穴の悦楽 |
許可を与える……。 それはミクがこの地方を統治する女性の秘密の穴を弄くることが許された瞬間であった。今、この身分の高い御領主の穴は、ミクの手によって嬲ることが可能になった。そう・・いまからどのような刺激を与え狂わせる事が出来るのもミクだけなのだ。リリスによりテクニックのすべては自分の身体に覚えさせられている。 まずクリトリスをやさしく撫で始める。場所はすぐに見つかった。小さいながらも、はっきり突起物のような感触がある。 「あっ、うん、いいっ」 ミセルバのなんとも言えない声が響く。だが他のメイド達は、なにも知らないようなそぶりをしていた。 もうミセルバも媚薬の効果によって、周りは見えていない。今ミセルバにとって望まれるもの、それは穴への愛撫であった。 クリトリスを十分に弄った後、指が3本入る。出し入れをするたびにミセルバの息が荒くなっていく。 その内の一本がミセルバの特定の部分に当たった。目が覚めたような感覚が脳裏に焼きつく。Gスポットと呼ばれるところだ。ミクはその変化を逃さなかった。 次はその周りを徹底的に責めて行く。 ――あうっ、だめ、良すぎる。 そう思ったミセルバだが、望みのモノを達するまでは、この穴はミクが支配しているのだ。今、許可を取り消そうと思えば出来るかもしれない。だが・・身体はそれを許さないだろう。もはやこの快楽に穴は逆らえない、ミセルバの意志、上の口の意志は、関係ないのだ。 すべてはミク……ミクの指先にある意味決定権がある。腰が全体的に左右縦に揺れ動く。穴の周りはローションと愛液が混ざり合う。指の激しい動きに愛液の分泌は一層多くなっていく。 ――ああっ、だめ、き……きちゃうう。 くあっ!、ちょ、ちょっと。 ライザは後ろからの突然の攻撃に思わず振り向く。スウ〜、ライザの顔の横にゼラがとろ〜んとした目で見つめている。そう、ゼラの指は今ライザの秘境へ侵入していた。思わず手を振り解こうとしたが、ここで暴れて気づかれたら元も子もない。結局仕方なくじっと我慢する事に決めた。 抵抗がなくなった事を確認すると、ゼラは再び深くライザの中に入っていった。 一方のミセルバとミクは見つめあっている。絶頂の後、ミセルバのなんともいえない幸福そうな顔、表情……。そして祝福するかのように噴出す全身の汗。いまが一番心地よいのであろう。 他のメイド達はもうこの浴場にはいない。だがこの二人には関係ないことだ。幸せそうな二人を見ていると、共感するものがある。 「帰りましょう、ミク」 「はい」 にこりと幸せそうなミク。二人もゆっくりと着替え場に向かって行った。 ――あっ、もう〜 二人がいなくなると同時に、ライザは責められていた手を取り握り締めた。 「あんたねえ、ほんと」 「えへへ、だって興奮しちゃった」 「だからってこんなことしていいと思ってるの?」 「嫌い?先生・・私のこと」 う〜ん、こういうのが一番困る。 「とにかくやめて。わかった?」 「は〜い」 しばらくライザはゼラを見つめていたが、あきらめた顔で 「さ、帰るよ」 「は〜い」 懲りてないな、こいつは。 はあ〜。 やつれたような表情でライザは、着替え場に向かって行った。 |
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