「ええ?」
「うふふ、SMの女王様」

 にっこり微笑むライファン。死ぬ前はSMの女王様をやっていたらしい!
「毎日ね〜 あなたみたいなタイプや、男達のアレを……いじめてたのよ」
 指が二本、アナルに入る!

「くううううううっ!――――」
 ビクンと顔が動くインリ。昔、ミシェルンにされたことを思い出す。

「いい声出すわね〜 やりがいバッチリ」
 もはやSの表情に変わっているお姉さま。不適に笑いながら、インリのお尻を責めているのだ。ローションを使っての行為に、インリはメロメロだった。

 というか、ちゃんと感じるということにも驚く。

 ――す、すごい……

 何回イキまくったかわからない。SMの女王の指攻めに屈服する少女。
「ほらほら、イキなさい。たっぷりとかわいがってあげる」
 肛門に執拗に入り込む指。少女の性感帯を追及していく。お風呂場でのレズの痴態。

「あはあああああああああっ!――」
 耐えられずにおしっこが出た。
「あらあら、すごいわね〜」
 頭に突き抜けるイクという行為。インリは空っぽ状態だ。

「うふふ、ちょっと休みましょうね」
 
 ――これは楽しめるわ。
 インリが来てから、狙っていたらしい。で、今日、事に及んだというわけ。

 一方のインリ。久々の性行為に狂った。

 ――すごい。もうだめ……
 プチサド娘も、今日は降参状態か? すると寝ているインリの上に跨るお姉さま。
 もう、子猫にしたと思っている。
「よかった? インリちゃん」
「……う〜ん」
 ちょいとご不満そうだ。
「あら? 何かご不満?」
「はい……ちょっと」
 意味深に言う。

「何が不満なの?」
 と聞いた瞬間だった。

「あっ!――」
 いきなりインリがライファンの美乳にくいついた!

 ――ちょ、ちょっと……

 突然の逆転攻撃。びっくりするお姉さま。
 下から美乳を揉み上げて狂わせる。インリが攻勢に入る。

 これが本来のインリの姿。

「あはっ!――」
 女王様がいきなりされ攻撃!

 ――やだ! うまい……
 インリの乳首攻撃に戸惑うライファン。まさか、インリがこういう手段に来るとは……

「どう? お姉さま?」
 クスッと笑う。プチサドが目覚める。すると……

 ――あっ……ああっ……
 インリの脳裏にランカが……

 あのマゾにしたランカが出てきた。インリにとって、ミシェルンたちの責めも印象があるが、ランカとの出会いはもっと印象がある。

 複数の年上女性を、いじめてきたインリ。しかし、その中でもランカは特に印象がある。
 あれほどマゾに似合っている女軍人はいない。

 ライファンと……ランカが……重なっていく……
 あの行為が思い出される!

「あ、いいいいいいいいっ!――」
 乳首に想いを込めて、嬲るようにする。ライファン女王様はもうメロメロだ。

「いやらしいおっぱいね〜」
 言葉で言う。
「もう、そんな言い方しないの!」
「好きでしょう?」
 といって指で乳首を弾いた!
 怯まない、少女インリ!

 ――くあっ!――
 ライファンがそれに悶えて答える。

 ――ちょっと、すごい……
 感じるのだ。なぜか、インリにされると。サドの女王のプライドが……
 崩れていく。

「もっとしてあげるわ」
 そう言ってさらにプレイを続ける。寝ていた自分を起こして。
 強引にライファンを押し付ける。

「あ、あのね」
 サッとされる側になってしまった。お姉さま。

「くはっ!――」
 脚を開かれ、その中に入り込む。膣いじめが始まった。



 強引に股に潜り込むインリ。年上責めは非常にうまい。
 少女の責めに、色気むんむんのSM女性はたじたじだ。

 ――ああっ……この子……すごっ

 穴の奥深くからくる淫らな欲求に勝てなくなるライファン。吐息が徐々に漏れ出す。
「うぐ……」
 抵抗するのだが、かわいい舌責めに膣がピクピク。その快楽のために抵抗ができない。

「ぐっしょりよ、お姉さま。まるでマゾみたい」

 ――え?

 マゾと言われて戸惑う元女王様。SMの女王のプライドが……
「こ、こら……あ、あんっ!――」
 しつこい少女の攻めに悶えるライファン。この娘の行為にはサド的な魅力がある。
 これが生前の時、ランカを狂わせたのだ。

「う……あっ!――」
 舌がえぐるようにアナルを襲う。かわいい肛門の奥へ侵入!

「う〜ん、弱そうねココ。すぐに虜にしてあげるわ」
 言いたいセリフを言われてしまったライファン。かわいい子猫にしようと思っていたのだが、逆に子猫にされている。

「ううっ……くはっ!――」
 指が乱暴に入る。少女のサド行為に狂う!

 ――ほらほら、もっとしてあげるわよ。
 逃がさないように、両脚をしっかり持つ。人間の身体だが、もう何の抵抗もなく使えるインリ。
 しかし、本当はエルフの身体が……ほしい!

 割れ目を噛む! その行為にサドの女王の表情が歪む!

「いいもの持ってるわね〜」
 もはや嬲っているのはインリだ。言われると濡れてしまうライファン。

 ――こ、この子……
 この特殊な力のようなものに、取り込まれるお姉さま。
 インリの生前に持っていた性癖は、さすがだ。

 身をよじるライファン。さらに激しく攻撃!

「逃がさないわよ、お姉さま。私の虜にしてあげる」
 にやついてインリは言う。得意の肛門への指入れ。これにお姉さまは狂い始める。

 完全に立場が逆転してしまった。強引にバック体制にするインリ。なぜか、女王様の身体はインリのいいなりになってしまう。愛撫を重ねながら、入念にしつこく責める。これでたいていのお姉さまは狂わせてきたのだ。

「だめ!――」
「ほらほら、アナルが悲鳴をあげてるわよ」
 肛門のお肉をこじ開ける。女王様のアナルは非常に締りが強そうだ。

 ――そこをねじ伏せてあげる。
 インリお得意の攻め。嫌がる女を、虜にするのが大好きなインリ。

 ――昔もさあ〜 よくやったわね。

 生前を思い出す。あらゆるお姉さんとのエッチで、立場を逆転させ、責めてきた少女。 あの盗賊娘、リーダーのミシェルンさえ、いつかモノにしてしまおうと思っていたぐらいなのだ。
 その少女の一番の思い出といえば……

 ――あっ……
 ライファンお姉さまの膣をいじりながら思う。

 ――ランカ……

 また思い出したインリ。あの女ほど、マゾにふさわしい女なのだ。

 死人返りで生き返った直後は、うめき声でランカ、
 ランカと言っていたぐらい……

 ――そうよ……ランカ……
 あのマゾ奴隷にふさわしい女軍人。

 あたしが今まで最高と思ったマゾペット……
 あれ以上の獲物はいなかったわ。

「あひ!――」
 膣にビクビクと刺激がきた。イってしまうライファン。

「あらあら、もう降参?」
 笑うインリちゃん。年上の女性の痴態を見るのはいつも心地よい。

「さ〜て、もっと……」
 と思っていると、向こうから声がする。
「おい、いるのか?」
「あ、はい!――」
 ハキハキとインリが答えた。

「上がったら、身体のチェックをする。そのつもりでな」
「はい」
 答えるインリ。

 ――先生にも話しておこう…

 いよいよインリがサルンのことを話す。
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