| ――え……ええ？ 「平民……」 リリパットが言い続ける…… しかし声が……声が違う！ 「あは……あくううっ……」 リリスに変化が訪れた、今までの声と違うリリパット。まるで……まるで、 少年のような声だ…… 「平民……」 甲高い子供のような声で今度はリリスの耳穴に無理やり声をねじりこんでいくのだ。低い５０代の声が一気に奇声をあげるような声に変わった！ ――匂い……あはあああああっ！！ 突然心で叫ぶリリス 匂いがどうかしたのだろうか？ 「へいみん……」 甲高くかわいく気味の悪い声……この世をケラケラと笑うような声だ。それがあのガッツの香水のにおいと混合されてリリスに襲い掛かる！ 「くはっ！」 顔を上げて奇声から逃げようとするリリスの顔。しかし後ろから憎いペニスを穴にねじ込まれていては逃げることは出来ない！ リリスの身体が赤くエロスを掻きたてるように変化する。さらに顔を左右思いっきり振る、 飛び散る淫液と汗！ 美しくも気高い強気女もこの異様な声だけには耐えられない！ 「くはあっ！――――――あはああああっ！！―――――」 すさまじい声を出すリリス、奇声の声でまるでスイッチが入ったように悶え始める。と、同時に後ろのピストン運動がさらに激しく、ねちっこくなった！ 「いやあああああっ！！ ―――――あひいいっ！！―――――」 守ってきた何かが壊れたように腰と尻を淫らに振り乱し、さらにリリパットのモノを受け入れやすくしてしまう！ 「へいみん……」 さっきよりもさらに高い音程攻めが始まった！ 耳たぶを噛みながらの執拗な攻撃にリリスの身体が耐え切れずに反応する！ タイミングよくカクカクと動かしているリリパットの腰の動きがいやらしさを表にむき出しにする。下半身だけの裸の闘牛士が牛を攻めるのではなく女を攻めている！ 「へい……みん」 おばけのような子供の声がしっかりとリリスの耳に残る！ それが脳の奥深く入り込み、快楽中枢と理性の中枢を壊しているかのようだ！ 「だめえええっ！ だめええええええっ！！―――――」 快楽か？ それとも屈辱か？ ―――――こ、香水がああああっ――――― わけのわからない心の叫びがリリスを支配する！ この期に及んで香水という事実だけがしっかりと頭には埋め込まれる！ さらに快楽がひっきりなしに美乳とお尻とをかけめぐる！ そして身体全体を回って後ろの穴がスイッチのようになって一気に頭を貫くのだ！ 「いいいっ！ いいわ！ あっ……はああああああああああっ！！―――――」 絶頂が、恥辱の想いがあっという間に襲い掛かった！ しかしリリパットは攻めをやめない、さらに休ませないように、特攻部隊のように下半身を動かし続ける！ 美しい顔がじべたに這いずり回った！ もう顔を上げてはいられないのだ、その時一瞬…… 口ひげを生やした口元が緩む…… そして……じべたに堕ちた女王の耳元に舌をねじ込み！ 「へい……みん！」 強く、奇声の声が耳を貫く！ ガバット目を開けて反応するリリス！ まるで覚醒したような状態だ、絶頂を迎えたばかりの不安定な身体を襲う平民という言葉…… 何百回も繰り返されていくうちに麻薬のようになっているのだろうか リリスが……あのリリスが逃げようとしている……じべたを這いずりながら…… この危険な男から逃げようとしている！ 逃がさないようにする……と思えばリリパットは出来る。しかし違った……あえてリリスの行動をバックから責めながらついていっている。後ろからつつかれながらだ。 周りの者もこの異様な光景に固唾を飲む。 ビクッ！！ ミリアムがさらなる恐怖と覚える。後ろからペニスで貫いているツス家の当主が逃げるリリスという女に合わせている…… 「あう……くああああっ！―――――」 穴からくるとめどない屈辱と恥辱から逃れようと這いながら向かっている…… 美乳がじべたに押しつぶされながら…… その先は壁だ。 ミリアムが後を追う。もうこの状況に見入っている。あまりの光景に声も出ない。 それよりも仮面をつけたリリパットの顔が…… ん？ なんと！ リリパットが…… 仮面を脱ぎ去った――――― 「ひっ！」 思わず声を出すミリアム。 仮面の中から出てきた顔は…… 悪魔のような顔だったのだ…… |
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