注ぎ込まれる液体 |
それから何回寸止めさせられただろう。毎回の事だがなんとも表現出来ない快感だ。マイカはリリスと出会ってからこれにも狂っている。だがその前はこの喜びよりもアイラが持っている注射器で注がれる喜びのみに狂っていた。覚えたのは16の頃だ。便秘に悩まされ医者に進められたのが浣腸である。 それによって悩みは解消され始めたが、逆にひそかに癖になってしまった。週に何回か夜部屋の中で自分のお尻の穴に液体を注ぎ込む。そして耐えに耐えた所で……という遊び方だ。 リリスと出会ってからもしばらくは隠していたが、焦らし攻めによってあっという間に陥落。プライベートの恥ずかしい趣味も全部知られてしまった。 ――はあはあ、もう……駄目。 「つらそうねマイカ、イキたい?」 「は、はい、お姉さま」 「そう、じゃあ……今から言うこと復唱してくれる?」 「……ええ」 何を言われるかは大体わかっている。 「お姉さまの指でイカせて貰った後に、アイラから注がれる液体をすべて一滴残らずお尻で頂きますって言って頂戴」 「は、はい、わかりました」 ああ〜いよいよねえ〜一ヶ月ぶりよ。た〜っぷり注ぎ込んで……ふふふ、苦しめてあげる。優越感と高揚感でもうアイラの心は一杯だ。 「お、お姉さまの指でイカせて貰った後、ア、アイラから……」 そこでマイカの唇が止まる。やはり抵抗感がある。年下からされるのは。 「どうしたの?マイカ。言わないといつまで経ってもイケないわよ」 スッとリリスが花園に指を入れる。快感を常に絶頂付近に持って行くためには適度に快楽を与えることが一番だ。もちろんこのままイカせる気などさらさらない。 ――くああぁ! どんどんまた上り詰め始める。リリスが口元をニッと緩ませながら華麗に指のダンスを行う。 「マイカ、年下にされるのはいや?わたしはねえ〜年上をこうやって攻めるのが大好きよ」 後ろからマイカの耳たぶを舐めながらいやらしくささやくアイラ。リリスの指の動きが激しくなる。 ――あっ、ああ!だ、だめ。 「ふふ、まだまだ焦らしてほしいの?マイカ。ずっとイカせない事だってありえるのよ。」 寸前でまたもや止められ喘ぐマイカ。 「イク寸前のままで貞操帯つけてそのままってのも面白いかもね」 クスクスとアイラが意地悪そうに笑う。 ――もう!いやあぁぁ! 「ア、アイラからそそ……がれる液体をすべて……い、一滴残らず受け入れます」 ついにマイカが言った。 「あら、どこに入れるかが言ってないでしょう?」 ――あ、ええと。 マイカは太ももをもじもじさせながらちょっと考えて 「お、お尻の……あ、穴に……お願い」 それを聞いたアイラがお尻に指を入れながら、 「わかったわマイカ、私が好きなだけ入れてあげる……こ・こ・に・ね」 尻の穴と、耳たぶをじっくりと弄りながらアイラが言う。それはマイカの被虐の喜びの始まりでもあった。 |
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