隣室のパソコンでじっと眺めている女。
 そしてミラーの向こうには悶える三宅 ゆみがいるのだ。

 パソコンのモニターに折れ線グラフやら、不思議な図形が並んでいる。それを食い入るように見ているパソ娘。

「へ〜結構臨界点が多いんだ」
 イク時の臨界点がグラフのようにデータとして表される。これが開発した絶頂と焦らしの解析ソフトだ。臨界点というような場所があるらしい。

 複数のイク臨界点を探し出し、表示する。そしてそれを今後の調教に利用するのだ。
「このタイプの反応の身体を焦らしたら、相当辛いと思うわよ」
「さすがマゾの気がある身体ね」
 亜津子がにやにやと見ている。女性は、イク臨界点というのが複数あるらしいのだ。
 これは、舞堂 葵が調べた結果らしい。少ない娘もいれば、ものすごく多い娘もいるとのことだ。
 三宅 ゆみはその数が多いとのこと。

「この三日で陥落させて見せるわ」
 実は、今日から三日間、連休だ。まさにこの休日を利用しようというらしい。
「よろしく頼むわね」
 軽くあくびする亜津子。もう眠そうである。

 ――うふふ、ゆみ……最高の状態にしてあげるわね。
 クスッと葵が笑う。こうして水泳部副キャプテンの調教が始まったのだった。



「うん、今日も快調ね」
 コクコクと顔を揺らして体操する如月翔子。目覚めもよい。
 身体の調子もよい。いつもの美しさも当然のように完璧である。

 今日から三連休。
 その当たり前の美しさを持つ翔子が、何をしようかと迷い中。

 ――出かけようとは思っているのよね。
 だが、どこへ行くか決まっていない。如月舞と戯れる気もない。
 めがね娘の音無良子の情報も聞き飽きた。

 特に予定なし。しかし、翔子にはしたいことがある。

 それは男友達だ。男がほしい翔子。といってもエッチ目的ではないのだが。

 ――下僕が必要ね。
 さすがはお嬢様、仲間といわずに、いきなり下僕。

 ――う〜ん……なにか、つては……

 何もないことはない。紹介してと言われたら、いくらでもいるだろう。
 それだけの人脈もある。だが、わざわざ自ら動きたくはないようだ。

 暇で仕方ないと思っていた時……

「翔子、今日開いてる?」
 いきなりの携帯電話。相手は綺羅さんだった。
「ええ、いいですけど……」
 綺羅の遊びに行こうというお誘いだ。しかし、その時誰かと会ってほしいという。
「あら……ええ……え?」
 びっくりする翔子。それもそのはず……

 会わせたいという相手は生徒会長であった。



「だめ! もうだめええええええええっ!」
 ランダムに攻撃される性器。クリと膣とアナルの三段攻撃!
 しかも、イクタイミングを様々に開発されていく……

 両手で必死に貞操帯の股間部分を押し付ける ゆみ。
 しかし、一向に絶頂攻めは収まる気配はない。イってもイってもひたすら続くのだ。さらに感覚が狭まってきている。なのに、イクたびの絶頂は深い!

「いくううううううううううううううっ!――」 
 汗だらだらで撒き散らす。服も正直脱ぎたい三宅 ゆみだが、ここで脱げば亜津子たちに屈するような気がして拒否している。スカートの上から激しくもランダムに、ピンポイントに攻撃する貞操帯に快感をコントロールされる ゆみ。
 この部屋にはもう誰もいない。正確には隣室で調査されている。

 ――とめて! とめてええええええええっ!

 イクたびに思う。しかし、しばらくするとまた絶頂の欲求が募る!

 うつぶせになろうが、横になって寝ようが、這って動こうが、バイブの動きは止まらない。ある時は、弱く、ある時はいきなり強になり、水泳部副キャプテンの股間を開発していくのだ。

「あぐっ! くはああああああああああっ!――」
 歓喜にも似た声をあげる ゆみ。ふとももの汗がまぶしく光る。耐えても耐えても、絶頂はとまらないのだ。まさしくマゾには最高の瞬間。股間の部分は、秘密の液がじっくりと流れ出し、狂っている証拠をみせつける。

 耐えようとすると、その瞬間に刺激の強弱が調節され、耐え切れないようにさせているのだ。受け入れようという気持ちが出ると、徹底的にそこを責める。


 その女の快楽をコントロールしているのが、このパソコンのソフトだ。
 名づけて絶頂寸止めソフト。

 そのパソコンによって快楽のデーターが一瞬にして解析され、最高の感度を与えている。
 使用すればするほど、データーが集まり、信頼性が高くなるのだ。

「85%!」
 舞堂 葵が楽しそうに言う。さすがはマニア娘。
「かなり分岐点があるわね。さすがはマゾの人間だわ」
 ゆみ のデータが着実に蓄積されていく。これで亜津子はレズの虜を増やしていたのだ。
 そして最後に亜津子に従わせる。これが亜津子のやり方であった。

「後、一時間したら休憩させましょう。そして次の手に行くわ」
「まかせるわ」
 亜津子がコーヒーを飲みながら、狂っている ゆみを見ている。
 隣の部屋はマジックミラーのようになっている。
 こういう仕掛けが部室にあるとは……

 驚きだ。さらに余裕の表情の亜津子。

 ――最後が肝心なのよ
 最後は亜津子がじきじきに出て、調教を完了させるのだ。

 こうして、水泳部副キャプテンは、じわじわとレズ奴隷にされつつあった。

後ろ 如月トップ