興奮 |
ミクはミセルバの首筋を洗い始めた。するといつものように、リリスを含めた他の者は離れて他の仕事を始めた。だが、彼女達は知っている。これからミクがミセルバ様にするであろう事を……。そして媚薬がたっぷり染み込んだ石鹸、ローションをミセルバ様に使用してることを。 しかし肝心のミクにはリリスは知らせていない。自分が使いたいと思ってもないのに、使えと言って抵抗しないだろうか?まだそこまでは信用してはいないらしい。用心深い女である。他の者は文句を言うはずもない。みなリリスに虜だ。 腰の辺りを洗い終わると、ミクはもう一度石鹸をローションとともに布に含ませた。一方ミセルバは、身体の変化に気づいてはいた。乳首の勃起の仕方も普通ではない。だがこれは自分がこれからミクになにをされるのかという背徳感のせいだと決め付けていた。まさか媚薬が入っているとは思わなかったのである。 ミクはこの前のように性器をそっと触る。あの感触が……よみがえってくる。と同時にリリスの言われた言葉もよみがえる。 御領主様を見ながら、少しずつ、少しずつやっていくのよ。抵抗したり嫌な顔をされるのをすぐに察知すること、それさえ気をつけてれば、どんどん好きなようにするといいわ。 ――うん、お姉さま。 素直な彼女は、キュッと唇を噛み締めてミクは花園の穴の奥に指を入れた。 あ、あっ―― ミセルバにかつてない快楽が走る。奥に指が入ると同時に身体の全身から電流のようなモノが通り過ぎて行く。思わず声が出そうになるが、必死でこらえているのだ。ミクはそのこらえている表情をじっくりと観察するかのような目で見つめていた。指を入れたその先は布だが、もう指先には絡んでいない。指はじかにミセルバのヒダに刺激を与えている。そして布がぬるりと穴から落ちた。 もう清めているのではない。淫靡な刺激を与えているに他ならない。次にミクは中指の隣である人差し指を挿入した。 あっ……。 今までとは違う新しい感触が穴の中を支配する。そして二本の指で掻き回し始めたのだ。すごい刺激がどんどん続いていく。ミセルバはハッとして目を見開いた。そしてミクの方を見つめる。 きれい……。 ミクの瞳……。 ミクの笑顔はまるで天使のように見えている。純粋な気持ちでやっている事の証明だ。この子は、真剣、そしてまじめ、そうよ、変な勘ぐりはやめましょう。 にこりと微笑むミセルバ。 これによりミクは今よりミセルバのあそこを自由にする許可が与えられたのである。 |
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