くあ!ミクだめ……

 両方を一気に攻められるのも久しぶりだ……アイラにしてもらった以来……ただその時も抵抗感はあった。

 ――だめ、いや……いやなのよ。

 リリスに嫌な記憶が……嫌な記憶が……よみがえる……




「お、お嬢様」
「な〜に、リスル」
 よつんばいになって苦しんでいる女がいる。年は15〜16ぐらい、どこかで見たような幼い顔バージョン

「も、もう〜限界です」
「なにが?」
「お、お嬢様」

 ――グルグル……グルグル……

 おなかから音がする。

「あんなにたくさんお尻の穴から飲み込むからよ」
「はあ〜はあ」
 苦しそうな女の子……

 そう……

 これはリリスなのだ。リリス16歳……貴族の召使い、メイドとして使われていた……だが、その生活はほぼ地獄同然。

「好きなのよねえあなたのお尻の穴って・・ミルクが」
「…………」
 苦しむリスル……リスルとはリリスの以前使っていた名前だ。つまり名前さえも今は変えているということ……。
「穴がねえ〜ほしがってるのよ」
 と言ってコギャルのような憎たらしい少女がリスルをゆっくりとあざ笑うかのように見ている。
「ミルクを頂戴、頂戴って」
 何をされているかはご想像のとおりだ。机の上でメイド服のスカートをたくしあげてお尻を丸出しの格好で恥辱の遊戯に耐えている。その横で貴族のお嬢様のような少女がリスルのおなかを押しながら弄んでいるのだ。

「お、お嬢様……だ、出させてください」
「だめよ」
「お、お願いでございます」
「聞き分けのない口ね。お尻のお穴は我慢しているってのに」
 にやにやと笑うお嬢様。だが限界が来たようだ、とうとうミルクがお尻の穴からこぼれおちる……

 ――ああ!だめ、でちゃううう!!――

 ちょろちょろとミルクがこぼれ落ちる。本来なら上の口に入るものが……
「仕方ないわね、おもらししちゃって……いいわ出しなさい、そのかわりまた必ずミルクを入れてくださいって言うの」
「ああ、は、はいっ」
「じゃあ言いなさい」
「ミ、ミルクをまた……入れてください」
「どこに入れるの?はっきり言いなさい!」
「お、お尻の穴に」
 その間にもぽたぽたとミルクはこぼれおちる。

「わかったわまたしてあげるわ望みどおりにね、さ、勢いよくお出し!
 またじわじわといたぶりながら入れてあげる」

 ――ぷしゃあああああっ!――――


 いやっ!



 いやあああああああ!!――――
 いやあああああああ!!――――




 はあ〜はあ……

 額に脂汗が出るリリス。

 嫌な過去の思い出……だが、その脂汗がさらにリリスの淫乱さを引き出すのだ。

 あん!――

 今度は苦痛から快楽だ。ミクが巧みに秘肉をいじめはじめる。でもミクのいじめかたはどことなくやさしい。

 ――いい、いいわっ、ミク……でも。

 お尻の穴は、やめて……ほしい。

 だが、リリスのせつない想いは今のミクにはわからない。するとベッドの向こうでじっと動かなかった御領主様の顔がうごきはじめた。お目覚めのようだ。

 ――んっ……んん……あら?

 起き上がって横を見るといつのまにか自分はベッドにいない。床にシーツをしいてあるところで眠っていた。ちらりとベッドの方を見る。

 ――!ミ、ミク……リリス……。

 リリスがミクに攻められて喘いでいる。さっきまで私を淫乱な手淫でさんざん狂わせていた女性が。その光景をじっと見ているミセルバ。そしてミセルバはなにかに惹かれるように……ゆっくりと……ゆっくりと、二人に近づいていった。


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