「ロット様、少しいいですか?」 腕を引っ張ってリリスが自分の執務室に誘う。 「え?」 「渡したいものがあるんです、ミセルバ様の所へ行く前にちょっと寄ってくださりません?」 スッと顔を近づける。つけている香水の匂いがロットの心をくすぐる。リリスの誘惑が始まる。 「う、うん……いいけど」 思わずうなずくロット。リリスのエッチな笑顔に思わずドッキリ。なにやらときめきを感じる。 部屋に入る二人……サッとリリスが鍵をかけた! 「あっ……?」 「うふふ、ちょっと楽しんでいきません?」 見透かされたように言われる少年。と、同時にゆっくりとあそこを触られ始めたのだ。 「あ、あの……ちょっと」 心臓がどきどき、どきどきと期待に胸膨らませて踊っている。ゆっくりと少年のペニスが大きくなる。 上から触られているだけでもう勃起状態。 「しばらく……相手してあげなかったから……」 せつなそうな声で言い始めるリリス。こうなると少年のペニスはもう言う事を聞かない。リリスの言いようにされ始めた。 ゆっくりと下半身を裸にするメイド。ロットのモノはもういきり立っている。抵抗することよりあの想いの方がよみがえってくる。快楽に負ける美少年。 「あ……うあ……」 口に含まれるペニスが久々の快感に酔いしれ始めた。びくびくと喜びを勃起力で表現する。それをおいしそうにゆっくりと奥に奥に含んでいくメイド。根元までしっかりとくわえ込んだ後、今度はゆっくりゆっくり上に這っていく。根元からリリスの唾液が伝わるように絡み付いていくのだ。固くなったペニスはそれが媚薬の効果のように勢いを増して行く。 ロットにはなんとなくわかっている。おそらく……おそらく……イカせてはもらえない…… でも……でも…… ――あ……あはっ……だ、だめだ…… わかっていてやめさせられない、もう虜にされつつあるロット。 チロチロと先っぽ攻めが始まった。甘くせつない顔でペニスをいやらしく含むリリス。亀頭がピクピクと震えながらせつない攻めを待っている。 次に玉をやさしく両手で慰めるリリス。歯に力を入れて美少年のペニスをちょっと噛む。 ビクッと即座に反応するロットの下半身。顔が……ロットの顔が甘い快楽に耐え切れないといった表情に変わる。タマタマとペニスちゃんの両方をしっかりとリリスに握られてもてあそばれはじめた。 (う……ん、ピクピク……してる。 ほんと……かわいいわ) まるでお姉さんが弟のあそこの世話をしているようだ。弟は立ったまま快楽に悶えている。 ――すごい、すごいよ……もう……くああっ リリスの手に力が入る。両方の玉をやさしく撫でながらその上のモノに刺激を与えていく。 脈打つ血管、脈打つ股間、はあはあと息をするロット。もうイキそうだ。するとリリスがペニスから口を離した。 「イキたい? ロットさま?」 上目つかいで美少年を見るリリス。ペニスを手で軽くしごきながら。 「あ……う、うん」 ロットがはあはあ〜しながら返事をする。 「うふ、……だ〜め」 と言って再びくわえ込むリリス。 「うわっ!――――」 駄目と言われて頭にせつない思いが来た瞬間にペニスをくわえられる。グイグイといやらしい想いをペニスに植えつけていくメイドさん。 するとまたペニスを離して…… 「今夜……会ってくれます?」 とろーんとした目で訴えるリリス。 すると上から見下しているロットが答える。 「う、うん」 「うふ、じゃあそれまでお預けね」 「え? ええ……ちょ、ちょっ……うわ!」 強烈な快感がペニスから脳に伝わってきた。リリスが激しく上下に降り始めたのだ! 「だ、だめだ! イキそうだよ」 「だめよ、イッちゃ……」 と言ってペニスに射精の制御をさせるリリス。ビクッとペニスがイク寸前で止まる。望みの来ないペニスがプルプルと震える。 「今、イッちゃったら夜が困ります」 「だ、大丈夫だって……だから……」 言い返す美少年。 「うそ、困るってペニスが言ってる」 と言うとすかさずまたくわえ込む! 「あ、あの……うわあっ……」 お尻の穴……お尻の穴を…… 刺激された。 「ほら、ペニスがイッちゃいやいやって……ここは正直ですわ」 ペニスがそんなこと言うはずない。 「あは……うう……」 お尻の穴を刺激されて、驚くロット。こんなところまで快楽の道具にされはじめた。 「がんばってロット様」 と言って今度はわざとらしくジュルジュルと音を立ててペニスを苦しめる。唾液にまみれた少年のモノは焦らしの苦痛と快楽に溺れ始めた。 この後20分以上さんざんもてあそばれた……そして少年はむらむら状態のままミセルバの部屋に向かった二人。 ミセルバはそこでリリスを正式なメイドの次長に任命した。 別に特別たいしたことはないメイドの人事。ひとこと言ってはい終わり。 特別政治にどうこうもない。ただ次長にします。 それだけ。 リリスは何も言わなかった、まわりからいろいろ言われていることも…… これが一番心配をかけないことと判断したのだ。ミセルバ様に嫌な想いはさせたくない。知ったところで今のミセルバ様は気を使うだけだから…… 一方のロットはもやもやしっぱなし。夜までお預けは非常に辛い。 こうして何事もなくあっさりと決まったメイドさんの人事。 この後、リリスはミクからいろいろな話を聞いた……ちょっとびっくりの事実だった…… そして…… 夜をロットと共に過ごした。久々のロット様との一夜だ…… 本当に忙しい一日だった。文句を言ったり、気を使ったり……夜をがんばったり…… |
後ろ | 次 | ミセルバMトップ |