辱め |
「くああっ……うん」 アイラは、台と台の間に座っている。 そう、排便をするような体制で…… 学校の机と机に間を置いて横に並べその上をまたがる様な格好で大事な部分をさらけ出しているのだそしてその目の前に、リリスはゆっくりと腰掛け、左手を使って花園を弄っている。 「うあっうん」 いつ見ても手の動きは巧みである。虜になるのもわかるというものだ。 「あっ、い、イキそう」 さっと手が離れる。その瞬間股をさらけ出している彼女に、なんともいえない切なさが襲う。リリスはゆっくり顔をアイラに近づけ、 「あなた、ホントに好きねえ、でもそんなあなたが大好き」 と言った後軽く唇を重ね、再び花園に手を入れる。ミクにも使った焦らし攻めだ。だがこっちはちょっと趣向が違う。最後まで黙ってればアイラはいつでもイク事は出来るのだ。 あっ、イキそうと一言いえば愛撫を止める。そういう約束なのである。つまりなにも言わなければいい。簡単なことなのだ。最初はすぐにでもその言葉を発していた。辛いからだ。 しかし最近は違う。イキそうになると勝手にその言葉が出てくるようになってしまった。その証拠にもう6回目である。でももう限界のように見える。次は黙っておこうとアイラは心に決めた。 しかしそれを見透かしたかのように……。 「アイラ、次でもう終わり?」 「え?」 両手をそっと花園に忍ばせる。 「今からは両手でしてあげるわよ。あなた大好きでしょう?」 「あ、ああっ」 「あなたのその辛そうな顔、綺麗よ」 耳元でささやかれ、決心が鈍り始めるアイラ。リリスの手の攻めが激しくなった。凄い勢いで頂上へ向かわせられる。 「あなたのその綺麗な顔ずっと見ていたいわ」 さらに決心が鈍り始める。 「これで最後でいいの?アイラ、もったいないんじゃない?」 ああっ、もう、お姉さまったら。どうして? ――あんっ、く、くるくる。 「ああんっ、イキそう」 本来言う気がなかった言葉をまたもや口走ってしまった。 「ふふ、あなたほんとに好きよねホントはまだまだイカせてほしくない…ってところかな?」 「い、いえ、あっちっ、違うんです」 「こら、イキそうって言う言葉以外はしゃべっちゃ駄目よ。約束でしょ」 「あ、あっ」 汗がしたたり落ちていく。目もトロ〜んとしている。今度は無言を守っている。しかしスッとリリスは見定めて指の動きを止めた。 また望みのモノは来ない。 ――ああっ、どうして、お姉さま。 「お仕置きよ、アイラ約束破ったでしょう〜私が良いと言うまで耐える事ね」 「そ、そんなお姉さま・・」 「ほら、また言った。どうして言うことが聞けないの?それともお仕置きを望んでるのかしら?」 意地の悪い質問を投げかけられアイラはいよいよ狂い始める。一方のリリスには小悪魔の笑みがこぼれている。その夜、ミクとアイラは永遠の時のような世界に浸っていった。 |
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