夜……夜とはセックスの溜まり場。どこでもかしこでもみな励んでいる。それは同性同士でも例外ではない。今夜も遊戯宿と……地下牢で……。 「気持ちいい? ミク」 「あ、はい……」 ミクがトイレでアレをするような格好であそこを晒しだしている。台の上に乗せられて。相手の女性がひざを折ってかがんでミクをあそこを攻めている。綺麗な透明感のある服。その服がべっとりと汗で身体に染み付くようにくっついている。今宵の遊戯宿にはリリスは……いない。リリスはミセルバ様のお相手だ。 ミクの今日の相手は……。 めずらしい……アイラである。 「あはっ! だ、だめいきそうです!」 ミクがちょっと叫ぶ。 「こら、イっちゃ駄目よ」 ずちゅっと指を抜くアイラ。意地悪な行為が始まって……いや、もう三十分ぐらい続けられている。 「アイラさん……も、もう……」 「もう? なにかしら? ちゃんと言う事聞くっていったでしょ?」 トイレをする格好のままのミクのあそこを焦らしていじめているのはアイラだ。顔をうずめて舌で攻撃したり、両手で徹底的に焦らしたりしている。されるたびにミクのあそこが、足がピクピク動く。 ――辛い……それになんか……。 ちょっと嫌がらせに近いと感じているミク。それは当たっていた。 この遊戯宿は一部屋でも広い場所は広い。向こう側ではマイカとモーラが戯れている。こちらも透明感のある服を着ている。しかし、服はびしょびしょではない。なんとなく乗り気になれないマイカ。 「あはっ! いい、マイカお姉さま」 「うふふ、モーラちゃんの弱いとこはここでしょ?」 乳首をキュッとつねるマイカ。それにモーラはピクッと反応する。ショートカットのマイカが子供のように甘えるモーラをもてあそんでいる。 「ね、ねえ……お姉さま」 「ん? なに?」 「なんで……ミクばっかりなんでしょうか? あんっ!」 モーラが不満そうに言う。ミクばっかり……それはリリスとミセルバ様の事だ。ミセルバ様は仕方ないとしてもリリスお姉さまがミクばかりをかわいがっていると言う事が気に入らない。 これはモーラだけでなく他の多くのレズ奴隷も同じ意見。 困っているのはマイカだ。今日あえてリリスを呼ばなかったのにはわけがある。対応が……リリスお姉様の反応が見たかったのだ。それと……アイラ。 アイラが最近ちょっと不満というわけだ。 「アイラさん、お願い……」 辛い……意地悪が入っているからちょっと効いている。 「仕方ないわねえ」 と言って乱暴にあそこをかき回し始めた。少し微笑むアイラ。 乳首とあそこをまた乱暴にいじめ始める。 「あはっ!」 大きな声で悶えるミク。 「駄目よ、まだイッちゃ」 「ええ? そ、そんな……」 そう言われながらも激しく膣肉を狂わせるアイラ。 「だ、だめえっ! いっちゃうう!」 プルプルと震えるミク。それをにやにやして見るアイラ。 ――うふふ、ほらほら……もっと苦しめてあげる……。 「ほらほら! イっちゃだめって!」 さらに激しく手と指を動かすアイラ。 「あふ……い、いっちゃ……います……」 「しっかり我慢するのよ、ミク」 ミクの透けたかわいいおっぱいがプルッと揺れる、それがちょっと気に入らないアイラ。 「くああっ!」 キュッと服の上から乳首をさらに強くつねられた。今度は両手で両方の乳首を引っ張るアイラ。 「ねえ〜ミク、ミセルバ様と……何してるの?」 「ええ?」 アイラは知らないはず……? 「ふふふ、私はなんでもお見通しよミク」 と言ってまたミクの膣肉に指を入れる。べとべとのミクの膣の状態。それをアイラがちょっと乱暴にまたかき乱す。 「ああっ! いいっ!」 「いいでしょ、淫乱なミクちゃん、私の指と口と舌にはかなわないわよ、でもイッちゃ駄目よ」 ふふふと笑うアイラ。いじめて楽しんでいる目だ。何か企みのある目。 ――さ〜てそろそろかな……どうしても聞き出したいのよね。 ミクがかわいい顔をピクピクと動かす。絶えているミク。それがアイラのSの欲望を掻き立てる。 どうも愛情を込めてしているのとはちょっと違う。少し嫉妬心があるのだろうか? 嫉妬心……間違いなく不協和音が高まっている。今までうまくやってきたリリスのレズ奴隷たちが嫉妬と不満で少しずつ狂い始めている。数が増えれば、長く付き合うとどうしても人間いろいろある。バンドのメンバーが解散するのもそういう理由だ。 グニュグニュとかき回されるあそこ。我慢できずに多量の愛液と狂おしい快楽をミクの頭に突き上げるのだが、イケない。イクなと言われているミク。 ――リリスお姉様もいないし、今日はいろいろ出来そうね。 チラッとマイカの方を見る。アイラがモーラを見ているようだ。マイカはモーラの乳首を後ろから触っている。 リリスはいない、リリスはミセルバ様を開発中だ。 ――アイラ……何〜んかやりそうな顔よね。 ちょっと心配だな。もう、お姉さまはどういうつもりなのかしら? マイカがモーラの乳首をやさしく触りながら考えている。マイカには嫉妬心みたいなモノはない。 三番手の立場にいるのでお姉さんのつもりでいる。考え込むマイカ。すると手が止まってしまった。 「マイカお姉さま」 不満そうに漏らすモーラ。愛撫が止まってしまったのだ。 「あ、あら」 ごめんなさいのマイカ。再び愛撫をしようとすると、 「あ、いいなあミク……私も〜」 と言ってミクのところへ行ってしまった。 (駄目ね……なんかいまいちだわ) 乗り気になれないマイカ。透明感の服を着たまま、なんとなくミクとアイラとモーラを見る。 ミクが二人に攻められ始めた。 |
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