汗がしたたる……権力者の顔に……身体に……
 すさまじき醜悪に満ち、悦楽に満ちた顔がバックからリリスの首筋に噛み付いた、そして今度は美乳を激しく揉みしだく!

 

「くわっ! うわあああああっ!!――――――」
 また絶頂を迎えたリリス。イクたびに汗が飛び散るように吹き上がる!

 必死で逃げている、もう少しで壁だ。その先はかべなのだ。しかし這ってでも逃げる!
 逃げるリリス――――

「平民……」
 あの声だ……またあの少年のような不気味な声が始まった。50過ぎのおっさんが少年の美声を吐き出す。

 ……そして震える……震えているミリアム。権力者の目つきと表情がしっかりと目に焼きつく……筋肉質の肉体とつりあがった目がさらなる凄みを増すのだ。


 こんなに……こんなに怖い人だったのか?




 

 ――これがこの方の本性……?

 ガッツ殿が……あの時……この事を言った時……目の色が


 目の色が変わった気持ちがよく分かる――





 狂気のような中年男が逃げるリリスに終着点が近づいた。壁が目の前に来てしまったのだ。半狂乱のような顔つきでリリスが壁にしがみつく! もう逃げれるところはない、それでも本能がそうさせる、そうさえるのだ。……しかしそれを待っていたいたかのように……

「くわあああっ!――――――」
 壁に寄りかかって中腰になるリリス。だらだらと吹き上がる汗を撒き散らしながら、そして後ろの下半身がすさまじいペニスによって貫かれる! もう逃げられない! 身体はそういう反応をする。
 奥にドリルのように深く入り込む衝撃がリリスの下半身全体に突撃する。

「あひゃあああっ! くわあああああっ!―――――」
 目の前が真っ白になる、完全に糸が切れたようになったリリス。壁にしがみつくように手を当てるがもう逃げ場はない!


 ――時に強く、激しく!


 ――時にゆっくり……




 しかし突かれるたびに確実にリリスの悲鳴が聞こえるのだ!!


「あひいいいいっ!!―――――だめっ!! だめえええええっ―――――」
 一気に突かれるたびに軽く絶頂を迎えるような衝撃……それを続けざまに丁寧にねちねちとやられる。

 ミリアム以外の他の男達もさすがに唖然としている。リリスがここまで半狂乱乱れるとは思っていなかったのだ。さきほどの自分達の時にはここまでの淫らな表情、行動はなかった……


 もちろん自分たちが前ごしらえをして最後にリリパットがおいしいところを持っていっているのは確かだが。


 いつの間にか両足を広げて、
 思いっきり膣穴からくる激しい快感攻めにまるで酔っているように悶え狂う!
 もう何がなんだかわからないほどの狂おしい攻めだ。神経はすべて膣穴に向き、それを否定することは神でさえも許されない!

 根元まですべて飲み込むたびに膣穴が悲鳴をあげてよがり狂うのだ、お肉はもうペニスには逆らえないほどの状態に持っていかれている!
 その快楽と恥辱をコントロールするようにリリパットの腰が妖しく動き回る。

 振る! 思いっきり顔を振るリリス、耐えられない、認めたくない欲望が激痛のようにあそこを貫くように走り回る。リリスの穴という穴がリリパットのすべての想いを受け止めているように。

 吹き上げる淫液と汗とリリパットの汗が交じり合って身体をどろどろにさせるのだ。

 

 ―――こ……香水があああああっ―――――


 頭はこの状況でも香水だけは忘れない、なぜかあの匂いが忘れられない。
 リリパットの目つきが変わってきた、勝ち誇るような表情になってきた。

 しっかりとリリスの身体に密着させ、身体がまるで一体になったかのように見える。力強い肉体の鼓動がリリスにも伝わっているはずだ。壁に手を当てて必死で耐えているリリス。といってももう悲鳴を挙げている以上、敗北状態だが。


「あひゃあっ! ひゃうんんんんっ!―――――」

 続けざまにイかされる屈辱!
 イクたびに身体中から絶頂間が放出される! あの不気味な声でリリスのガード力は完全に崩壊してしまった。それどこか身体が攻められる喜びに洗脳され始めている。あそこからの突き刺すような激痛にもう身体は耐えられない!

 すると……リリパットがやめた。


 そして壁によりかかているリリスの身体を後ろからこちらに向ける。

 さらに抱き寄せた。今度は正面から表情を楽しもうというのか?

「あ……ああっ……」
 目の前に男がいることはわかる屈辱の女王。しかしもう朦朧としてよく見えない。

「くわあああっ!!」
 今度は立ったまま、壁に背をもたれて正面からペニスがふとももの間に挿入される。

 リリパットが再び下半身に気を込めた。

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