夜寝る時だけはクリは自由になった。
 さすがに寝たまま睡眠を取るのは無理だからだ。
 だが、目が覚めて玲子は異変に気がついた。

 
 ほしい……

 ほしい……

 という欲求が募っているのだ。自由になっている豆を思わず触りたくなる。
 ところがその時、

「おはよう」
 パソコンのモニターから少年が声をかけた。
 その声を無視する玲子。
 サッと起きて、シャワーを浴びにいく。当然、覗かれているるのはわかっているのだが。
 少年は、淫生物からの映像を見てまたもやオナニータイム。玲子のシャワーシーンさえいつでも覗けるのだ。私生活のすべてをエロの道具にされている玲子。


 いつもどおりに署に向かう。もちろん、クリトリスは、淫の生物に咥えられている。
 そしてパソコンの偽の指示に従って、捜査官達は追っている。
 なんとむなしい行動だろうか。
 まさか、犯人が女特殊捜査官の私生活を覗いて調教中とは誰も思っていない。
 その調教中の黒川玲子に変化があらわれていた。

 ――やだ……ほしい……わ

 あそこからじわ〜っと来る鈍い快感に悶えてしまうのだ。
 朝起きてシャワーを浴びている最中も、ほしいという感覚が強かった。
 何もつけていないのに……

 そして、出かける前に、この淫生物をつける。最初にクリトリスを歯で捕まれる。
 ビクッと心地よい快感が走る。スカートを思わず手で押さえつける。
 しかし、そこからまったく無反応だった。


 ――わざと来ないわけね。
 意図を確認。しかし、だからといってどうすることもできない。
 そしてその状況のまま……玲子は出勤した。
 いつ振動が来るかとドキドキしながらだ。強烈な振動が来たら耐えられないのはもうわかっている。

 しかし、その振動は……この日、まったく来なかった。
 なのに……

 欲望が落ち着かない……

 それがもどかしい玲子。
 トイレで思わず触りたくなってしまう。しかし、耳の穴には連絡役の淫生物がいる。
 クリに食いついているのも、通じているはずだ。
 さらに、署のトイレでオナニーなどしたくない気持ちもある。

 めがねをかけたまま、トイレで悩んでいる玲子。
 触りたいという思いが、少年の命令があるわけでもないのに、トイレに来てしまった原因だった。
 キューっとスカートの股間部分に手をあてる。

 ――するわけには……いかないわ。

 オナニーを始めたら、少年も聞くはずだ。
 喘ぐ声がそのまま犯人に伝わってしまう。
 欲求に負けたという証拠をさらけ出してしまう。
 ここで自らを慰めることは屈することになる。

 玲子は、自慰をしたい思いに耐えてトイレを出た。



 とうとうその日は一回も振動はなし。
 勤務中はピクリとも動かなかったのだ。ただ、クリトリスを咥えていただけ。
 悶々としながらマンションに帰宅。

 当然、玲子を調教するために、振動が来ると思っていたのだが。

 はあ〜っとため息をつく。パソコンの電源を入れる。
 今日も犯人とモニターで話をするために。

「やあ〜こんばんわ」
「ええ……」
 悶々としている表情をさらけ出してしまう玲子。
 その表情を見て犯人はニヤリと笑った。

「物足りないみたいだね」
「え?」
 図星を突かれた女鑑識官。
 悶々の表情が出ている。そこを少年は見逃さない。

「イキたいんでしょ?」
「…………」

 そうはっきりと言われると困る。
「イキたいなら、イかせてくださいと言うんだ」
「…………」

 ――な、なんでそんなことまで……
 言いなりにならないといといけないのかと反発する玲子。
「仕方ないなあ〜」
 その瞬間だった。強烈に食いついていた淫生物が振動を始めたのだ!

「あひっ!――」
 思わず悶える女鑑識官。股間をキュッと締める!
「たまってたんだろう? 今からたっぷりと与えてやるよ」
 クリに食いついた淫生物の攻撃が始まる。

「あふううっ!――」
 悶える玲子。下半身からくる淫の刺激は強烈だ。もう一気に高望みさせられそうになる。

 しかし、ここから……執拗な攻めが始まる。

 ――くっ……そ、そんな……

 せっかく一気にお望みの欲求が満たされる寸前に、止まってしまうのだ。
 絶頂寸前でクリの刺激が来ない。イキたいという欲求を見透かされたように……

「どうしたの? 淫乱鑑識官さん」
 クスクスと笑う犯人。本当に憎らしい。モニター越しでも、すぐに飛び掛って殴ってやりたいほどだ。しかし、肉体はそれどころではない。一気に悶々とした淫らな思いが募ってしまっている。溜まった欲求がマゾになりつつある肉体を襲う。

 ――あっ……んっ……んぐっ……
 感じている……物凄くイキたいという欲求が充満している。
「イキたいんだろう? だったら私は淫乱マゾ女ですって言うんだ」

 ――い、淫乱……マゾ?
 淫乱はいいとして、マゾという言葉は到底容認出来ない言葉だった。
 ――ま、マゾ……

 この言葉が恥辱を誘う。

「言わないとイかせないよ」
 屈辱の攻めが少年によって始まった。

 モニター越しから屈辱の言葉が次から次に出てくる。
「マゾになるって言うんだ」
「…………」
 パソコンのモニターから目を逸らす玲子。
 こんな年下の少年に、快楽のコントロールまでされるとは……
 それに屈し、イかせてくださいとはとても言えなかった。
 しかし、少年は容赦ない。

