まず、割れ目の部分に指をあてる優実。薄いショーツ越しに股間をいじくる。翔子の表情を楽しそうに見ながらだった。すぐに効果はあらわれた。溜めていた欲望は、翔子自身でさえもどうしようもないものだ。

「あっ……」
 声が出る。口をつぐんでも、漏れてしまう声。その声はマゾにふさわしいものだ。ショーツの上からかき回す優実。いじくると、一気に、蜜があふれ出る。

「ほ〜ら、出てきた出てきた」
 びしょびしょになるショーツ。いかに淫乱かのバロメーターになってしまう。しつこい焦らし攻めに、翔子の肉欲は一気に高ぶる。クリと触りながらあそこをいじる。そのたびに腰が動いてしまう。
「な〜に、これ〜 ぐっしょりよ」
 優実の濡れた指が、その証拠だった。目を背ける翔子。優実はそれを見逃さない!

「ほ〜ら、翔子。ここ見なさいよ」
 湿ったショーツを見ろと命令。割れ目を弄びながら言う優実は実に憎たらしい。
「う、うるさい……」
 思わず出てしまった言葉。これも翔子らしからぬ言い方だ。
「うるさい? 割れ目ぐちょぐちょにしてる癖に……」
 クイッ!

 クリを乱暴につまむ!

「イキたいんじゃないの? 翔子」
 優実が割れ目に指を食い込ませる!

「そう、何も言わないのね」
 スッとバイブを取り出す。
「いっちゃだめよ」
 念を押す。耳たぶを噛みながら。
「くあっ!」
 強烈な振動が走った。クリトリスにバイブがあてられたのだ!

 一気に高みに突き上げられる欲望!
「イッたら承知しないわよ!」
 クリトリスにバイブをあてられながら言われる。強烈な振動に淫液が飛び散る!

「耐えるのよ翔子。もっとも、仲間に浣腸していいなら、いつでもイっていいわよ」
 またもや、耳を噛みながら言われる。表情が苦しくなるお嬢様!

「あっ!」
 声をあげた。我慢の限界がきたのだ。サッとバイブを豆から離す。
 離したおかげでイかずに済んだ。

 しかし……これは屈辱だ。
 震えている、震えている翔子。こんな屈辱にあうとは。

「これを繰り返してあげる。いつまでもつかしらね〜」
 翔子の淫液でびしょびしょのバイブを舐めまわしながら、丸山優実は言い放つのだった。


 繰り返されはじめた攻め。
 クリトリスに乱暴にあてられるバイブ。イキそうになっては止め、イキそうになっては止めを繰り返す。そのたびに翔子はうごめき、蜜がぽたぽたと落ちる。とっくの昔に、ショーツはぐしょぐしょになっていた。そのショーツを脱がし、さらにバイブをあてる!

「あああああああっ!」
 イキそうになると声が出る。散々我慢していた、お嬢様のクリと穴はもう限界だ。嬲られるたびに悲鳴に近い声を出す翔子。欲望が頭を変えている。

「いいなさい! 浣腸していいって!」
「だめ!」
 抵抗する最強お嬢様!
「ほらほら、ほらほら!」
 グイグイと穴に入ったバイブを動かす。優実のねちねちした穴攻めに、辛さが倍増するのだ。顔を振り乱してもがく。まるでイキまくっているようだ。
「くああああああっ!」

 激しいバイブ攻撃。それでも翔子はイク気はない。あくまでも抵抗する。

「まあ〜 よく耐えるわね〜」
 したたり落ちる液体を見て楽しそうに言う優実。
「じゃあ、ご褒美に……筆にしてあげるわ」

 今度は筆攻めだ。
 ただし、媚薬たっぷりつき……


 筆での焦らしが始まった。イキたい臨界点はとっくに超えている翔子の穴。それを今度は筆で攻めていく。筆にはスイッチがあり、振動するようだ。だが、まだスイッチは入れない。割れ目をなぞり、クリをなぞる。定期的に媚薬の小瓶に筆先を入れる。

 それの繰り返し。

 だが、効果は抜群だった。バイブで散々焦らされた穴は、こんな刺激でも必死に快楽をむさぼろうとするのだ。だからよけいに辛い。
 それに、筆の刺激は新鮮だ。今までとは違う感触が伝わる。
「翔子〜言わないの?」
 クスクス笑いながら言う優実。そしてささやき始めた……

「黙っててあげるから、言いなさいね? 翔子」

 ――なに?

