ミシェルン……サルンの女ダークエルフのリーダー格……そして盗賊でもある。

「うふふ、まさかあなたをおもちゃに出来るなんて思わなかったわ」
 でっかいおっぱいをグイグイと引っ張るミシェルン。そのおっぱいの持ち主はランカ。

 軍服の上から乳首を弄られている。
 スッと下を向くランカ。だがそれをミシェルンは許さない。
「こっちを向きなさいよ」
 グイッと顔を持ち上げる。
「今からたっぷりとかわいがってあげるわ、マレイアスの代わりにね」
 正直マレイアスよりこちらの女をいたぶるのがうれしくてたまらないミシェルン。
「さあ〜て、ここに座りな」
 昨日散々マレイアスが狂わされた場所だ。ここでまた水あめ攻めでもするつもりだろうか?

「…………」
 言われたとおりに女軍人は盗賊の女ダークエルフに身を預ける。さらにうんこをするような格好にさせられる。そして下半身だけ裸にされた。美尻が……見事な美尻がミシェルンたちに晒される。

「あたし達を捕まえに来たのに逆に捕まっていたぶられる気持ちはどう?」
 後ろからスッとお尻の触るミシェルン。中指を尻の穴の中に入れる。
「あっ……」
「固いつぼみよね〜ここ、うふふ」
 にっこり微笑みながらお尻の穴をいじるミシェルン。奥に入れ込んだ。

「あっ……」
 目をしかめるランカ。まさか盗賊の女にお尻の穴をいたぶられるとは……

「決めたわ……あなたにはお尻の穴専門になってもらうわよ」
「な、なんだと?」
 お尻の穴専門と言われて思わず後ろを振り向くランカ。
「向こうの穴でイクことよりもこちらのつぼみでイクことだけを植えつけてあげる、いい? 今日からお尻専門になるのよあなた」
「ふ、ふざけ……クッ」
 文句言おうとしたランカだが、言うのをやめた。無駄だと思ったからだ。
「さあ〜て始めましょう」
 ニヤッとミシェルンが不適に笑う。ランカのお尻の穴の調教が始まる。




 疲れが取れていく……疲れが取れていくマレイアス。
 サルンの相手までは……ゆっくり出来る。

「お嬢様……は無事なのかしら?」
 ぼそっとつぶやく女騎士。昨日の透明の服を着せられているマレイアス。
 今はお嬢様の事が気になる。お嬢様のために耐えているのだ。
 そのお嬢様になにかあれば……意味がない。

「起きたあ〜?」
 女ダークエルフだ。食事を持ってきたらしい。

「…………」
 部屋に数人入ってきた。黙っているマレイアス。

「さあ〜お食べ、じゃないと夜のサルンのお相手持たないわよ」
「……あの男……ダークエルフの皇太子か?」
 マレイアスが女ダークエルフに聞く。
「ええ……ランカから聞いたのね」
「……生きていたのか」
「そうよ」
 にっこり笑う女ダークエルフ。おいしそうな料理だ。しかしおそらくたっぷりと媚薬入りだろう。

「なぜだ? なぜあの男は……」
「人間に恨みがあるんでしょう? 私は別にどうとも思わないけど」
 コツッとマレイアスの前に料理を置く。

「へたな真似はしないことね……お嬢さんのためにもね」
「…………」
「あなた……気に入られてるのよ」
 女ダークエルフがちょっと不満そうに言う。
「気に入られてる?」
「そう、正直すぐに飽きて欲しいわよ、私達の相手してくれないし……」
 どうやらマレイアスに構ってばかりなので自分達は欲求不満らしい。

「あの男に言え!」
 マレイアスが下を向いた。

「サルンは飽きないと思うわ、あなたを虜にするまでね、それも気にらないわね」
 黙って聞いているマレイアス。
「今、あなたの代わりにランカが調教されてるわ」
 グッと睨む女騎士。
「うふふ、ミシェルンは楽しくてたまらないみたい、尻の穴だけで絶頂することしか考えない女に作り変えてあげるって……言ってたわ」
「な、なんだと!」
「あははははっ! いい気味よあの女、さんざん私達の仲間を捕まえてきたむくいよね」
 笑いながらしゃべる女ダークエルフ。この女も性格が悪そうだ。

「マレイアス、辛いならサルンにお願いしてみたら? 私のお尻を代わりに調教してくださいってね」
 もはや何も言えない女騎士。ただただ黙っているのみ。

「じゃあね」
 と言って女ダークエルフたちは去っていった。


 ――どうすればいい……私はどうすれば……

 ただただ言われるがまま……しかし人質を取られては何も出来ない……
 これがマレイアスの現状であった。



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