「そのクリについている奴は、僕の許しがない限り、もう絶対にイカせない命令を出してある。君は僕の言うとおりにしない限り、悶え苦しむことになる」

 むかつくほどの屈辱の言葉。この屈辱を素直に受け入れるのは無理の玲子。

「隠れてオナニーするのも禁止だ」
「え?」
 オナニー禁止?
「当たり前じゃん」
 ニコニコと笑いながら言う犯人。
「わ、わかったわ……」
 あっという間に陥落した玲子。もう欲望に勝てなかったのだ。
 しかし、少年は許さなかった。
「駄目だよ、僕がいいと言うまでイクのは禁止にする」
「え?」

 困る表情の女鑑識官。
「お仕置きだ。しばらくそのまま悶え苦しむんだね」
 そう言うと、彼は淫生物にクリ攻めをするように命令したのだった。

 ――うっ……くはあああああああああっ!――――
 心の中で叫ぶ玲子!
 もう欲情は募りに募っている。
 悶える表情のまま……
 シャワーを浴びるように命令される。食事をしている間も、
 クリトリスが徹底的にしごかれているのだ!
 そしてイク寸前になると、憎らしいほどピタリと止まる!

 
 これを狂ったようにされ続けている。
 さらに、少しずつ少しずつ上り詰めていく場合と、一気に絶頂寸前まで上り詰めて
止まる場合と実にランダムだ。
 股間を押さえ、必死にこの屈辱に耐える黒川玲子。もう二時間以上は経った。
 目の表情は明らかに違う。メガネをかけた目が悶えているのだ。

 ――はあ〜はあ〜

 股間より来るイク寸前の刺激が、黒川玲子のプライドを壊していく。

 ――ま、負けないわよ……こんな卑劣な手で……
 喘ぎながら、耐える玲子。
 しかし、ショーツはもうぐっしょりだ。しっかりと淫液で湿っていた。
 熱くたぎる股間が悲鳴をあげている。

「イかせてほしい?」
 テレビを強制的に見るように言われて見ている玲子に、少年が言う。

「い、イかせて……ください」
 もうとっくに陥落したい玲子。クリの淫震に、恥辱の思いは爆発していた。
 言うことは言ったが、心までは屈していない。

「だったら放尿見せてよ」
「ええ?」

 ほ、放尿?

「そう、モニターの前で股間をさらけ出して、尿を出すんだ」
「こ、この……」
 唇を噛み締め、怒る玲子。
「嫌ならいつまでたってもイかせないよ」
「あうっ!――」
 淫生物が激しく淫豆をこねくりまわす!
 辛い疼きに狂う女鑑識官!

 ――こ、このまま……生殺しは……
 ――嫌……いやよ……

 メガネをかけた顔が、モニターの少年をチラッと見る。
 その表情がまたよいのだ。ほっぺを赤くして羞恥に耐えている姿が。

「わ、わかったわ……」
 もう羞恥は散々見せている。放尿さえもやるしかないと快楽中枢が判断。
 ついにマゾになりつつある女特殊鑑識官は、モニターの目の前で放尿をすることになった。



 モニターの目線に合うような机を持ってきて、その前でうんこ座りをする。
 ちょうどモニターの前に股間がさらけ出されている。それを見ながらオナニーをしている太陽君。

 ――う〜ん、いいねえ〜

 映像から見える黒川玲子の股間の割れ目が大きくクローズアップされている。
 淫核の次の尿道口がわずかながら見えている。

 ピンク色の股間が少年を喜ばせるためだけに……

「どうしたの? 出しなよ」
 尿を出さないとイかせては貰えない。

「で、で……でない」
「ん?」

「でない……のよ」
 さっきトイレはしたばかりの玲子。これでは放尿できない。
「だったら水を大量に飲みな」
「なっ……」
 屈辱の言葉だった。わざわざ水を飲んで……

 出せ?

 キュッと口を噛み締める玲子。
 こんな少年にいいようにされている。しかも、モニターの向こうで……
 股間の先のモニターの声に素直に従う。
 といってもコップ一杯だが。
 しかし、そこで注意をされる。

「もっと大量に飲むんだ。いっぱい出さないとイク許可与えないよ」
 目をつぶってこの恥辱に耐える玲子。

「わ、わかったわよ」
 2杯目……3杯目……
 そして、パソコンの前で……ショーツを脱いだ。

「いいねえ〜そのアングル。最高だよ」
 再びうんこスタイルから、お尻をつけてモニターに向けてパックリ。
 秘部が見事にさらけ出される。そのままじっと待つ。

 濡れている玲子の穴。その穴を、もっと見えるように近づけろとのご命令。
 いそいそとさらにモニターに近づける。少年の顔が近づく。

「いやらしい穴だな〜 玲子さんの穴って、淫乱なんだね」
「…………」
 少年による言葉攻め。羞恥に狂う女鑑識官。

「さ〜て、出るまで……その変態の穴の変化をじっくりと見せてもらうよ」

 ピクピクとうごめく膣。見られているという感情が、ほっぺをうっすらと赤く染まらせる。股間はすべてをさらけだしている。微妙な変化をモニター越しに映している。
 そのまま10分ぐらいたっだだろうか?
 尿意がきた。

「出そう?」
「……えっ……ええ」
 メガネをかけたまま、恥ずかしそうに言う玲子。これがまたたまらない。
「出しなよ。パソコンにかける勢いで」
「うっ……」

 プルプルと震える黒川玲子。屈辱と恥ずかしさが、身体中に蔓延している。
 こんな攻めを受けるのはもちろん初めて。
 さらに尿意がきた。だが、正直出したくない。
 こんなところを犯人に見られるということが許せない!

