲求が募る! その時、肉の一部がキューっと締まった!―― ――ああああっ…… 抵抗するかのような締まり…… 何かを訴えているのだ。 カチュアはそれに気付く。 だが、断る! 「だめ……だめよ」 髪の毛をぐっしょり濡らした貴婦人が言う。 イキたい貴婦人は、無視! 「あはあああああああっ!――――」 再び、激しい欲求に陥るカチュア。しかし、またもや…… きゅううううううううううっ…… ググッと締まる肉の一部…… それは……明らかにカチュアに…… このままでは駄目と言っている。 「困るの! 困るのよ!――」 それを求めたらいけないのだ! 必死にバイブの感触を楽しみながら悶えるカチュア。 ゆさゆさと揺れるおっぱいが呼応する。 「ああああっ!―― くうううっ!――」 イキたいカチュアだが、いくら激しくしてもイケないのだ! なぜ? なぜと思う…… いや……もう……わかって…… 苦悶の表情を浮かべる貴婦人。ダラダラと流れる汗は、カチュアに決断を迫る。 それを必死に否定する貴婦人カチュア! ――だめ! 認めたら大変なのよ!―― 肛門に深く突き刺さるバイブが必死に締まったり緩んだりする。 まるで、カチュアに言い聞かせているかのようだ。 「あぐ……うぐはあああああああっ!――」 耐えられなったカチュア。これだけ激しく動いてもイケないとは…… 見えない力で、カチュアの快楽がコントロールされているかのようだ。 まるで遠くから遠隔操作をされているかのように…… |
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