「さあ〜ミク、二人でミセルバさまを思いっきりイカせましょうね」
「はい」
 快く返事をするミク。一方のミセルバはもうなにも聞こえるとかいう状況ではない。リリスの切ない焦らし攻めに気も狂わんばかりだ。

 ――は、はやくうううっ!イカせてえええっ――

 まるでひもじい思いをしているかのようである。ゆっくりとミクがミセルバさまのあそこを見る。

 すごい、すごいわ……ミセルバさま。う〜んと気持ちよくしてあげます。

 ミクが舌を這わせ始めた。

 くああっ!――

 舌の……ミクの舌の感触がミセルバのあそこを襲う。リリスが秘豆をいじくり始めた。左右に嬲るように指を淫らに動かす。二人掛の攻めにミセルバの身体がピクピクと反応する

 ――うんああっ!……いい、いいわああっ――もっと、もっとよ!

 大きな声でさらなる高望みを要求するミセルバ。下半身の肉体も同じように叫び声をあげている。

 ――ミセルバさま……今度はひたすら……ふふふ、がんばってね。ほんと……ここっていい場所ね大声出しても聞こえないって最高だわ。

 ――あはっ!あはっ!イク!……イクわ!お願い続けて!――

 もう焦らされるのはごめんというばかりのミセルバ。二人のダブル攻めにもう気も狂いそうだ。舌で一生懸命攻め立てるミク。指で秘豆を攻め立てるリリス。

 ――あひいいい……ビクッ、ビクビクッ――

 あうん……すごっ、すごいいいっ!

 足がピクピクと動く。その足を……リリスがさらに拡げる。片方の手で足を掴み、もう片方でクリトリスを弄り続ける。

 ――さあ〜イって――イクのよ……ミセルバさま。そして焦らしとは違う辛さを教えてあげますわ。

 もう焦らしはしない。今はそれをメインにはしない。

 まず、リリスの愛の攻めというものを……リリスによる絶頂の良さを身体に植えつけさせるのが目的だ

 ――あううっ!あううっ!いいいいっ!――


 イクッ!イクうううううううううっ!!――

 声を荒げるミセルバ。もう頭がおかしくなりそうになる。


 絶頂はきた……ものすごい勢いで……望みのモノはきたのだ。まだミクは舐めている。そして、ミセルバが絶頂を迎えたのを知るとやさしくキスを顔にしようとした。しばらく御領主の顔でも眺めようと思ったのだろう。しかしリリスがそれを止めた。
 そしてミクの唇を奪った。

 ああっ?お、姉さま……

「ミク、まだミセルバさまは満足していないわ」
「え?」
ミクが聞き返す。

「ほら……ここを見て」
 リリスがヒクヒクしているミセルバのあそこを指す。ぱっくりとミセルバは下半身を拡げたままだ。だらしない格好で余韻にひたっている。初めての新しい快楽に浸っているミセルバ。無防備の状態……二人の会話も聞こえてこない。

「ね、まだまだと思うでしょ」
「あ、はい……で、でも」
 その瞬間ミクの身体に指が侵入した。

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