「いいねえ〜 その我慢する表情。君には耐えるという言葉がよく似合う」
 玲子が、耐えられなくのをじっと待っているのだ。いずれは出さねばならないこの調教。
 出すまでの秘肉の悶える様子も、太陽君の勃起の餌になっている。
 いつかは玲子は敗北の液体を出すことになるのだ。

 ――く……ううっ……
 屈服してなるものかという反抗心が出ている。その顔もまたよい。
 しかし、尿意はさらにきつく玲子自身を恥辱へ誘っていく。

「あっ……うぐっ……」
 チラッと見ると目の前に少年の顔がしっかりと見える。
 直視されているのだ。玲子のあそこを。
 モニター越しとはいえ、この屈辱は大きい。

 ――出る……いやっ……
 この期に及んで抵抗がきた。出したくないという思いが、玲子を苦しめる。
 その様子を楽しそうに見るのが、太陽君であった。


 口が震え、身体が震える。もう限界だ。
 なのに、尿道は放出を許さない。脚が小刻みに震える。
 ミ二スカートをまくりあげ、お尻をつけて、パソコンにモニターに近づけている玲子のあそこ。敗北の液体の瞬間が近づく。

「だ……め……」
 もう限界だ。もう出る!

「あっ……ああああっ!――」

 プシュッ! という音とともに、放尿が開始された。
 美しい曲線を描く尿。
 それをオナニーしながら楽しむ犯人。

 ――ああああっ……でてる……でてるわ……

 黒川玲子、最大の恥辱の瞬間であった。
 犯人にこのようなシーンを見られるとは……

「いいねえ〜 君の放尿はもはや芸術だね〜」
 放尿の品評会のような感じになってきた。テーブルが尿でまみれる。
 パソコンのモニターにもかかった。

「じゃあ、明日から毎日頼むよ」
「え?」
「え、じゃないよ。毎日僕の前で放尿するんだ。じゃないとイかせないからね」

 なんという恥辱。

「じゃあ、イっていいよ」
 パチンと指を鳴らした太陽君。
 その瞬間、玲子は歓喜の声を挙げずにはいられなかった。

「あはあああああっ!――」
 顔をよじらせてイク!
 悶える女鑑識官!
 うんこ座りの態勢にされている。
 お尻はつくなとのご命令。うんこ座りの態勢のまま、ひたすらイキ続けている。
 敗北の淫らな液体を撒き散らしてしまう。割れ目から、エッチな液体が撒き散らされている。

「イクんだ、何回も。連続でイきまくるんだ!」
 ひくつく穴の様子を見ながら、堪能する少年。
 モニターの向こうには、マゾ鑑識官がいる。溜めていた快楽を放尿後に一気に吐き出している。あられもなく口を開けているその姿に優越を覚える太陽君。

 ――いいね〜 放尿は最高のショーだ。さ〜て、いよいよ……
 太陽君は次の手を考えていた。

 イかされまくった玲子。
 次の日も同じ一日が始まった。クリトリスに淫生物つけて署へご出勤。
 悶々とした日々を過ごす。対策会議中もずっとつけたままだ。
 幸いまったく咥え込んだまま動くことはなかったが、それでもいつ振動するかという恐怖もあった。

 しかし、玲子にとって本当の悪夢はその夜始まった。


 ――どうして……
 ――どうして……こいつが……

 ――ここにいるのよ!――


 なんと、部屋に……
 少年がいる!
 犯人がいるのだ!

「やあ〜 初めまして」
 大蛇のような触手達に囲まれて優雅に過ごしている……
 

 金髪少年!

 サッと女特殊鑑識官が銃を取った!
 当然だ、こいつを逮捕すれば終わり!
 いや、撃ち殺せば終わりだ!

「やめときな、仲間のおなかが吹っ飛ぶよ」
「……撃つわよ……」
「無抵抗の人間を撃って、ただで済むとは思ってないだろう?」

 なんという言い草。

 ここで撃ち殺すのも手だ。
 そうすればすべて終わる。が、それでも死ぬ直前に仲間のおなかを……されれば……

「銃をしまうんだ。そんなものこいつらには意味ない」
 横にいる蛇のような大蛇の頭を撫でる犯人。

「…………」
「僕は君の仲間のお腹を爆発させたくない。やれば君はもう従わないだろうし。でも……いざとなれば」
 そう言って目が光る。
「…………」
 銃を構えて黙っている玲子。
「銃をしまうんだ」
 バッグに銃をしまえというしぐさをする。
 ゆっくりと玲子は銃をバッグに入れた。諦めるしかない。あの、おなかの爆発を防がないとどうしようもないからだ。

