「いやああああああっ!――――」
 便意を散々我慢させられた後に、排泄する屈辱が続くランカ。女軍人のプライドが、崩壊していく。

「いい声で泣くようになったわね〜 それでこそ、調教しがいがあるってものよ」
 お尻がひくひくとわなめく様子をたっぷりと楽しみながら、インリが見ている。あれから数回排泄を繰り返した。出すたびに、すっきりする。いや、すっきりさせられる。心は、グダグダだが。

「さ〜て、ちゃんと排泄したご褒美に今度はまたイかせてあげる。ただし、お尻の穴でね」
「…………」
「イク時は、尻の穴よ、前の穴でイッチャだめ」
「え?」

 前の穴でイクな? 

「そうよ、今日からあなたは、お尻の穴のみでしか、絶頂を迎えられない身体になるの」
「なっ……」
 ランカが一瞬インリの方を向く。
「ふふ、勝手に前の穴でイかないようにね」
 にやっと笑うインリ。イク穴さえ指定しようとしている。

「ちょ、ちょっと……」
 さすがに怒りがこみ上げる。しかし、インリは平気な顔だ。

「お姉さまの穴は、躾が必要なのよ。それも、しっかりと教育しないといけない穴なの」
 
 穴の教育? 義務教育じゃあるまいし。

 ――きょ、教育って……

 信じられない言葉だ。
「がんばってね、お姉さま〜立派なアナルにしてあげるから」
「…………」
 もはや何も言えないランカ。自分の肛門をこうも勝手に言われると、腹が立つというか、むなしくなる。  すると、いきなりインリが、排泄が終わったばかりの穴に指を入れ込んだ。

「さあ〜いっぱいいっぱいイかせてあげるわ。ちゃんと排泄できたご褒美よ」
 指をグリグリ動かしながら、インリは笑って言った。



 疲れた……その一言のマレイアス。
 あれから、部屋に戻された。今度は白い囚人服のような格好だ。目がうつろ、身体はピークに達している。しかし、肉体は……

 ――いつまで続く……?

 もう日にちの感覚がない。麻痺している女騎士。この快楽地獄はどこまで続くのだろうか?
 そこへ、セイキンがやってきた。こっちも快楽責めをされたらしい。

「マ、マレイアス……」
 あそこが熱いセイキン。こちらはダークエルフから、ペニス焦らし絶頂攻めを受けていた。さらに終わって、ペニスの媚薬ローションマッサージつきだ。

「……お帰り……」
 だいたいなにをされてきたかわかっている女騎士。それを悟られまいとするセイキン。この状況でも、マレイアスには気づかれたくないらしい。
「だ、大丈夫ですか?」
「ええ、もう慣れた」
 眠い目をうつろうつろ開けて言う。


 ――慣れた? ……慣れた……


 怒りがこみ上げる少年。あこがれの女性があの少年の……アレにに慣れた?
「どうした?」
 寝そべってセイキンを見ている。震えているセイキン。

 ――くそっ! 

 悔しいのだろう。さらに悔しいのは、自分があのダークエルフ娘たちに、アレをもてあそばれ、感じたことも入っている。

 するとマレイアスがもう寝入っていた……疲れているようだ。

 セイキンはそれを屈辱感で満たされながら見ていたのだった。
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