それからは、何事もなく一週間が過ぎた。

 ある部屋に、美しい女学生が一人いる。その女性は入浴中のようだ。
 その名は三毛亜津子。

 翔子の身体にまけないぐらいの抜群の肉体の三回生。三回生の中では、一番勢力が強い。
 美乳に流れるお湯は、なんともいえないほどいいものだ。

 おまけに、あの問題児の優実を後輩にしてかわいがっている。
 ある意味最強でもある。

 その亜津子の部屋の呼び鈴がなった。

 ――誰かしら?
 風呂場で応対する亜津子。ここからでも、インターホンが使えるようになっている。

「優実です」
「あら……」
 なんと相手は優実だった。なんとなく会いたいから来たという。

 部屋をここから操作してドアを開ける亜津子。部屋で待つように言う。

 ――今頃……何かしら?
 不思議に思う亜津子だった。

 バスルームから出てきた亜津子。バスローブ一枚で、ゆっくりと部屋に入る。
 なかなかの部屋だ。大人の女性を思わせる雰囲気にしてある。

 そこに、かわいいタイプの優実がちょこん。

「どうしたの?」
 かわいい後輩に声をかける。
「あ、お風呂に入ってたんだ」
「うふふ、そうよ」
 にっこり微笑む。すると、優実がゆっくりと近づいてきた。

「かまってほしくて……」
 恥ずかしそうに言う優実。

「あら……」
 不適に笑う先輩。

「仕方ないわね」
 椅子に腰掛けていた亜津子が起き上がり、ゆっくりとバスローブを脱いでいった。


 脱いだ瞬間だ、いきなり後輩を抱き寄せる。そして、荒々しいキス……

「ああっ!――」
 制服を着たままの優実の身体が、グイっと引き寄せられた。早速首筋責め。

「う……くわっ……」
 優実が責められている。亜津子のサディストのような舌が、首から胸に這う。服が脱がされていく小娘。亜津子が、優実の秘密の部分に潜り込んだ。

「ふはっ!――」
 かわいいせつない声をあげる。抱かれるのが目的?

 いや……違う。

「後ろを向きなさい」
 お姉さまのご命令。バックになり、お尻を大きくあげる。制服のスカートがずりあがる。
 お姉さまの指が、膣に入り込んだ。

「あっ……ああっ!――」
 喜ぶ優実。久しくかわいがってもらえなかった、小娘の身体。今日は思いっきり亜津子に甘えようと思っているらしい。秘密の割れ目がすぐに潤む。

 亜津子の指の動きが激しくなる。あっという間にイキそうになる優実。開発されまくっている、小娘の穴は、もう絶頂寸前!

「あひっ!――」

 無残に抜かれる指!

「うふふ、わがままはいけないわ」
 語りかけて、強引にディ−プキスだ。
「んんんっ……」
 舌と舌が混ざり合う。粘液と粘液が淫らに交わっていく。

「久しぶりよね、たっぷりと調教してあげる」
「あああっ……」

 亜津子お姉さまの調教は久しぶり。期待に胸膨らむ丸山優実。
 ゆっくりと又指を入れる先輩。

「ここに入ってきたからには、私が満足するまで、耐え続けてもらうわよ」
 愛情を込めて亜津子は笑った。その笑いに、恥ずかしさを覚える後輩。

 亜津子の焦らし責めが始まった。
 


 お気に入りの後輩でも容赦はない。優実もわかって来ているのだろう。
 それだけかまってほしかったらしい。三十分は続いた焦らし。

「く……あはっ!――」
 かわいい声で優実が答える。その声を楽しそうに聞く亜津子。
 タイミングよく指を抜く。決してイかせることはない。

「そろそろ次の段階に行かせてもらうわよ」
 そう言われると、口を軽く開き、ビクッとする優実。
 どうやらそれが何か知っているようだ。

 おもむろに歩いて、三毛亜津子が棚から何かを持ってくる。


 それはバイブつき貞操帯だった……

「お、お姉さま……」
「コーヒーを作りなさい。それと掃除をしてもらおうかしら……こいつをつけたままね」
「あっ……は、はい」
 悶えていて赤い顔を、さらに赤らめる優実。股間がビクビクとうずく。

 言われたとおり優実がそれを履く……
 制服のままで……

「あ、あぐううううううううっ!――」
 履いた瞬間に、バイブが動き出した!

「コーヒーを入れて頂戴」
 バスローブから、部屋着に着替えた亜津子が言い放つ。ゆっくりとテレビの前のソファに座る。
「は、はい」
 悶えながら、食堂に行って、コーヒーを入れようとする優実。
 優実がここまでマゾ的なものを持っていたとは……

「う……っく」
 ランダムに続く刺激。決して飽きさせないバイブの動きだ。
 これに耐えるのは相当苦しいと思われる。

 唇をかみ締めながら、耐えてコーヒーを入れてきた悶える子猫。
 それをじっくりと眺めるサディスト亜津子。
 身体をビクビクと動かしながら、亜津子の前にコーヒーを出した。

「ありがとう、掃除もお願い」
 言われて早速、寝室やトイレなどを清掃しようとする。

 その時!

「くわはああああああああっ!――」
 イキそうになった!

 すると、止まったのだ!

 ――あっ……
 だが、わかっていた優実。これはそういうプログラムされたバイブなのだ。
 この貞操帯は只者ではない。

 ――うふふ……さ〜て……いつ……イかせてあげようか。

 貞操帯の辛い焦らし責めが始まった。


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