「いいねえ〜その諦めの表情。そそるよ玲子君」
 玲子君と呼ばれのも嫌な女鑑識官。

「さて、もうイキたくて仕方ないんじゃないの?」
「どうやって入ったのよ」
「ん? 鍵穴をちょちょいのちょいと……簡単だよ」

 触手を変形させれば楽勝だろう。

「誰にも気付かれなかったの?」
「もちろん、ここにいるとわかると君も困るだろう」
 妙な気遣いだ。
「さ、あそこ見せて、放尿の準備してよ」
 とうとうモニター越しではなく、直接見せることになってしまった。

 ゆっくりと玲子はショーツを脱ぎ始めた。



 スカートをまくりあげ、テーブルの上でお尻をついて御開帳。
 その正面には、モニターではなく……
 少年の顔だ。金髪の犯人との初のご対面。
 鼻は結構高い。イケメンと言っていい。
 今、人気のグループの少年の一人に似ている。
 その少年が食い入るように女鑑識官の割れ目を見ている。

「毛が邪魔だね」
「え?」
 見られているだけでも恥ずかしい状況で、平気で言われる言葉。

「剃ってしまおうよ」
「なっ!?」
 顔を真っ赤にして、少年を睨むお姉さん。
「ねえ〜剃らせてよ」
 ニコリと微笑む。放尿の前に剃毛をするというのだ。

「勝手にすれば?」
 スッと顔を背けて返事する。
 その顔のほっぺは、赤い。
「よし、決まり。じゃあねえ〜」
 と言って太陽君はある条件を出した。


 それは剃り終わるまで、放尿を我慢しろとのことだった。
 さらに……
 利尿剤を飲めと。
 口に含んで利尿剤を飲む。そして水を3杯飲んだ。
 恥ずかしさは常にこみ上げている。丸見えの性器をさらけ出しているのだ。
 あそこを開くとすぐにクリームを塗る犯人。

「いいかい? 剃り終わるまで……出すんじゃないよ。我慢するんだ」
「ええっ……」

 観念したような返事だった。もう、何も考えたくないのだろう。
 いきなり目の前に犯人が出てきただけでもびっくりなのだ。
 そのうえ、放尿、剃毛までも……

 両脚を広げ、股間を少年にさらけ出す。
 剃毛プレイが始まった。


 ジョリジョリと毛を剃っていく太陽君。
 隠されていた部分が、次第にあらわになっていく。ピンク色の割れ目がくっきりと見え始めた。
「うわ〜結構いい色してるじゃん!」
 ひくひくとひくつく膣肉をいじりながら言う少年。この恥辱に耐えなければいけないお姉さん。年下のガキのような少年に、淫肉を嬲られるのは、正直耐え難いものだった。
「クリトリスの色は、まさにマゾの色だね〜」
 クリトリスをいじりながら、責めていく少年。
「このクリトリスは、君はマゾになったという証明だ」
 勝手なことを言いながら、辱めていく。

「よ〜し、綺麗になったね。さあ〜出していいよ」
 放尿の許可が出た。だが、この状況でサッと出せるはずはない。
 尿意はあっても、羞恥心が邪魔をする。
「出すんだ、思いきって」
 少年がせかす。

 ――うっ……むはっ!
 出る瞬間に顔を上に向けた! 
 そうでもしないと恥ずかしくてたまらない!

 ぷしゃあああっ!――

 一気に爽快感が走る!

 玲子の身体が震えている。こんなガキくさい少年に排尿を見られているのだ。
 しかも、犯人である。

 ――はあぁぁっ……
 とうとう、目の前で排泄をしてしまった。

「いい出しっぷりだね。とくに表情がいい。君は最高のマゾ奴隷だ」
 マゾ奴隷と言われて、抵抗心がちょっとだけでた。
 しかし、尿を人前で出してしまったという事実は変わらない。
 こうして放尿は終わった……


 しかし、玲子への恥辱はまだ終わらない。
 次に太陽君は、あるモノを見せた。
「それつけて」
「…………」

 そこにあるのは、赤黒い生物。
 いそぎんちゃくのような形をしている。
 ちょうど股間にあてると具合がいいような形だった。
「今日からマンションの部屋の中ではそいつを身につけてもらう」
「な、なによ……これ」

 特殊ないぼいぼ状の突起物がたくさんある。
 これも太陽君が作り出したもの。

「そいつはね、君の三つの穴とクリを責め続ける淫具生物さ」

 うにょうにょ、うにょうにょとうごめいている淫具生物。
 コレに刺激をひたすら受け続けろということらしい。

「つけ方はわかるよね? ちょうど貞操帯のようになっているでしょ」
 こいつをつけて、マンションの部屋ではいろと言う。
「スカートはちゃんと履くんだよ」
 手に取った黒川玲子。
 うにょうにょと動くのが不気味で仕方がない。

 ――こんなのに……私が……

 そう思いながら、スッとスカートをまくって股間部分にあてた。
 すると、匂いを嗅ぐように淫生物が動き始め、まるでショーツのように形を変えて、女鑑識官のあそこを覆い始めたのだ。

 ――んはっ! ああぁぁっ……
 膣内にぐぐっと何かが食い込んでいくのがわかる。さらに、クリが覆われた。
 そして、尿道の穴に細長いモノが侵入し、肛門を塞ぐ!

