「あああっ! くはああっ!――もういやああっ!――――」
 男のしつこい容赦のない焦らし行為に、身体が屈服反応を示し始めたのだ。娘の頭はそれにしっかり支配され始めた。

「どうじゃ? 気持ちいいか? 早く楽になりたいのなら奴隷になると言うのじゃ」
「くっ……うあああっ!―― はあはあ〜」
 一気に吹き上がる汗。そしてイキたいという気持ち。気の強い娘の身体は、ついに認めてと心に訴えかけてきた。その間にも容赦なく辛い攻めが続く。今度は腰を左右にグラインドするように動かす。そうすることによって、今までとは違う欲望をえぐるように与えるのだ。

「はあああっ! だめ! だめ! だめええええっ!――――」
 また違う快楽で寸止めされると思うだけで、心と身体はもうたまらない。びちょびちょになった穴は、ペニスのすべての形を快楽に変えようと、必死にこすれる感触を楽しんでいる。それがこの男にも伝わっているのだ。だからますますこの男にとっては都合がいい。

「奴隷になると言うのじゃ、考える暇などないじゃろうて」
 笑いながら蹴落としていく中年貴族。でっぷりとした腹がせせら笑っている。非常にむかつくおなかである。
「わ、わかったから……」
「奴隷になると言うか?」
 一瞬だけ攻めをやめる。すると躊躇する娘。快楽が少し引っ込んだのだ。その瞬間!

 またひっきりなしに攻め始めた!

「あさああっ!――いいっ! いいますうううっ! ――――」
 意地悪な攻撃にもう参ったというショートカットの女。ついに諦めたようだ。
「では言ってみよ」
 サッと動きを止める。少しだけ楽になる女。しかし、今度は違った意味でうずく。止められてももう辛いだけ。

「ど、奴隷に……し……て」
「してくださいであろう」
 にやりと笑う。嫌な男だ。
「し、してください」
 憔悴しきった顔で頼み込む娘。しかし……

「心がこもっておらん!」
 というとまた突き上げる!

「ああああっ!――うそおおおおっ!――――」
 もうイカセテもらえるという希望があっという間になくなってしまった。さらにグリグリと腰を動かして、娘の膣穴を攻め立てる。しっかりと脚を持って穴に奥深く入り込むようにだ。吊るされた両手が、突かれるたびに呼応して動く。

「あひゃあああっ!――――いやああああっ!――――」
「では! 誓え! いつどんな時も股を開き、余のモノを受け入れるとな!」
「はいいいいっ!――――」
 もうイキたくてしようがない女。
「言うのじゃ、性の奴隷よ!」
「はああっ……いいいっ! 開きますううっ!!――――」
 半開きの口のまま、必死に哀願する! その表情を見て楽しむ男。

「公衆の面前でもすぐに脱いで股を開けるか?」
「えええええっ!――――」
 目がぱっくりと開く。感じまくっている時にドキッとする言葉を言われた。

 ――ひ、人前? そ、そんあ……
 すると間髪いれずにペニスが暴れ始めた!

「ほれ、ほれ! 言わんか! 言わんとイかせんぞ!」
 抵抗する娘をよそにしつこく攻め入る男。無理やりでも快楽に負けているということを娘に与えさせるのを至上の喜びとしているようだ。
 一瞬抵抗する娘。そりゃそうだ、そんなのは、売春婦でも嫌だろう。

 そこを笑うように、また突き上げる。

「あはっ、だめってえっ! ――――」
 ひっきりなしに突き上げられる。もう限界よという状態からずっとこの調子。
「どうするのじゃ?」

 ――も、もう……いや……なんて男なの……

 感じながら睨む女。しかし睨んだどころでどうしようもない。絶え間なく小刻みにくる肉の快感が、はやく屈してと淫らな欲求をかきたてる。開いている脚がふとももの付け根から、もじもじと動く。もう耐えられないと太ももさえ哀願している。

 ――こ、こいつ……

 ゆっくり動かしている中年男。変わりゆく女の表情を楽しんでいるに違いない。娘の穴はもうおかしくなりっぱなし。だが、頭は抵抗をまだかすかに持っている。それが壊れるのを男は待っているのだ。

