「元気そうでよかったわ」
「そうですね」
 殿下に挨拶した後、ルビアとクリティーナがお互い廊下で談笑している。なんでベッドに潜っていたかは気にならなかったらしい。だがジトはなんとなく何をしていたかわかっていた。

 フッ……殿下もまだやっぱり子供だな。

 にやりとするジト。男だったらなんとなくわかると言うものだ。
「ところで少尉話とは?」
「ああ、悪いが二人で話させてもらえないか?」
「あら、私がいると困るの?ふ〜ん」
「そういうんじゃねえよ」
 ちょっときまずい顔をクリティーナにするジト。
「わかった私の部屋で聞こう」
「ああすまねえな准佐殿」
 なにか訳があるのはもうわかっている。ルビアとジトこの二人は殿下が襲われたわけではないということを察知していた。




―― うし!これだ!――
 再びベッドの下にもぐりこんでやっと見つけた第二巻。途中ルビアたちが邪魔に入ったがその障害も見事に乗り越えゆっくりと小説を楽しむことにした。鍵もかけてある向こうの衛兵も突然入ることはない。オナニーの用意は整った。
 ふたたび殿下がいやらしい世界にふけっていく。

 くあっくあああああっ!――や、やめろ!

 巧みに舌をチロチロと動かし、女戦士の穴を攻め抜く妖精の少年。その舌は人間の舌ではない。舌の先が特殊なとがりを作っている。これで女の秘裂を攻め抜くのだ。
小説の舞台はなんと洞穴だ……ある意味最高のシチュエーション。

「うん、なかなか濡れ具合もいいね。これならいい具合に仕上がりそうだよ」
「ふ、ふざけるな!なにが……クッ、具合だ!」
「上の口はうるさいね、そのうちよがり声と喜びの声だけ出させてあげるよ」
 丁寧にいやらしく、そしてやさしく舌で女戦士のあそこを責め続ける少年。設定ではこの少年の人間での容姿年齢は10歳となっている。もちろん妖精という設定だ。その妖精の舌は根元に行くほど太くなっている。加えて長い。カエルの舌とでも言ったらいいのか……だがカエルとは違ってその身体、表情は非常に美しい。その少年に淫らに攻められる女戦士。徐々に身体があらぬ方向へと誘導される。

 身体は他の男、いや、人間の舌とは違うことを理解し始めた。この感触は女戦士に植え付けられてはいない。

 ――ん!ああっ、だ、だめっ。

「気持ちいい?ふふ、まずはじっくりと膣肉の脇から開発してあげるよ」
 舌をノの字を書くようにまわし始めた。その感触に膣肉が反応する。舌が膣肉の奥にイクほど太い根元が膣肉を喜ばせる。
 抵抗できない女戦士の膣肉……出来ることは喜びの唾液を出すことだけだ。
 その唾液だけは出したくない女戦士。しかしその秘肉はもう耐えられなかった。徐々に潤み始める女の肉・・・蜜のような液が流れ出す。上目遣いで女戦士を見ながら徐々に愛撫を強めていく妖精の少年。

 女戦士の顔が……いやルビア似の女戦士の顔が苦悶にゆがむ。パクパクと息を始める膣肉。
「そろそろイク?」
「ふ、ふざけるな!」
「イッったらお嬢様は助からないよ」
「ほ、本当にイカなかったらお嬢様を」
 ルビア似の女戦士が辛そうな顔をしながらも問いかける。
「もちろんだよ、解放してあげるよ、でもイってしまったら」
 女戦士が次の言葉を待つ。
「お嬢様も奴隷にしてあげるよ」
「きさま!」
 怒りに震える女戦士。しかしその瞬間さらに強い愛撫が女戦士の膣肉に加えられる。

「ふふふ、さあどこまで我慢できるかな?たっぷり楽しませてね奴隷戦士さん」
 キッと再び睨みつけるルビア似の女戦士だが徐々に女の弱さが表情に出始める。さらに少年の愛撫は激しくなった。
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