「ふふ、そいつはね、どうすれば一番愛液がよく出て、悶えるのか探っているんだ」
 グニョグニョと動く生物型貞操帯。
 しっかりと4点を責めの態勢に入る。

「ああああぁっ!――」
 声を出さずにはいられない!
 それほどの刺激!
 悶え、苦悶の表情をする玲子!
 あっという間に絶頂寸前へ……
 
 ――あっ……

 予想通りだった。ぴたっと刺激が止まる。
 くっという表情で耐える。その様子をソファでじっくりと眺めるのが太陽君だ。

「イキたい?」
「……ええっ……」

 もう焦らしはかんべんしたいのが本音。
 放尿もしたのだ、玲子は、開き直っている。
 そこへ太陽君の次の攻撃の言葉がきた。

「じゃあ、僕のペニス、君の中に入れさせてよ」
「え?」

 一瞬、表情が変わった。
 ついにきたといえば……きた。
 そう、セックスだ。
 わかっていたことだ。いずれはこういうことになるということも……

 しかし、それだけは避けたいと心では思う鑑識官。
 犯人にモノを受け入れるのだけは……

「どうしたの? 僕のペニスを喜んで膣に受け入れますって言えないの?」
「…………」
 どうしてもこれだけは抵抗が出る。
 放尿シーンさえ目のまで見せてもだ。
 そこをすかさず責める少年。

「あぐっ!――」
 再び刺激がきた!

「言わないとずっとこのままイク寸前にしてあげる」
 うふふと笑う犯人。無邪気に笑う犯人。
 こういう方法をやらなくても、今すぐセックスは可能でもある。
 だって、腹を爆発させるぞ、させろと言えばそれで終わりなのだ。
 だが、あえて焦らし責めで言わせようとするところが憎い!
「いつ、自分から求めてくるか楽しみだ」
 ソファでジュースを飲みながら待っている太陽君であった。



 恥辱と辛さが募る時間が始まった。
 クリと膣と肛門を一斉に刺激され、抜群のタイミングで寸止め攻撃。
 尿道の穴にもしっかりと細い触手が潜り込んでいる。こんな状態でもう、
 二時間。
 耐えている女鑑識官。イかせてと言えばいいだけのことだが、これができない。

 ――くっ……ふっ……ああぁぁっ……
 食事を作りながらこの辛さに耐えている。
 そんなことをしてもいずれは屈することになる。それがわかっていても…… 
 犯人のモノを受け入れたくないのだった。
 ある意味、仲間の腹を爆発させるぞ、と言われたほうがはるかに楽だったかもしれない。
 それなら仕方ないと受け入れていただろう。だが、太陽君は、快楽に屈してイかせてくださいと望んでいるのだ。
 これを受け入れたくない。そして、本当に……
 少年のペニスを入れたくないのだ。
 脅迫されていれば意識は変わただろう。
 しかし、イクのを我慢すればそれだけでいいと言われたのが、玲子を耐える事を選択した原因になっているのだ。

「イかなくていいの?」
 後ろからささやかれる。台所で食事の用意をしている玲子。
 もちろん、犯人の分も作っている。ある意味異常な状況だ。

 ――だめ……それだけは……
 股間から愛液が垂れるように出ている。それでも、これだけは受け入れたくない玲子。
 これを受け入れてしまうと……本当に精神が崩壊しそうになるからだ。
 
「僕のモノを受け入れたらいつでもイケるんだけどなあ〜」
「あっ!」

 後ろから乳を揉まれた!
 太陽君は、今まで一度も直接玲子自身には触ってこなかった。
 モニター越しで痴態を眺め、目の前で放尿シーンを見ただけ。
 しかし、ついに……
「うわ〜でっかい」
 豊満な乳を揉みまくる。そして淫乱に勃起している乳首をグリグリと攻撃する。
「くわあっ!――」
 調教され、身体中が淫乱の欲望にとりつかれている玲子の身体。
 もはや絶頂の淫欲は最高潮に達していた。

 ――もうだめ……

 ついに屈した黒川玲子。
 我慢しても、いずれは屈する事になるのだ。もう、受け入れよう。
 それしかないと思った。

「い、イかせて……」
「おや、ついに我慢の限界?」
 服の上から乳首を触り続ける少年。

「だったらさあ〜 これから毎日徹底的に焦らしてからイかせてくださいって、哀願しな」

 ――え?
 これから……毎日?
「君はすぐにはイかせない。これから永遠に、極限まで焦らされてからイクんだ。それしか認めないよ」
「そ、そんな……」
 もう快楽の虜の玲子。プライドもくそもない。
「言うんだ、黒川玲子。じゃないと仲間をおなかを爆発させるよ」
 ここで例の脅迫がでた。
 もはや、玲子は焦らし地獄の泥沼にはまりつつあった。


「こ、これから……毎日……極限まで寸止めと焦らしを……繰り返してください」
「うんうん」
 にっこりとうなずく太陽君。

「太陽様の許可なく……イクようなことは絶対にいたしません。神に誓います」
「うんうん」
 さらに笑う太陽君。
「わ、私の性器、そして身体のすべては……太陽様のモノです」
「うん、じゃあ僕の好きなようにいじっていいんだね?」
「は、はい……」
 もうこう言うしかないように追い込まれた玲子。
 ただただイキたいだけの女になりつつある。 
「じゃあ、まずは僕のモノをしゃぶってもらおうか。じっくりと時間をかけてね」
 ズイッとペニスを目の前に出す犯人の少年。
 それをゆっくりと玲子は……舐め始めた。


