「さあ〜ミセルバさま、言ってください」
「うにゅ……うむわ」
 口に指を入れられ……返事が一向に出来ない御領主。だが下の口はもう返事をしている。もっと攻めて、攻めてと言っているのだ。だがリリスは答えられない上の口の返事を要求する。下の口が何を欲しているか……当然リリスもわかっている。イクところまでの望みが来ない下半身。そういう風に指が計算されて動いている。もちろんリリスの企みで。

 ――すごい、べちょべちょ……表情も最高。

 指を口に入れられたままのミセルバさまの表情、なんともいえないわ……まちがいない……Mの気ありあり……
 ミクから話は聞いてはいたが、それでも不安はあった。へたをすると、逆鱗に触れれば一発で人生は終わる。

 ――すごい、これって現実なのよね――

 メイドが女領主のあそこを指でもてあそび、自分の思うようにかきまわす。しかも上の口をも指でふさがれて。逆ならあるかもしれないが……

 ――上の口に入ってる指もふやけちゃた。さて、そろそろかな……

 うめいているミセルバさまの口を解放するリリス。二本の上の口から指が解き放たれる。唾液まみれの指。

「はあはあ〜はあはあ」
 ミセルバはもうあっちの世界に逝っているかのようだ。ここで、どうして……こんな乱暴……という考えはもうない。思考が止まっている。さらにリリスはそれをもさせないように秘部を攻め立てる。

 ――くああああっ!いや!あ、いいいっ――

「さあ〜ミセルバさま、言ってください」
「せ、攻めて!せめてええええええっ」
 大きな声が地下牢にこだまする。ついに望みの言葉が発することが出来た瞬間だった。そして、これが堕ち行く瞬間でもある。
「はい」
 言われたとおりにリリスはまた攻め始めている。ミクがまたちょっとビックリしている。第三者的に見ているミク。ミセルバさまの表情を見て、リリスのちょっと怖い行動が気になっているのだ。自分がしてあげているときと違って傍観者として見ているため、リリスの行為にちょっとためらいがあるのだろう。
 それを逃さないリリス。チラッとミクを見る。

 ――あ、いつものリリスお姉さま――

 さきほどのきつい目とは違ったやさしい表情のリリス。悪魔が天使に化ける瞬間。あめと鞭だ。これでミクは再び安心した。

 ふふ……ミク、大丈夫よ。ミセルバさまは大喜びなのよ。

 攻めてはいるのだが、一向に最後までイクことが出来ない。

 ――あううっ、いや!もう〜

 慣れているはずの焦らし攻め……だが、言わせて貰えずやっと攻めてと言ったのに、今度は望みのモノがこないのだ。言葉を言うだけで一苦労。次にイクのにまた壁があるなんて……

 いやあっ!どうしてええっ――

 我慢できない欲望……そこで上の口は次の言動に出た。

「もっと、もっと攻めて!攻めて頂戴」
 哀願する方法に。
「はい」
 素直に答えるリリス。秘部と同時に乳首を舐め始める。だが何時までたっても今度も絶頂は来ない。
 それどころか、リリスは秘部攻めをやめてしまった。変わりに乳首をやさしく愛撫しはじめる。これでは一気に物足りない。上の口の行動は裏目に出てしまった。

 そこで……また上の口が次の言動に出る。
「攻めて!攻めてええっ、もっと……お願いよ!」
 さきほどより強い口調でミセルバが迫る。
「はい」
 また指が秘部に入った。が、今度はゆっくりと……これではイケない……のでは。このままでは……

―― だめ……だめよ!
肉体がリリスのやることを先読みし始める。絶頂までイケないと判断する肉体……


「リ、リリス・・お願い意地悪しないで」
 さらにきつい口調に変わる。だが、怒ってはいない。
「では、ミセルバさま、ミクを交えてもよろしいですか?」
「えっ、も、もちろんよ……ミク、ミクッ、きて」
 嫌とかそういう感情はもうない。3Pのためらいも、もはやない。その思考回路はすでに吹き飛んでいる
「こちらにいらっしゃいミク、ミセルバさまのご命令よ」
 リリスがミクを見る。ミクがにこりと笑って答えた。御領主自ら来てと言ったのだ……ミクももちろんためらいはない。ミクとのダブルの攻めが始まった・・・
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