「あっ! やだあ!」
 ミクとは違うわざとらしいかわいこぶった声。モーラ独特の声だ。
「うふふ、どう〜モーラ、ミクにされてる感じは?」
 アイラが後ろからモーラのクリトリスをいじっている、そしてミクが膣の穴のまわりを舐めている。
 部屋には女三人の特有のにおいとさっきの浣腸液のにおいも混じっている。さらに部屋は赤系のカーテンで薄暗いろうそくだけの光……妖しい雰囲気ぷんぷんだ。

「……ミク、もういいわ」
「あ……はい」
 ミクが行為をやめた。モーラのあそこはもうびしょびしょ。

「いいわよ、ミク、もう……」
 アイラが下がりなさいというような顔だ。
「え?」
 びっくりしたのはミク。ようは部屋から出て行けということなのだろう。

「うふふ、いじめてごめんね」
 不気味だ……いじめてごめんねというアイラ。にっこり笑う汗をしたたらせながら。
 ミクはちょっととまどいながも出て行った。


 とにかく今は出て行きたかった……ここまで嫌な気持ちになったのは久しぶりだ。



「もう、モーラったら……せっかく……あんっ!」
 いじめる相手がいなくなったというモーラのご不満なあそこに、指を入れて口を奪うアイラ。そして激しく後ろからクリトリスをかき回す。
 両者ともその場に座り込んだままだ。

「ねえ〜モーラ……最近のリリスお姉様どう思う?」
 濡れ始めたモーラのあそこを諭すように攻めるアイラ。
「え? あ……だめ!そこおお〜」
 ピクピクっとモーラの顔が、身体が反応する。
「わたしねえ〜もうお姉さまは変わったと思ってるの」
「ええ?」
 突然自分のあそこを責めながら何を言っているの? というような顔のモーラ。そしてアイラがその顔をゆっくりと後ろに振り向かせる……

「昔はさあ〜もっと気を使ってたわ……」
「……あっ……んんっ……そそう……ね」
 官能に悶えながらも、なんとなく言いたいことがわかるモーラ。

 みんなうまく平等に扱っていた……というか平等に相手をしていたリリス。最近それが……ない。

「でしょう? そう思うでしょう?」
 強引に膣穴に指が奥に入り込む。同意を求めるようにだ。さらにきつく耳たぶを吸うアイラ。

「で、でも……さ、これだけ人が多くなれ……ば……あうっ!」
 耐え切れない子宮からくる官能のうずき。ビクッとモーラがのたうつ。

「お姉さまは……あなたの嫌いなミクばかりに熱心……違う?」
「…………」
 黙っているモーラ。そしてさらにモーラのあそこに奥深く指が入る。

「お姉さまは変わったわ……」
 なにやらモーラを説得しているようだ。黙って感じながら聞いているモーラ。
「なんか……昔とさあ〜違うのよねえ、そう思わない?」
 クリトリスをもう片方の手で荒々しくいじめ始める。

「くああっ!」
 同意を求められる気持ちと淫らな欲求が一気に頭にくる。それを後ろから見ながら、いやらしい指で反応を楽しみながら見つめるアイラ。
「このままだったら……お姉さまのへの気持ち……私離れそうなのよね〜」
「で、でも……アイラ……あなた……一番気に入って……るんじゃなかったの?」
 快楽に必死に耐えながらモーラが問いかける。

「うふ、昔は本当に首ったけだったけど……ねえ〜……疑問に思ってるんでしょう? あなただって」
「…………あっ……だめそこ……感……じるって……」
 ちゅう〜っと耳をさらにきつく吸うアイラ。徐々に同意を求める。
「うふ……モーラ……虜にしてあげるわ……あなたのここを……ね」
 と言って小麦色の肌のアイラが激しく、そしていやらしくモーラを攻め始めた。
 
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