 人間のサイズよりもさらに大きい太陽君のペニス。
 これで特殊女鑑識官の割れ目を貫き、絶頂を与えようというのだ。
 玲子のあそこはいまだに貞操帯に覆われ、絶えず刺激を受けている。
 寸止めの辛さが断続的にくる。
 それでひたすら耐えながら、犯人の少年のペニスをしゃぶり続けるのだ。
 この恥辱に狂う女鑑識官!
「うっ……ぐあッ!」
 必死にむしゃぶる玲子。なぜ、こいつのモノを……と、かすかに思いながら。
 少年は悦楽に酔っている。今はある意味チャンスでもある。
 
 しかし、玲子にはもうその勇気さえもない。
 ただただ絶頂がほしいとという欲求に走っているのだ。
 そしてむしゃぶり尽くしているこの……ペニスで……

 それしか考えられない玲子の心。

「出る!」
 ぶしゅうううううっ! と射精する!
 大量の精液。玲子の顔にぶっかけた。しかし、少年のモノはそれで終わらない。
 すぐに勃起を繰り返すのだ。これが、改造された肉体の力なのだろう。

 もう、辛い玲子。少年は女鑑識官の口と手で気持ちよくイっているというのに、
 自分はずっとお預けなのだ。

「イキたい? 玲子」
 まるで恋人のように呼び捨て。
「い、イキたいわ」
「だったら、テーブルの上で割れ目を見せてもらおうか」
「ええ……」
 顔を赤らめながら言う玲子。
「ええじゃないだろ? ハイだろう?」
「あっ……は、はい」
 これからは返事はハイと言うように言われている玲子。
 こういう細かい所までうるさいのが少年の性格だ。
 淫欲に溺れている女が、テーブルの上でうんこ座りをして割れ目をさらけ出す。
 貞操帯型生物は外されていた。つるつるの割れ目から淫液がしたたり落ちている。
 そこに少年の指が二本入った。

「あっ!」
 もうそれだけで声が出てしまう黒川玲子。そういう女になってしまった。
 その淫乱女に指で割れ目を執拗に攻撃する!

 ――ああっ! イク!

 ズボッと指が引き抜かれた!
「あはっ!――」
 もう抜かれただけで悲鳴に近い声だ!
「駄目だよ、勝手にイっては」
 まだまだ焦らし責めを続ける少年。
「はい……」
「割れ目に指を入れてほしい?」
「はい」 
 素直だ、本当に素直の玲子。
 年下の少年にここまでされているというのに……
 再び指を二本挿入。
「イキたいんだろう?」
「はい」
「だったら、もっとしつこく焦らして……とせつなそうに言うんだ」
「も、もっと……しつこく……焦らして……」

 ――だめ、もう限界よ!
 心で叫ぶ玲子!
「僕が許可するまで絶対にイかないと誓える?」
「はい」
「イク寸前で何回も、何十回も指を引き抜いてもかまわない?」
「は……い」
 なんて卑劣な言い方と思う玲子。
「じゃあイキそうになったらイキそうって大きな声で言うんだ。その瞬間、しっかりと引き抜いてあげるから」
「は……い」
 なんといいう汚い攻め。
 口を開けて辛いという表情をする。
「じゃあ、動かしてあげるよ」
 そう言うと指をいやらしく動かし始めた。


「うっ!」
 残酷に引き抜かれる指!
 たった二本の指に、めがねをかけた女鑑識官の淫欲は支配されている!
 指は残酷に何回も、何十回も割れ目を絶頂寸前で止めていく!
 そのたびに女はうめき、蜜を散らし喘ぐのだ!
 それがたまらない太陽君。

 ――ほんと、最高の獲物だよ。君は。
 黒川玲子の割れ目をひたすら嬲り続ける犯人。淫に狂った割れ目は、女鑑識官の心さえ狂わせる!
 表情を歪ませて、悶え続ける被虐の女。

「も、もうだめよ!」
 とうとう勝手にもうだめという言葉さえ発し始めた。
 だらだらと終わりがないように愛液が滴り落ちる。
 欲望に狂っているのだ。

「な、何が駄目なの?」
「え……あっ……」
 寸止め地獄に狂っている女に微笑む少年。
 少年の指はもうぐしょぐしょである。

「君の割れ目は僕の物だろう? 違う?」
「え……あっ……はい」
「もう君は自分の意思では決してイクことができない身体なんだ、わかってる?」
「は、はい」
 股間の疼きに耐えながら返事をする玲子。

「だったら、どんなにしつこく焦らされても耐えてみせますわと言ってよ」
「ど、どんなに……しつこく……焦らされても……」

「耐えて……みせますわ」
 汗を流しながら悶える女の顔は非常に美しい。

「じゃあ、今からもたっぷりとイク寸前で指を引き抜いてあげるよ」
 笑いながら少年は言うのであった。



 永遠と続くような焦らし責め。肉はうめき、喘いでいる。
 身悶える女鑑識官。身体からは、淫にまみれた汗がだらだらと流れている。
 苦痛と快感が交互に玲子の肉体を襲う。
 さらに、きついのは……

