「はあああああああっ!――――」
 恥辱の思いで勢いよく、浣腸液が放たれる! 屈辱とプライドが崩されていく瞬間だった。出すたびに、腰がひわいに動く。それをしっかり少女に見られているという辛さが、ランカの表情に現れる。

 ――ううっ……

 目をつぶって排泄を続けるランカ。陰湿なインリの責めはまだ続く。
「うふふ、出すわね〜お姉さま。恥じらいながら出すその表情は本当にいいものよ」
 コツコツと浣腸液を動かすインリ。ひくひくしている肛門をじっと見つめている。

「さあ〜二本目行くわよ」
 満タンに入れた浣腸液の先から、ピュッと液をわざと出すインリ。そして、ランカの肛門に指を入れた。

「う……あっ……」
 出し終わった後の、肉の感触を確かめる。
「う〜ん、なかなかじゃない。これならもっと具合はよくなるわね」
「…………」
「締まりがもっとよくなれば、感度も上がるわ」
 だからどうしたというランカ。
「しっかり躾けてあげるわね、お姉さまはココの調教によって、新しい快楽を覚えるの、いい?」
 勝手なこと言ってる。

「さあ〜二本目召し上がれ!」
 そう言ってインリは二本目を注入するのだった……



 ――すばらしい、すばらしいよ、マレイアス。
 爛々と輝くサルンの目。耐えて耐えて、絶対に屈しない女騎士。かつて、ここまで反抗できる女はいなかった。

 ――僕は……ついでに楽しむ程度のつもりだった……でも……

 ――この女は、手放せない! どんなことがあっても……
 最高の伴侶を得たような表情だ。一方のマレイアスは、くたくたの状態。イかされ続けた女騎士の肉体は、疲れがピークに達している。それはサルンも同じだが。

 ビクビクしているペニスは、まだ余力がある。しかし、ここまでの達成感は初めてだ。

 ――いない……今までのどんなエルフでも、どんな人間の女でもいなかった。
 ゆっくりと近づき、マレイアスの髪を掴む。

「后になるんだ」
「ふ、ふざけるな……」
「あははははっ!――――」

 今度は突然笑い出す。美しい少年の顔が、ゆがむ!

「手に入れて見せるよ、君の心をね。お休み、未来の僕の后」
「う、うるさい!――」
 汗だくだくで言い返す! 女騎士は認めない!
「気に入ったんだ、仕方ない。これは不可抗力だ」
「馬鹿馬鹿しい!――」
 相手の目をグッとうらむようににらむ女騎士。

「いい表情だ、それをとろける表情に変えるまで、徹底的に犯してやるよ」
「……や、やれるもんなら、やってみろ!――」
 まったく引きさがらない。これぞ女騎士のプライドだった。

「お休み……僕の妻よ」
「やかましい!――――」
 髪がブルット震える。怒りがこみ上げている髪だ。それでも意に返さないサルン。

 こうして、今日のサルンとマレイアスの一日は終わった。


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