――んああああっ!!くわあああ!!――

 もういやああっ――!

 すごいすごい声……ミセルバの淫液に、汗にまみれた身体が激しく快楽を受け止めている。ベッドで中腰の姿勢になってサンドイッチ状態にされているミセルバ。後ろからリリスが両方の手でミセルバの感度抜群の豆を陵辱している。前からはミクの張り型攻めだ。

「だめ!またイッチャう――!」
「イってくださいミセルバさま!まだまだイってもらわないと困ります」
 何が困るのか知らないが、リリスは大きな声でミセルバを諭すように言い聞かせる。それにまた敏感に反応するミセルバ。
「あはああっ!!またイッチャうのよリリス!」
「イカなければいけませんわミセルバさま!ミセルバさまの御穴はイカなければいけないのですよ!」
 なんか鬼気迫るような二人の会話だ。鬼気迫るといえばミク。あれから休んだ後その場で自慰をするようにリリスに言われ興奮状態にされた後、必死に張り型でミセルバのあそこを弄んでいる。
 張り型がグイっと抜けようとする方向に行くと、ミセルバの膣肉がそれをさせまいと吸い付く。奥に入ると喜びの淫液を吹き上げる。この繰り返し。豆と膣が手と道具で狂いっぱなしにされる。

 ――この乱れっぷりはすごいわね。いくらでもいくらでも……開発してあげるわ、ミセルバ様……

 ――イクよろこびを嫌と教えてあげたあとには……徐々に今度は……ね、ふふふ……

 そう考えている時でも豆いびりが休むことはない。的確に快楽の先端を突き回るように動かしていく。びちょびちょになった膣の肉の周囲はなんともいえないにおいであふれかえっている。膣肉はもはや液とにおいを出すおおいなる役割を背負っているかのようだ。そしてその役割を与えているのがミクとリリス。
 においと淫液はミクとリリスをも変えていく。とくに張り型で責め続けているミクにはイッタ時に液体が顔に飛び掛るときがあるのだ。いわゆる潮吹きのようなモノ。まるで精液をかけられたみたいに……

 ――くわあああっ!そこよ!そこそこおおっ!

 イってもイっても終わらない攻め。イクことがまるで義務付けられたようだ。淫液が飛び散るたびにミクの攻めがいい意味で攻撃的になって行く。膣肉のつぼというつぼを覚えこまされつつあるミク。
 もうミセルバの弱いところは知り尽くしていたはずだが、さらに神の領域にまで近づけようとしている。それを必死にミセルバの狂った膣肉が、すべてを飲み込むようにむさぼるように喘ぎ、嘆き、歓喜のにおいと淫液を見事に噴出させるのだ。淫豆はそれをもはや補助する快楽触感装置になっていた。その快楽触感装置を、悪魔の領域にまで近づけようとしているリリス。
 そのほとばしる淫望を一人ですべて受け入れ耐えているミセルバ。快楽に耐え切れない顔が苦痛に背徳の笑顔にゆがみまくる。だがリリスはまったく攻めをゆるめるつもりはない。むしろどこまで壊れていくかを見極めようともしているかのようだ。

「もうすぐ!もうすぐですわ、ミセルバさま!」
「ああっ!なあっ!なにいいいがああっ!――」
「もうすぐミセルバさまの御穴が満足されると言っています!」
「ええええっ!――」
 もう何がなんだかわけわからない。

「ミセルバさま命令してください!私たちがミセルバさまの身体を満足させるためにも」
「な、にゃんてえええっ!」
 うつろなミセルバ、もうまともに声も出ない。そこでみみたぶを強く噛むリリス。かなり強く噛んだ。もうこれぐらいしないとミセルバの意識は回復しないのだ。