「あなたが、快楽のために裏切ったことは黙っててあげるから……ん?」
 今度は、悪魔のようなささやきで翔子を翻弄する。
 だが、翔子は無視。はあはあ〜言いながらも無視。

「浣腸してと言えばそれでいいのよ。仲間には黙っててあげるから」
 さらに続ける。
「それだったら、あなたも責任かんじないでしょう?」
 悪魔のささやきで翔子を攻める。ここで屈したら負けだ。自分の欲求のために、仲間を裏切るのは、翔子には無理。

 すると、キスを要求した優実。
 お互い舌を入れる。翔子は抵抗しない。もはやその気力がない。噛み切ろうとも思わない。同時に割れ目に指が入った。舌入れしながらの激しい指いじめ!
 ゆっくりと舌を抜く優実。
 そして指に翻弄される翔子を見る。

 ――たいしたものね……

「舌出して。吸ってあげる」
 その言葉にさえ逆らえない翔子。欲望が舌出しをしてしまうのだ。舌を入れられても感じてしまう。しかし、イクことができない。いや、しない。

 ちゅう〜ちう〜と舌を口で吸いながら、翔子の割れ目をいじめる優実。もう翔子は翻弄されていた。欲求が抵抗を消している。
「翔子、さすがね……だったら……」
 にやっと笑う優実。
「今から激しくしてあげるわ。でも、イッたら……」

「仲間にすべて浣腸するわ!」
「え?」
 ハッとする翔子。
「我慢するのよ翔子。どんなに激しくされても我慢しなさい!」
 乱暴に動かす指。優実が続ける。

「返事は?」
「は、はい……」
 とうとういいなりだ。
「だったら自分で寝てあそこをぱっくりと開きなさい」

 こうして翔子は、M字開脚をすることになる。


 開脚して、両腕で脚を持つお嬢様。あそこをぱっくりと開いて……
 ぬめぬめとしたあそこ。蜜液があふれている。そこに容赦なくバイブが襲い掛かった!

「くはあああああああああっ!」
 顔をしかめて声を出す。もはやそうしないと耐えられない!
「いい? いっちゃだめよ!」
 攻めながら念を押す。叫ぶように言う。そうしないともはや、聞こえないからだ。

 ――あぐはあっ!
 もうどうかなりそうのあそこだ。それでもイクのを我慢は出来るようだ。優実のピンポイントの声の攻撃が効いている。ぴちゃぴちゃ激しい音を立てているが、イクのだけは我慢できている。

「あ〜あ〜 もうどろどろよ〜 ここ」
 笑いながら言う優実。飛び散る淫液を楽しそうに見る。しっかりと腕で脚を持っている翔子。手も震えているが、耐えているようだ。

「あっ! だめイク!」
 耐えられなくなった瞬間だ。サッと優実がバイブを離した。
 後一歩のところで止まる欲求。

「あひっ!」
 止められた辛さが倍増する!
「あら〜 危なかったわね〜 もう少しで仲間全員に浣腸だったわよ〜」
 ヒクヒクとわななく肉。それを見て続ける優実。
「イかずに済んでありがたく思いなさい!」
 といてまたもやバイブをあてる。

「くわあああっ!」
 声が出る。もう止まらない翔子の欲求! しつこい攻めにクリと穴は崩壊寸前。それでも必死にイクのを我慢する翔子。

 世界の中心はあたしよというお嬢様が、寸止めに狂わされる!

 地獄の繰り返しが始まった。淫肉をいじめにいじめる優実のバイブ。イキそうになると離す。イキそうになると離す。息も絶え絶えだ。もうこんな辛さから脱したい。
 
「翔子、イっていいのよ。浣腸と引き換えなら」
 またもや耳元でささやくが、それだけはと耐える。
「ば、ばか……言うな」
 返事も絶え絶え。股間から悲鳴のSOSが続く。
「だったら、まだまだ焦らしていいのね?」
「…………」
「答えなさい! 翔子!」
 クリをつねった!
「くあっ!」
 目が開いたお嬢様!