 自ら腰を動かしているということだ。
 あれから二本の指はじっとしている。指を動かすのではなく、玲子のお尻を動かすように命令していたのだ。二本の指を突きたてまま。

 ――あぐぅ……んっ……

 もうイキたい欲求は極限にまで達している。
 しかし、未だにイク事は許されない。自ら二本の指を割れ目に食い込ませ、悦楽を必死にむさぼる玲子。淫らに腰を動かして、太陽様を満足させる表情をしろとのご命令。
 自ら腰を淫らに振りながら、耐える表情をみせつける女鑑識官。

 痴態を徹底的に見せつける事を要求しているのだ。
 さらに、楽をさせないために必死に腰を動かして快楽をむさぼらないと、イかせないとのご命令。

「すっげえ〜 もう指がどろどろだ」
 割れ目からひたすら滴り出る愛液を楽しそうに見る太陽君。
 この少年のたった二本の指に、玲子は支配されているのだ。

「も、もう……お願いよ」
 ついに寸止めの辛さから狂い始めた。

「限界のようだね。いいものみせてもらったよ」
 二時間近く寸止め攻めで玲子の痴態を楽しんだ犯人。自らも玲子の中に入れたくて仕方がないようだ。

「さあ〜僕のこのモノで、貫いてやるよ」
 少年は、もう一度ペニスを勃起させる。
 そしてそのイチモツは、見る見る大きくなっていった。


「くわああああああああああああああっ!――――」
 一撃だった。最初の一突きで……
 メガネをかけた女鑑識官は、絶頂を迎えた。
 たったの一突きで……
 それほど飢えていたのだ。
 そうさせられていた玲子の肉体!

 さらに、少年のイチモツは只者ではない。
 人間のモノより二倍はあるような大きさのモノが、玲子の耐えに耐えた割れ目をかきむしるように出入りしている!

「くひゃあああああっ!―― あひゃああああああああっ!――」
 一突きで逝った絶頂!
 さらに出し入れのピストン運動が始まると、連続絶頂が止まらない!
「どうだい? 最高だろう? 僕のモノは!」
 バック体勢で、黒川玲子を突き上げ、ひたすら絶頂を与え続ける!
 それに、むさぼるように求め続ける玲子の身体!

「あはあああっ! ひひゃああああああああああああっ!――――」
 もう玲子の欲望は止まらない。ここまでひたすら調教を受けた身体だ。
 解放されてしまった絶頂には誰も勝てない!
「イケ! イキまくれ!」
 巨大なペニスがブシュブシュと音を立てて、玲子を突き上げる!
 そのたびにメガネをかけた女は悶え狂う!
 激しく喘いで、必死に絶頂を楽しんでしまう肉体。身体の制御が出来ないほどに、勝手に悶え続ける。


 こうして玲子は永遠のような絶頂快楽の時間を過ごしていった……



 次の日……

 帰宅した女鑑識官にさらなる恥辱が迫っていた。
 それは……
 小説を読ませる事。
「わ、わたしは……マゾ鑑識官」
 マゾ鑑識官という言葉に怒りを覚える。
「これから……割れ目を……立派なマゾ……穴にするために……」
「徹底的に寸止め調教することを誓います」
 玲子は、テーブルの上で股間を開いている。
 その股間にゆっくりと指をあてている。小説にそうするように書いてあるのだ。
「僕が一生懸命考えて作った小説なんだ。それをゆっくりと読みながらオナニーするんだ」
「わ、わかったわよ……」


 オナニーしながらの焦らしエロ小説が始まった。
 片方の手で乳を揉み、片方の手で割れ目を広げる。
 小説は電子書籍のモニターに大きく映っているのを読んでいるのだ。
 以下がその内容。 

 女鑑識官としてマゾになることを決意した私。
 ご主人様である木見太陽さまに、しっかりと割れ目を見せつけるのは私の義務。
「お願いです……じっくりと穴の奥の奥まで……しっかりと見てください」 

 ――見られて最高……
 私は喜びに浸っている。マゾ肉にするためには、太陽様の淫らな視線が必要だから。
 太陽様は、食い入るようにマゾ穴である私の割れ目を凝視しているの。
 それが、マゾである私の羞恥心を高めているの。
 私は、この淫らな割れ目を躾けないといけない女。
 そのためには、この肉を極限まで焦らして、狂わせることこそ、私の義務なのよ。
「これからマゾ肉への寸止め調教を行います」
「この私がじっくりと耐える姿を見てくださいませ」
 太陽様はうんとうなずいた。羞恥の笑顔を見せる私。

 早速、私は割れ目の肉をかき回す作業に入った。今日の朝からずっとイっていないマゾの肉体。その淫乱きわまりない穴を寸止め調教して狂わせていく。
 割れ目をかき回すたびにグチョグチョと音が凄い。
 その音で私は興奮する。太陽様が命令する。

 イク寸前までしっかりと肉をいじめよと、手を抜くなと。
 そして、寸前で残酷に指を抜いて止めろと。
 私はジュブジュブの肉をいじめ始めた。

 次にモニターにはこう書いてある。
 ここからは読むのではなく、行為をしろと書いてある。
 激しく指を動かし、太陽君が許可するまでイクのを耐える事。
 その間は小説を読まずに、ひたすら指を動かせと。

 玲子は言うとおりにした。


 数十分後……
 腰がビクビクと震え、割れ目が悲鳴をあげている。イキそうになると自ら止める行為。
 それだけでも狂いたいほどほしがる女になり果てた黒川玲子。
 もっとさわりたい、触りたいという思いが、股間から顔のメガネにまでしっかりと伝わってしまう。

 ――もうだめ……

 鼻息が荒い。徹底的に調教された穴は、これぐらいの焦らしで狂っている。
 それも自らの手で行うという残酷さ。
 すると、少年は、モニターの電子書籍のページをめくるように、淫生物に命令させる。

 再び小説を読めとのご命令。

 私の肉は煮えたぎっている。クリトリスの勃起が凄いのよ。
 これはもう、マゾの証明だわ。私の割れ目は、太陽様にマゾとして辱められる運命だったんだわ。

「た、太陽さま……この淫らな肉に……イク許可を与えてくださいませ」
 太陽様がにやついた。そして許可をくれた。しかし、その時に条件を求めた。
 私はその条件に驚いた。

 ――か、浣腸?


