横でミクが寝ている……いや眠らされている…… さらにその横で…… 「あはああああっ!! くはっあああっ!!――――」 悶えるような声をあげているリリス。こんどは自分が下になっている。男達がかわるがわる上になって犯しているのだ! 「うぐああっ! ああああああっ!! いやあ! あううううっ!――――――」 止まらない快楽攻撃にたじたじのリリス、汗を飛び散らせながら声を出し続ける! 男が代わる、別のモノが穴の奥に入り込んでいく…… 「あひゃうんっ! むくっ、ううううっ!!――――――」 目が回りそうな攻めに激しく身体を動かして股の間からくる恥辱に耐えている。 「…………」 その様子をミリアムが目をぱっくりと開けて見ている。だがその目は楽しんでいるのではない。恐怖と不安に酔っている。 どれくらい時間がたったのだろうか…… ――……すごい…… 怖い、怖いミリアム。 そしてさらにその横でくつろいで見ている闘牛士風の男はもっと怖い。 「さて、最後はわたしか……」 チラッとミリアムを見る…… 「君にはまだ早かったようだな」 言われてハッとしてリリパットを見るミリアム。完全に引っ込み思案になっているミリアムにどうやら強制はさせる気はもうないようだ。まだ若いいうような目で見ているリリパット。 「まあいい、ここに参加するだけでよい、今回はな」 そう言って立ち上がるリリパット。 もうあらかた男達は満足したようだ。 「はあっ、はあっ――――」 最後の男が果てた……ようやく男が上に乗らなくなった。リリスの顔はもう放心状態だ。頭が何も考えられない、ものが考えられない。そこに最後の相手をするものがやってきた。 ゆっくりとあおむけに寝ているリリスに対してたちはだかる。そして散々もてあそばれた身体をじっくりと見る…… 「女王陛下、最後は私の相手をしていただきます」 何が女王陛下だ、ふざけている。だがリリスに抵抗する力も、その気もない。それどころかこの状況でミクを見る…… ――ミク…… リリスの頭はなんとかミクに手を出させまいと必死だ。 男達の欲望さえ断ち切ればされる確率は減る。この状況でもまだ…… まだ……リリスは…… リリパットがペニスを差し出した……すると…… ゆっくりとリリスは起き上がり、よつんばいになってリリパットを睨みつけながら近づいていく…… そして…… 「いいわ、相手してあげる」 と……一言、そして笑った…… それに……おどろく…… 驚くリリパット。 驚くミリアム、驚く他の男達…… (なんと……ふ、フハハハハハッ!!――――) 大声で笑うリリパット。この状況でこういうことが言えるというのか? こころで笑うのは無理も無い。この状況でこう言う事が言えるとは夢にも思っていなかったのだ。 着エロからすっかり裸になったリリスが汗をたらしながらリリパットのペニスに迫る。 リリスはこの状況でも完全に屈してはいない! その気迫にミリアムは凄みを覚え、恐怖を覚えた。そしてリリスは自らペニスをほうばりこんだ。それをじっと上から見下ろして見ている闘牛士。 リリスが感度を与えていく……威嚇するような目で…… しかし丁寧な愛撫を咥えているのだ。やはりミクの人質は大きい。それでも抵抗している、抵抗しているのだ! 「くふっ……」 太い、今までの男のモノとは大違いだ。それを感じるリリス。そして上目遣いでリリパットを見た。 「ふふふ……」 見下ろす裏の権力者、敵にあっぱれという態度だ。もはや面白がっている。 見上げるリリス……女王陛下と言われる女。 ここまでされてもリリスはまだ抵抗していた。女としての意地、意地がそうさせる…… ものすごい意志だ。 それを仮面の闘牛士は壊そうとしている。 |
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