如月４３

「もう……だめ……」
「もうだめじゃないでしょ、　ゆみお姉さま」
　一回生の娘が別の言葉を言えという。

「お、オナニーはするけど……イクのは禁止します」
「ご褒美よ、お姉さま」
　スイッチが入った！　待望のスイッチだ！

「あひいいいいいいいいいいいいいいいいっ！――」
　三十分ぐらい焦らされた　ゆみ。耐えた秘肉が一気に盛り上がる！
　制服はむんむんしている。身体中いやらしいにおいだらけだ。その異様匂いと雰囲気に一回生の娘たちも興奮している。

　――すご～い
　イクたびにビクンビクンと先輩が動く。相当気持ちよさそうだ。三宅　ゆみは、何回も同じ言葉を言わされていた。

　――オナニーはするけど、イクのは禁止します。

　この言葉を暗示のように繰り返させられている……

　身体に覚えこませるように……

「はあっ！」
　身体をクイッと動かしくねらせた。マゾの快感が伝わってくる。

　――いい……いいの……
　背徳の表情だ。少しずつ、この焦らし地獄を楽しみ始めている。それは危険な兆候だ。

「さ～また焦らしますね」
「…………」
　嫌な顔をする　ゆみだが、さっきよりは少し表情が違う。そんな時、あの危険児女学生があらわれた。

「あらあら～　水泳部の副キャプテンじゃない～」
　うれしそうに言うのはもちろん……

　丸山優実。

「あ、あなたは……」
　ドキッとする目の　ゆみ。
「うふふ、面白いことしてるわね～」
　リモコンのスイッチを見て言う。

「ちょっと、私に貸しなさい」
「あ、はい」
　後輩娘がリモコンを渡す。もっとも渡してはならない女性に……

「さあ～　これからは、この優実さま、じきじきに調教してあげるわ」
　貞操帯バイブの振動に耐えている　ゆみに対して、さらなる恥辱を与えようというらしい。

「ゆみお姉さま、覚悟しなさい」
　にや～と笑って優実が言った。

　すっと下を向く副キャプテン。しかし、優実はそのあごを掴む。
「調教を受ける人間が、ご主人さまに目をそらしてはいけないわ」
「な……」
　そういう言い方をされるとむっときたらしい。その時、イク寸前で止まった。

「くはっ！――」
「ほらほら、変態の穴が苦しんでいるわよ」
　先輩の耳たぶをぺロッと舐める。その行為にゾクッとする　ゆみ。

「たっぷりと……辛い想いを与えてあげるわね」
　スイッチを握ったプチサド娘は笑いながら言うのであった。

　続けられる調教……
　焦らしにスイッチ入れての絶頂責め。これを繰り返していった。ところが、しばらくすると今度は貞操帯を脱がされたのだ。
　散々、イク寸前で焦らされた後……

　久々に穴が開く　ゆみ。

　――はあ～　はあ＾
　汗だくだくの水泳部副キャプテン。むんむんしている。

「な？　何をするの？」
　今度は両手吊りだ。立たされる　ゆみ。

「今度はこれで狂わせてあげる」
　スッと持ち出したのは……

　筆だった。電動式の筆だ。

　――あ、あれで……

「どうしたの？　脚を開きなさいよ」
　反射的に閉じてしまった脚。両腕吊るしの状態で……

「イキたくないの？　お姉さま」
　ぶいいいいい～んという音で筆が振動する。その振動音に震える　ゆみ。

「……い……イキたいわ」
「だったら脚を開くのよ。たっぷりと……辛い想いをしながらイかせてあげる」
　うふふと笑う丸山優実。じつにプチサドらしい表情だ。

　脚を開く副キャプテン。その間の豆に筆を当てた……

「うあっ！――」
　鈍い快楽が募る。だが、これではイケない。

「気持ちいい？　イっていいのよお姉さま」
　筆でイケというご命令。

　――だ、だめ……足りない……
　散々焦らされたが、筆だけではやはり足りない。

「イクのよ、この弱い感度で。感覚をあそこに集中しなさい」
　後輩娘の嫌がらせだ。

　目をつぶって感覚を高める。すると、筆の奥の硬い部分が当たる！

　――あっ！　イキそう！
　思った時だった、サッと下に下ろしてしまった筆。

「ほらほら、イキたいんでしょう？　しゃがまないと」
　筆は下にあるのだ。脚を開いてうんこ座りするしかない。もう欲求に耐えられない　ゆみは、ただただ言うがまま。

「あはっ！――」
　低くかがむと筆がクリにあたる！　それだけで気持ちいいのだ！
　優実が　ゆみの表情をじっくりと見ながら電動筆を押し付ける。少ない快感を必死に高め、イコうとする……その心をコントロールしようとしている。

「あっ！　あああああっ……」
　イキそうになると筆が離された……

「残念ね～　あともう少しだった？」
　わざと聞く丸山優実。やっぱりえげつない性格だ。
「さ、また筆で高めてあげるわ。ただしイッちゃ駄目よ」

「お願い！　イかせて！――」
　声を荒げる水泳部副キャプテン。
「うふふ、わがままなあそこね。これは教育が必要ね」
　たまらなくて、びちょびちょのあそこ全体を調教する。こうして　ゆみは虜にされていく……