 瞬間、玲子は小説を読むのをやめた。
 とても続きを読む気になれなかったからだ。
「どうしたの?」
 小説を読むのを中断したことを疑問に思う太陽君。
「い、嫌よ……」
 顔が青ざめていく玲子。浣腸なんて絶対に嫌なのは当たり前。
 しかし、少年の言葉は冷酷だった。
「続きを読むんだ。小説の言うとおりにしろ」
「…………」
 玲子は……中断していた小説を再び読み始める。


 浣腸という言葉に私はときめく。
 もはやマゾに成り果てている私の身体。浣腸という言葉さえも抵抗なく受け入れてしまう。それほど私の心は淫らなマゾになっていたのだ。

 ――か、浣腸なんて……
 私の身体がビクッと動いた。
 これだけは嫌だと思っていた最高の羞恥の行為。
 それを条件を我慢できなかったら受け入れろというのだ。
 条件とは、今からクリトリスに淫生物を食いつかせる。それを指定する時間までイかずに耐えれば、浣腸はしないという条件だった。
「わ、わかりました」
 私は素直にその条件を受け入れた。ご主人様が濡れそぼったクリトリスに淫生物を食いつかせる。
「あはんっ!――」
 ビクンと悶える私。クリからくる羞恥の快感が一気にこみ上げる。
 イクのに必死に耐え切れば、浣腸は免除してあげると言われる。
 念を押される私。それに私はゆっくりとうなずいた。

「もし、耐え切れずにイクような事があれば……」
 次の言葉に震える私。

「ゆっくりと浣腸液の気持ちよさを味わいながら、必死に我慢をして……」
「限界が来たら、羞恥にまみれたこの肛門の穴から……排泄させていただきます」
「その時は……最後の一滴まで肛門の奥の肉から飛び出す浣腸液を……じっくりとみてくださいませ」

 
 すると、また小説を読むのをやめる黒川玲子。
 とても読めるような気持ちになれない。それほど屈辱で恥辱の言葉だった。
 肛門の奥の肉からほとばしる最後の一滴まで見てという言葉。
 そんな恥ずかしい言葉を言うだけでも辛い……
 それを他人の、それも憎き犯人の前で言う事になるとは。

「はひっ!――」
 突然クリトリスにさらなる激震が走った。歯を立てた淫生物がヒルのようになってクリトリスを苛め抜く! もうその衝撃に耐えれない!
「小説を読むんだ!」
 太陽君が命令する。必死にイクのを我慢しながら、モニターをもう一度見る玲子。
 再び読み始める。

 私の淫らな肉に、ヒルが食いつく。そいつはしつこく私にイクことを要求したの。
 でも、私は必死に我慢。だって、浣腸なんてしたくない。だから必死に耐えるのは私の義務なのよ!
 ところがこいつは、それをあざ笑うようにクリトリスを責めてくる。
 私の身体は興奮して、思わず太ももを閉めた。それが逆にヒルを興奮させることになったの。ヒルは、さらに激しく歯を立てて、私の被虐のクリを苛め抜く!
 私は身体がガクガクして、屈辱の瞬間を迎えようとしていた。そして、それを楽しんでみるご主人様。顔を背けて必死に私は耐えようとしたわ。でももう、限界だった。
 このわいせつな肉は、もう耐える事が出来なかったの。
 私はどんどん絶頂寸前へ追いやられた。もう私には選択肢が残されていなかったわ。

 ――イク! イクわ!

 私は大きな声をあげて叫んだ!
「イキます! イキますううううううううううううううつ!――」


 それを読み終わった瞬間……
 頭が真っ白になっていった玲子。

 イク瞬間に膣から潮を吹いた。
 大きな声をあげて喜びを受け入れ、悶え狂ったのだ。
 もう小説など読む事はできない。それほどの衝撃だった。
 それがずっと続いた。

 十分ぐらいしてからだ。
 突然クリ攻めが止んだ。
 そして、また続きを読めという。
 素直に従う玲子。


 イってしまった私。これで浣腸は決まりね。
 明日から徹底的に排泄調教されるんだわ。
 そう思っている私に、ご主人様が命令する。言う通りにする私。

「ご主人様、明日からこの私の肛門に……浣腸調教をしてください」
「どんなに辛くしても我慢して、どんなに屈辱でも、卑劣な排泄行為でも……
 しっかりと受け入れて見せますわ」

 平気で浣腸、肛門、排泄という言葉が出る。
 それほどの精神状態の女鑑識官。

 こうして黒川玲子は、浣腸調教を受け入れたのだった。
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