「は、はい……」
 耐える……耐えるお嬢様。いいなりだけは嫌なのだろう。
「じゃあ、イク寸前でしつこくねちねちと繰り返して言うのよ!」

 命令に従う翔子。逆らえば……だろう。

「イ……ク寸前で……しつこく……ねちねちと……繰り返して」
「極限まで嬲りつくしてって言いなさい!」
 口を開いたまま続けるサドお嬢様。そこにはサドの姿はない。

「極限……まで……嬲りつくして……」
 復唱する。顔は、もう真っ赤。

「いいわ、極限までいたぶってあげる。焦らしに焦らして嬲りつくしてあげるわ!」
 クリに強引にあてられるバイブ。
 さらなるしつこい攻めが始まった。


「あはあああああああっ!」
 イってもいないのに、まるで絶頂を迎えたような表情。翔子は少し逝ってしまっている。 蜜を放出し続ける肉が、プルプルと震えて、この過酷な調教に狂っていた。今度はバイブではなく、優実の口だ。歯を立てて荒くクリに食いつき、肉を指で激しくいじめる。それだけでも、もう翔子の欲求はすぐに寸前までかけのぼる!

「言うのよ! 翔子!」
「もっと、もっとしつこく焦らして!」
 これを続けさせている優実。繰り返し、定期的に言う言葉を植えつける。
 もう、とっくにイってもいいのだ。まったく手を緩めていない。だが、翔子はイカない。
 自分で自分に暗示をかけてしまっていた。

「言うのよ!」
「絶対にイかてはだめえええええっ!」
 まるで連続絶頂のような表情だ。丸山優実の暗示にとうとうかかってしまった如月翔子。

「言うのよ!」
「しつこく! しつこく狂わせてえええええっ!」
 もはや焦らし攻めの陶酔状態。するとあそこにバイブをあてて、翔子の顔に近づける。
「ええ〜してあげるわよ。徹底的にね〜」
 バイブでクリと割れ目をいじめながら優実は言い放つ!


 二時間は続いた攻め。
 優実がオナニーでイっている。サドの欲望を満たした後のオナニーだ。さぞ気持ちがよいのだろう。一方の翔子は放心状態だった。イってはいないが、身体はくたくた。
 すると、優実が寝ている翔子に近づく。
「今日はこれで終わりだけど、イっては駄目よ」
「は、はい……」
 もはや返事までするようになった。
「この部屋見られているからね。勝手にイケば……浣腸よ」
 立ち上がる優実。こちらはオナニーしまくってすっきり。
 去っていった寸止めの嵐……だが、欲望は火照ったままだ。

 翔子はこの夜、一睡もできなかった。



 眠れなかった翔子。しかし、朝はくる。
 かなり欲望は引いてきたが、媚薬のうずきは強烈だ。おまけに眠っていないの顔はぼろぼろ。そこに優実がやってくる。

「おはよう〜 気持ちよく眠れたかしら?」
 眠れるはずがない。
「さ、着替えて頂戴。ちゃんとシャワーも浴びるのよ。そんな汚らしい身体で、亜津子お姉さまに会うのは許されないわ」
 くたた状態の翔子。無理やりシャワーを浴び始める。とてもそういう状態ではないが。
 すると、優実がいきなり入ってきた!

「な……」
「手伝ってあげるわよ」
 後ろから胸を揉む優実。感度を上げていくつもりだ。
「ほら、身体洗いなさいって」
 翔子は胸を揉まれたまま、シャワーを浴び始めた。

「あっ!」
 どうしても声が出る。出てしまう。優実がおっぱいを揉み、乳首攻めをしているからだ。
 焦らしに耐えている翔子にとって、今やこれでも辛い。

「仲間を裏切ってイキたいと言えば……すぐイかせてあげるわよ」
 悪魔のささやきはシャワー室でも続く。しかし、翔子は耐えていた。

「くはっ!」
 乱暴にアナルに入る指。優実が肛門攻めをしている。
「どうしたの? 表情が辛そうね」
 アナルの刺激に苦しむお嬢様。
「どこもかしこも変態状態じゃない。早くいいなさいよ!」
 睨みつけるように、お尻を見る優実。引き締まったお尻をいじめるように攻め立てる!

「くあああっ!」
 思わずシャワーノズルを落としてしまった。強烈な快感にイキそうになる。
「だめよ! イっては!」
 この声の効果は抜群。イクのが止まった。

 ――あはっ……はあああああっ……
 イケない辛さと、我慢できたという安心感のダブル攻撃。汗とシャワーの水が、混ざり合って翔子の肉体を流れていく。

 翔子は、徐々に陥落という状況に陥りつつあるのだった……

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