 ――くわっ!――

 意識が強制的に回復させられる。

「はあはあ……このミセルバを……徹底的に……徹底的に――」
 耳元で耳たぶを噛みながら指図するリリス。

「こ、このミセルバを……て、徹底的に」
 言われるまま悶えながらなんとか言うミセルバ。

「二人で」
「ふ・、二人で」

「辱めなさい!これは命令よ!」
「はず……かしめな!あはああ!」

 ミセルバに何かが、何か……うれしい事でもあったのだろうか?陶酔しきったその顔に被虐の笑みが芽生え始めた。
「はずかし……辱めてええ〜」
「ミセルバさま、はっきりとおっしゃってください!」
 ミクが見ている。あまりのことにびっくりするミク。当然手を休めてしまった。どうしてもたまに疑問になるのだ。リリスのしていることに。お姉さまのしていることに。
 そこでここは大事とばかりに策略家のリリスは再び耳たぶの下、周りを強く噛む。この噛む行為は意識をはっきりさせるのではなく、ミセルバに強要を求めるものだ。

 ミセルバは……はまった……

 命令されているということを喜びに感じ始めた。噛まれて言いなさいと言われている。言いなさいと言われている。

 言いなさい……

 でも、いやにならない……いやにならない。

 ――リリス。

 あはっ、リリス――


 リリスう……――リリスうう。

 リリス……お、おねえ……


 ――おねえさま〜あ〜――

 リリスお姉さまのご命令よ、ミセルバ……ミセルバ……お姉さまのご命令よ。
 お姉さまのご命令……
 お姉さまのご命令……

「辱めて……お願い」
 ミクがピクッと動いた。
「ミク、辱めなさい」
「は、はい……でも」
 ちょっとびっくりするミク。
「私を辱めて……辱めなさい」
 ミクがトランス状態のミセルバを見つめたまま張り型を動かすことを開始する。膣に再び被虐の淫欲がわきあがる。その瞬間……切れた!

「あはあっ!――いいいっ!――いいわあ!もっとかわいがってえええっ――」
「うれしい、ミセルバさま……わかっていただけて」
 にっこりとリリスが微笑んだ。
「私ずっとミセルバさまをかわいがってあげたい……リリスが、リリスが、気の済むまでかわいがってもいいですか?」
「も、もちろんよ!リリスうううう……んあ!思いっきり辱めて頂戴」
「休ませずにイカせ続けていいですか?ミセルバさまのあそこは休ませては駄目と申しております」
 ものすごい勝手な解釈がミセルバを襲う。耳たぶを噛んだ耳たぶをいやらしく舐めながらリリスがたずねる。
「ええ!あ……なたが、あなた……が、決めていいのよ、リリス、あなたが……リリスお姉さまああ!」
 にっこりとリリスは笑った。
「わかりましたわミセルバさま、私の気が済むまでイカセ続けますわ。でも弱音を決して吐かないでくださいね」
「も、もちろんよおお――」

 ふふふ……一晩で虜に出来そうね。

「さあ、ミクがんばりましょうね。二人で思いっきりミセルバさまをイカセ続けましょうね。
 ミセルバさまのご命令ですもの、がんばるのよミク」
「は、はい」
 がんばりますっていう顔をするミク。だがまだなんとなく不安がある。しかしミセルバとの目が合った瞬間。
「ミク!ミク!もっと!もっとしてえええ!――」
「は、はい!」
 ミセルバの命令でミクの疑問は吹き飛んでしまった。ミセルバ自身が言っているのだ。これは事実である。ミクが張り型で再び膣穴を攻め始める。耳たぶを噛みながらなにか言っているリリス。小さい声で何か言っている。
「ミセルバさま、徹底的に狂わしてさしあげますわ」
「あはあ!」
「休ませるものですか……」
「あはああ!」
「イクことが辛くなるぐらい……し・て・あ・げ・ま・す」
「あはあああ!!――お姉さまああ!!――あはあああ!!あはあああああああああっ!!――」
 その瞬間、ミセルバの喜びの声が、においが、淫液が、こだまして飛び散っていく……すべてをまるで開放したかのように……さらけ出すように……誰も助けには来ない地下牢。ミセルバは小悪魔リリスのいいように身体を開発され始めた。

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