 すると男がいきなり抜いた。

「あっ……」
「言わんのなら、指で少しずつ狂わせてやる……」
 というと勃起したペニスを上に向けたまま、中腰であそこに顔をうずめはじめた。

「あっ……くわっ……」
 クリトリス攻めだ。ここでいまさらお豆攻めにされる。

 ――も、もう……くはああっ……

 違う欲求が今度は来る。膣肉はこの男のペニスの攻めから解放されたが、違う場所からくる想いが娘の快楽中枢に入り込んできた。

 ――だ、だめ……そ、そんなにされたら……

 ペニスの変わりに口と舌で激しくいたぶられれるクリトリス。吸い取られるほどの吸引力が、違った欲望をかきたてて、苦しめる。小刻みに震わされ、むりやり絶頂寸前に来させるのだ。小さな喘ぎ声や悲鳴が心地よくこの男には聞こえる。
 
 今度は指で乱暴に左右に振る! 乱暴だが、今の娘には身悶えるには十分な刺激だ。

「あうっ……くふうっ……はああああっ!!――――」
 一気にくる欲望が今度はクリトリス中心から突き上げられる!

「あっ……むうっ……んもう!――」
 しかし、しっかり寸前で止められ、辛い辛いおあずけを食らわせられた。
「どうじゃ、たまらんであろう、じっくりとこれを繰り返してやるぞ、そなたが人前でも堂々と、股を開くと言うまでな」
 
 な、なんて男だ。もうあそこはどんな刺激でもむさぼり狂うことを知っているのだろう。だから逆にこういうことをするのだ。乱暴にいたぶられるお豆の刺激に、もうおかしくなりそうな娘さん。
とうとう根を上げた!

「は、はいいいいっ!――――ひらきますうううう!――――」
 焦らし攻めは本当に辛い。おっぱいにしたたり落ちる汗。
 だらだらと流れる汗が辛さを引き立てている。
「うわべだけでなくて……本心であろう! のう!――」
 一瞬止まって一気に突き上げる衝撃! 

「はああっ!――――本心よをおおおおおおおおっ!――――」
 クリトリスを乱暴に刺激され、のた打ち回るように暴れる。
 この状況を見て、屈服したと男は判断した。

 (ふふっ……いい気分じゃ)
 
 これで決まった……
 とうとう快楽に負けてしまった……

「では、早速本心で言ったお礼にたっぷりとイかせてやるか」
 そういうとまた、ずぶりとペニスを突っ込んで腰を動かす。もう突っ込まれただけでイキそうな娘。

 腰の動きがどんどん激しくなる。クリトリスとはまた違った快感のしぶきが、一気に今度は止まらずに頭に突っ込んでくるのだ。身体が、振るえ、汗が飛び散り、口から喘ぎ声と欲望の舌がだらしない表情を見せる!


「くはああああああああああああっ!――――――」
「ああくぁっ!――――イクうううううううううううううっ!!――――――」




 ピキーンッ!――

 何かが飛ぼうとしている、娘の心から何かが!


 ところが、その寸前でまた止まってしまった!――――

「え? えええええっ!!――――――」
 すると娘が勝手に叫び始めた! まさかここで止められるとは思っても見なかったのだ!
 なんとか許しを請おうとする女の叫び!


「ほ、本心よ! 本当だからあああっ!――――」
 しっかりと中年男の目を見て訴える娘。
「人前でしっかり自慰を出来るか?」
 質問する男。絶え間ない絶頂焦らしはもちろん続いている。
「し、しますうううっ!――――しますからああああっ!――――」
 頼み込む娘。吊るされた両腕が、ギシギシといっている。そっからも汗が流れ出ているのだ。
「アナルをサッと見せ付けれるか?」
 まだイかせずにしつこい質問攻めをする。
「み、見せますゥゥゥゥっ!! 見せますからああああっ!――――」

 もうなんでもいい! とにかくイキたいだけだ!!――――


 
 苦しむ、膣と頭。じゅぶじゅぶになったあそこと身体はもうはちきれんばかりだ。ここまできて、焦らされて、ひっきりなしにペニスが動いているのに、それでもタイミングよく止められているのだ。
 それがさらに辛さを増徴している。

「ほほほ、今日からわしのものになると言え!」
「な、なりまうううううっ!!――――あひいいいっ!」
「他の男に抱かれるのも禁止じゃ! 誓え!」
 優越感に浸り始めた。これが本当の最後の目的だろう。
「ち、ちかいいいいっ! くああっ!――――ますうううううううっ!! あはああああっ!!――――」

 腰が激しく動く、娘の腰が! もう止められないほど激しく動く! それでもイケない!

「ほっほっほっ……では本当に満たしてやろう……」
 完璧に思い通りになった瞬間、満足したのだろう。男はひたすら激しく貫き始めた。
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