――しばらくして……ふさがれていた口が解放される。ぱっくりと口を開けたまま悶え始めるミセルバ。 今まで言えなかった言葉が一挙に襲い掛かる。 「あひゃっ、ね、ねええっ、もう〜だめって」 ミクが片手で足を開かせるようにして、もう片方の手で膣を陵辱している。そしてミセルバの悶えに悶えまくっている表情を見ながら、御領主のクリトリスを攻めるリリス。 さあ〜またイクのよ。ミセルバさま。 二人がかりであそこをひっきりなしに攻められるミセルバ。欲望の度合いを示す秘裂は、蜜を出しまくっている。出しても出しても終わりが果てるようなことはない。むしろ出さずにはいられないような肉襞にミセルバのあそこはされてしまった。ぴチャぴチャと淫らな音を連発する。 夜の地下牢はすごく静か……しゃべらなければいやらしい音もよく聞こえる。 「ああっ!だめっ!もうやめてええ!――」 「いけませんミセルバさま、まだまだあなた様のあそこは満足しておりませんわ」 いやらしい目つきでリリスがミセルバの顔の前で言う。 「だ、だめってええっ、あううううっ!――」 クリいじめが加速する。言うことを聞かない上の口の意志を変化させるように…… 「ミセルバさま、うそはいけません」 「う、うそなんて……あああっ!」 「だって下の口はこんなにもほしがられているのに・・」 リリスの指が膣内に入った。ミクの指も二本入っている。ところせましとりリスの指が動き出す。 ――あうっ、ひゃあっ、ちょ、ちょとおおっ!いやああ……す、すごっ! 「こんなに蜜を出されて……よっぽどご不満のようですわ」 蜜を出すことは欲求不満の証らしい。好き勝手な解釈でリリスがミセルバをもてあそび始めた。だが、ミクがちょっとミセルバを気にし始めた。さすがにこれはいいのだろうかと思ったのだろうか?するとまたもやリリスがミクに天使の笑顔で微笑む。 またこれでミクは安心した。さらにミセルバさまのあそこに快楽を与え始める。 「ミク、ミセルバさまのあそこを見て」 「は、はい」 「ほら、こんなにほしがってる……わかる?」 びしょびしょになった膣をさらに狂わせるかのようにひっきりなしにリリスは攻めている。 「ミセルバさまの上のお口は行為の時に時々うそをつかれているようね」 ――あうううっ!いやああっ!―― さけぶミセルバ。 リリスが言った言葉に何か反応したのだろうか?クリトリスを左右に揺さぶるリリス。 「あは!だめだめ、てえええっ!」 ミセルバが悶え叫ぶ。 「正直になられてくださいませミセルバさま」 「わ、わたしは……ああああ」 何か言おうとした時に強烈な官能が襲い掛かる。 「ミセルバさま、本当のお気持ちを」 「あううっ、あっ!」 リリスがあそこをいじめながら、ミセルバの耳元でつぶやく。 「本当のことを言ってください」 「だ、だから……うんん」 拒否の言葉を発しようとする。再びリリスがくちずけでその口を塞いだ。そしてくちづけをしたままミセルバの身体の正面に上からおおいかぶさった。後ろのあそこをいじめているミクの邪魔をしない様に…… くちづけをしている淫らな唇を離す。さらに、女性上位のようにミセルバにまたがり上からミセルバを見つめはじめたのだ。 ミクはこれによってミセルバの顔が見えなくなった。変わりに美しい背中を持ったリリスの身体が壁のように立ちふさがる。ミセルバを気遣ってちらちらとミクは御領主を見ていたのだ。やはり御領主の表情を見ると安心するのかもしれない。どこまでならしてさしあげていいのか……どうすればもっと……喜んでくれるのか。辛いことをしていないかなど……。 リリスお姉さまを信用していないことはない……でも…… やっぱり……気になるのだろう。 しかし、それをするための確認行為が出来なくなった。いや……確認させないようにリリスは動いたのだ。これでもう声しか聞こえなくなった。もうミクはミセルバの声で判断するしかない。 「ミク、ミセルバさまのあそこが御不満にならないようにしっかりイカせなさい」 ミセルバの上に乗ったまま振り向いてリリスがにっこり笑って言う。 「は、はい」 素直に答えるミク。リリスもミクも汗をかきまくっている。汗をかく女も美しいものだ。淫らさを一層際立たせる要素の一つ。それはミセルバも同じこと。特に御領主はもう快楽漬けで身体中から噴出している。 ――きれいよ……ミセルバさま……うつくしいわ。 そのうつくしさを……じっくりと私好みの……うつくしさに、してあげるわね。これだけMの気がある女の人ははじめてよ。 ――Sの気がある女は貴族にはいっぱいいたけど…… ふと昔のことを思い出したリリス。この状況で昔の嫌なことが思い出されてしまった。それをフンッっと振り払うように、首を動かして髪を振り回す 汗がとびちる。 クスッと笑うリリス。上からにこりとミセルバを見る。これでリリスは今からじっくりとミセルバを口説くことが出来る。ミセルバを快楽に狂わせる両手が……両手が開いたのだ。 ――刺激を与え続けるのはミクにまかせて……私はミセルバ様を……じっくりとね……うふふっ。 ゆっくりとリリスがミセルバのおでこに向かってキスをした。常にミクにあそこをいじられて、悶えまくりのミセルバにとって、いまさらおでこにキスをされたぐらいではそんなに変化はない。だが、リリスがミセルバの頭の後ろに手をやると、正面にいるリリスに気づく。あっ、リリスが私の上にいる。どうやら今頃確認したらしい。そう判断だけしたミセルバ。それ以上は思考が停止して止まっている。 くあっ!―― ミクが弱点を突いてきたらしい……耐え切れない快楽が一瞬突き上げられる。 さ〜て、どうしようかな? ほっといても後ろでミクが一生懸命ミセルバを性戯で狂わしてくれる。このままじっと見ているのも……いいけど。 上にまたがってリリスは悶えている子猫をじっと見つめながらどう馴らして行くのかを考えていた。ゆっくり考えている間にもミセルバは喘ぎ声を出し続けなければならないのだ。 ――かわいい声で鳴くわね……本当に。 ――かわいいかわいい御領主さま。たっぷりかわいがってあげるわ…… リリスは髪を振り乱して狂っている御領主を舐めるように見つめながら今後の性の遊戯を考え始めている。 |
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