――んんっはうう……

 ミセルバが下になりリリスが上に乗る。簡易ベッドの上で。それを横でじっと見つめるミク。お姉さまが今からすることをじっと見守るように。リリスが首筋を舐め始めた。白いミセルバの首……

 ――きれいね、いつもきれいとは思ってたけど。

 キスマークをつけるように首に愛撫を走らせていく。
「くあああっ!」
 ちがう、違うわ――ミクと……ああっ、リリス……いいっ……

 おでこをリリスが撫でている。撫でながら首筋に舌を這わせている。次に、ミセルバのおでこで撫で撫でしている手が唇に迫った。指が二本口の中に入れられていく。舌を触っているようだ。と、同時に首筋を攻め終わったリリスの唇が、大きい右胸にまたもやキスマークをつけるように愛撫を始める。両胸を軽く揉み挙げ、乳の大きさを確かめるように丁寧に愛撫していく。

 ――うふふ、すごい――

 最初はどきどきのリリスだったが、もう冷静になっているようだ。胸を揉みながら上目遣いでミセルバを見る。口から熱いと息が漏れているミセルバ。揉みながら反応を確かめるリリス。

 ――やわらかい……わたしより弾力ありそうね。

 ある程度おっぱいの感触を確かめた後、ミセルバの顔に自分の顔を近づけるリリス。高潮しきった赤い顔。はあはあ言っている。

 ――かわいいわ、ミセルバさま。私のモノに……してあげる。

 吐息が出ている唇にグイッとリリスの唇が重なる。それからリリスの動きが激しくなった。まず乳首を指で転がし始める。舌を入れたまま乳首を指で攻める。息が口で出来ないミセルバは鼻息が急に荒くなる
 舌と舌が強引に混ざり合う。リリスは今完全に攻めの気持ちで行為をしている。次に乳首を攻めていた右手を下にいるミセルバの顔の後ろにまわす。そして顔が逃げられないように拘束してさらに強く口を押し付ける。

 ――うっ、んんんっ――

 目を閉じていたリリスが目を開いた。キスしているまま。

 ミセルバのまぶたが目の前。両目で征服するかのような目で見つめているリリス。そして、唇を離す。

 やっと息が口で出来るミセルバ。

 ――はあ〜はあ。

 リリスの口元が緩む。

「ご気分はどうですか?」
「え、あ、あの」
 途切れ途切れに答えるミセルバ。

「いい」
「気持ちいい?のですか」
「ええ」
「私はメイド……ミセルバ様の欲を満たすメイド」
 にこりと笑ってリリスが言う。と、同時に乳首を指でなで始めた。次にみみたぶを軽く噛む。

 ――くあっ!――

 ミセルバが声を出す。噛まれた瞬間甘い痛みが来たのだ。

「ミセルバさま……攻めていいですか?」
 耳元で許可を求めるリリス。この許可が出ればミセルバは堕ちる。
「ああっ、リ、リリス」
「攻めて……と、命令してください、そうすれば」
「あはっ!あううう」
 さらに大きな声。そのときだ。リリスがミセルバ口の中に指をまた入れる。まるで口をふさぐように……
 これでは返事が出来ない。ミクがちょっとびっくりしている。そのミクの動きを見逃さないリリス。
 ちらりとミクを見る。


 ――ゾクッ!――

ミ クがブルッと震えた。リリスに一瞬……一瞬、何かが見えた……のだ。

 ミク……じっと見てなさい。オナニーでもしながら……ね。あなたのミセルバが……もうすぐ。私のモノにもなるのよ。二人で……ミセルバ様を……ね。

 御領主の唇の中に指を入れながら、上にのしかかっているリリスがミクを見つめる。ミクの抵抗感が消えたことを確認すると再びミセルバを見つめるリリス。
「ミセルバさまの……すべての欲を……」
「くむう……」
 何か言おうとしているが、口に指を入れられては何も言えない。

「満たして差し上げます」
「う、うぬうっ」

 乳首を攻めていた指がミセルバの下半身へと移っていく。

 ――びちょびちょ……もう……すごい。もはや被虐の心でいっぱいのミセルバ。ゆっくりと攻め立ててあげるわ……ミセルバさま。秘部にリリスの指が潜り込む。もう男のモノなら十分に入るだろう。かき回しはじめる指。快楽が……陵辱されているような気持ちがミセルバに込み上げる。

「攻めて……と、言ってください」
「だっ、でえ……きゃらあ〜」
 言えないミセルバ……それをわかってて攻めているリリス。

「ミセルバさま」
 たずねるように聞くリリス。言った瞬間秘部の指がさらに奥に潜り込む。

 ――くああああっ!
 心の叫びを挙げるミセルバ。洪水のようになっているミセルバのあそこ。ほんとうは……じっくりとここを 愛撫してから聞くつもりだったリリス。だが、想像以上にミセルバはもう……だったのだ。
「ミセルバさま……言ってください」
 無理難題を言って激しくあそこを攻めている指を動かすリリス。
「くゆううう……だ、だひゃらああ・・」
 だが、指がモノを言わせない。リリスがそれを許さない。もう、言いたくて言いたくて・・だがそれをさせない小悪魔。秘部を攻める指の動きも止まらない。この状況を楽しむかのように。そしてミセルバのあそこの弱い部分を突き止めるかのように。



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