ミウとラルティーナ……


 二人はレズ関係では……ない。

 あくまで大貴族の娘と平民の娘の関係……。決して対等ではないのだ。ミセルバとリリス、ミクが行為を重ねている形とは明らかに違う。

「う……ん」
 ゆっくりと美乳を触るミウ。まるでご奉仕のように……

「う……あっ……」
 ミウが乳首を軽く触った。ビクッとラルティーナの顔がいやらしくゆがむ。30過ぎの乳がミウに触られて喜んでいる。

 ミウは無表情だ。顔色一つ変えない。まるでオナニーの……


 オナニーの……


 道具。

「うん……そこ」
 せつない声でラルティーナが言う。その反応を見ながらゆっくりと事を進めるミウ。お嬢様と呼ばれる30過ぎの女性の反応を見ながら仕事のように手を動かしている。そう……これは仕事だ。

 ミセルバたちの関係とは確かに違うのだ。二人には見えない壁がある。ミウは両方の乳をマッサージするようにもみ始めた。湯に浸かったまま胸をもまれているお嬢様。メイドの指からくる淫らな反応を楽しんでいる。オナニー道具の手が自分を喜ばせている。

 これの代わりがほしいというのがラルティーナの本音だ。ようはミウ以外のオナニーの道具がほしいのだ。そのためにミク似の娘を雇ってみたが結局辞めてしまった。ラルティーナは辞めることに対しては全く文句は言わない。合わない娘を無理やり働かせてても効率が悪いからである。

 他人にこのことを言われる心配はないの? と思う人もいるだろう……が、こんなことを言いふらせば言いふらした家族も数日後にはこの辺りからはいなくなっている。


 つまりそういうことである。


「あ〜あっ……いいっ」
 あそこをやさしく撫でられ思わず歓喜の声を出す。ミウはうまい、というかもう数年もミウがこれの担当だ。ミウは弱いところをすべて知り尽くしている。お嬢様がどこを触って喜ぶか、ここからはどうすればもっと喜ばれるかもすべて知っているのだ。


中指をクィっと秘部にもぐりこませる。湯に浸かりながら足をゆっくりと開くラルティーナ。その表情を真剣に見ているミウ。半分自分のあそこもうずいているに違いない。

 お嬢様のためのミウによるオナニーが始まった。


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