「おつかれさま」
「じゃね」
 部員達が帰っていく、家に帰る子、寮に向かう子、遊びにいく子、さまざまだ。

「亜津子先輩さよなら〜」
「はいおつかれさま」
 帰り際に皆が声をかけて行く。にっこり微笑む亜津子。さすがはキャプテンだけはある。
 その横にしっかりと優実もいる。こちらはまさに、いそぎんちゃくだ。

「さて、先生のあそこはどうなってるかしらね」
「ふふ、たのしみですう〜」
 どうやら優実もこの先生との関係を知っているらしい。二人は人気のない顧問室へ向かっていった。




 一方……

「ふ〜んキャプテンは亜津子さん?」
「そうよ、亜津子先輩、他の3回生抑えてリーダー格の状態なの」
 
 ――まあ、そうでしょうね……他にたいした器量持った3回生いないみたいだし……。

「でもキャプテンになる時もかなり揉めたんだけどね」
「あら、そうなの?」
 他に争えるような人物は、見当たらないと思っていた翔子にとって今の言葉は以外だった。
「うん、最後までキャプテンを争っていた人がいたんだけど、やめちゃったのよ」
「そう、そういう人いたの?」
 興味がある。

 聞き込み開始。

「どんな人?」
「あのね」
 ぺらぺらと良子はしゃべりはじめる。

 ――どんどんしゃべってくれるわね。この子は。

 ――音無良子。

 めがねをかけたぽっちゃり型の女生徒。いかにも情報屋という感じの匂いがする。
 あまり運動万能のようなタイプじゃない。じゃあなんでテニス部いるのかと言われると困るが。

 なるほど……要約すると、争っていた生徒は、もう他の部活にいるらしいとのことだ。
 競争に負けたというところか。

 負け犬には興味がない……と言いたいところだが、翔子の場合はちと違う。
 負け犬にも聞きたいことはある。聞くことによって、新たな発見もあるのだ。
 ここら辺が他のタカビー女とは違うところだろう。
 翔子はまず、情報を仕入れる格好の女性を手に入れた。



「顔真っ赤ね先生……」
 バイブはひっきりなしに時枝の花園を嬲っている。このバイブ付き貞操帯は亜津子が作らせた特製のモノ。 時枝の穴にぴったり合うように作られているのだ。
 もう3ヶ月……時枝はマゾ化されていた。その間に、時枝のすべてを亜津子は知り尽くした。
 バイブなぞどれもこれも同じかと思う人もいるかもしれないが、
 やはり女性にとって微妙に具合が違うものらしい。

 金にモノを言わせて、特注バイブ貞操帯を作らせる事が出来る女。それが亜津子。
 特注だけの事はある。常に快感は絶え間なく肉の襞を刺激するのに最適な形をしている。時枝の潤んだ穴の内部を狂わし続けるバイブ。

 ――ああっ、亜津子……感じます、感じるの……

 顧問室の椅子に座ったまま時枝は耐えている。
 時枝の穴は絶頂を求めているのだ。当然亜津子も優実も知っている。求めているモノを。

「さあ〜マゾ先生のあそこを満足してあげましょう」
 そう言うと亜津子はスカートをたくしあげて貞操帯をあらわにさせる。
「やだ〜いつもながらHよねえ」
 優実が羞恥心を掻き立てるように言い放つ。
「きもちいい?先生、いやらしく動いてるわよ」
 そう言ってゆっくりと鍵穴に錠を差し込んだ。

 カチッ――

 貞操帯がはずされる。濡れ濡れのバイブの突起物が露になる。愛液にまみれたバイブ。
 股間も赤味が増して、濡れ濡れですと言うことを証明している。

「いつも以上ね先生……この淫らさは普通じゃないわ」
「ああっ、そ、そんな」
「普通じゃないって言ってるのよ……この濡れ方、いやらしい」
 ますます股間が赤らんでいるように見える。
「このいやらしさには、あきれてモノが言えないわね」
 そう言って優実を見る亜津子。

「優実、今日はあなたが調教しなさい」
「え〜いいんですか?うれしい〜」
 優実は舌なめずりしながら時枝に近づいていく。
「たっぷり辱めてあげるわよ先生」
 陵辱を期待している穴に向けて、優実の舌が攻撃を始めた。

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