ルビア１００

　すんなりと入るペニス。バックから思いっきり突き上げる。しかも軍服は完全に脱がせないまま。

「あはああああっ！　くはっ！――――」
　意のままに狂わされるルビア。身体は喜んでいるからどうしようもない。昼間とまったく同じようになる。垂れた母乳のようなおっぱいは上下左右にぶるんぶるんと揺れまくる！

「くっ！　ううっ！――」
　ペニスから伝わる締まりのよさは天下一品。これほどルビアの身体がよく見えるのも久しぶり。新鮮なプレイに酔っているマグ。しかしことが終わった後が……正直怖い。

　素直にバック攻めに答える人妻軍人。地べたで二人は必死にセックスをしている。

　ペニスに狂わされる肉体。逆らえない欲望……
　しかしルビアには快楽と同時に比較するものがあらわれる。
　
　ポポだ……殿下のモノが……

　――だめ！　比べちゃ！　だめえええええっ！！――
　心でいけないと想いながら、抵抗するルビア。しかし勝手に肉体のある部分は分析モードに入っていく。しっかりと覚えこまされている殿下のモノ……

　そして今、夫のモノが……
　昼間の殿下のモノで仕込まれた肉のうずきという覚えを、かき消そうとペニスが暴れまくる。

　しかし！――

　かき消せない！　ルビアのお肉がそれを認めない！

　なぜだ！！――――

「いい！　もっとおおおおっ！！――――」
　身体は全身で喜びをあらわしているというのに、心とあの肉の部分だけ……そして、その奥は認めないのだ。しっかりと比較して、どちらに優良であるかを分析しているようだ。

　――ああいい！　きちゃうううっ！

　絶頂が、一気に来た！　マグのペニスによる絶頂！

「イクうううううううううっ！！――――――」
　身体が痙攣して絶頂を迎える。汗が一瞬噴出して、膣肉が蜜液を放出する。
　ドサッとうつぶせになる人妻女軍人……
　ルビアはそのまま倒れこんだ。目がイっている。強烈な絶頂感に浸っているルビア。

　少し口元が緩むマグ。

　初めてだ。ここまで攻撃的な感覚でルビアをセックスで攻めたのは……
　ちょっとだけ、征服感で満足のマグアイヤ。射精をせずにゆっくりと肉壷から引き出す。引き締まったモノが勝ち誇るようにそそり立っている……

　（ハアハア～ルビア……）
　満足感が体中に伝わる。ある意味男としての悦に浸れる部分でもある。

　しかし……

　

　ルビアのあそこはマグのモノを勝利者とはまだ決めていなかった。

「ルビア……」
　マグが立ったまま、やさしく呼びつける。悶え悶えになっているルビアは、せつなそうな顔で振りむいてサディスト気味の夫を見る。
　目の前にマグのモノが勝ち誇るようにそそり立つ……それを見てルビアの表情が変わる。

　言わなくてもわかったのだろうか？

　ゆっくりと近づき……

　思いっきりくわえ込んだ！――

「うあっ……」
　強引な吸引力で吸い込まれるペニス。無我夢中でしゃぶり始めるルビア。トランス状態のルビアにとってマグのペニスは咥えるという行為しか見当たらない。昼間と状況が似ている。

「いい、上手だよ……ルビア」
　そのままゆっくりとソファに座る。逃げていくようなモノを追いかけるようにしゃぶり続ける女軍人。一度火がつけばとことんしまくるといった感じ。
　しかしルビアの唇ではある思考回路がしっかりと働いていたのだ。

　比較という思考回路が……

　しっかりと唇はルビアの意思とは別に……ある少年のモノと……

「あああっ！――　いいよ！……最高だよ」
　比較されていることなど知るよしもないマグアイヤ。まさか殿下のモノと自分のモノが、唇の分析機能で比べられているとは思ってもみないだろう。
　動きが激しくなるルビア。上半身は母乳のような胸だけ出したまま、比べるように咥えている。

　形を、固さを……そして唇からくる何かを……

　限界が近づいた。射精欲が一気に吹き上げた！

「う……うあっ……」
　一気にルビアの唇に放出される液体。すべて飲み込むように吸いまくるルビアの唇。
　ことが終わった……

　その瞬間……ルビアに冷静というスイッチが入ったようだ。顔が赤くなりながらも平常心に戻る。

　ソファで大満足のマグ。放心のルビア准佐。マグがゆっくりと目を開ける。そしてそっとルビアを引き寄せた。もうサディストの感覚はない。

「よかったよ、ルビア」
　やさしい言葉を一言。快楽と夫の言葉に少しうっとりする妻。そっと寄り添う。ルビアは文句を言う気はないらしい。それどころか、この強烈な行為に素直になっているかのようだ。汗と匂いでべとべとの髪が、淫乱の凄さを知らしめている。

　しかし……肉体はしっかりと比べ始めているのだ。
　
　夫と皇太子殿下のモノを……
　しっかりと……