「うわ!――」
 射精するポポ。相手はもちろん、盗賊娘たち。

「お〜よく出るね〜もう4回目よ〜」
 もてあそばれるペニスちゃん。未来の皇太子のアレが盗賊娘にいじられている。最初は抵抗したポポだったが、途中で無駄とあきらめたようだ。

 というか、気持ちいい……というのが本音。

 ――はあ〜はあ〜

 もう、打ち止めに近い。目がうつろの少年。口もだらしない。

「あ〜もう勃たないみたい。ねえ〜どうする?」
「寝よっか?」
 娘達も飽きたようだ。

「な、なあ〜」
 ポポが聞いてきた。
「なに? 坊や」
「お、女軍人って……もしかして、ルビア?」
「ああ〜え〜とね、確かそんな名前だったかな?」
「…………」
 考え込むポポ。

「いい子にしてたら、な〜んにも危害は加えないよ」
「本当に?」
 確かに危害は加えていない。快楽は与えているが。

「……わかった」
 ちょっと素直になったようだ。すっきりしたからだろうか?
「いい子だね〜では、さ〜てと……」
 と言って一人が手錠のような物を持ってきた。それと大きな丸い物体。鉄球のようだ。これで逃げられないようにするのだろう。足に手錠のような物をつけられる。

「この部屋だけは自由に動けるぐらいはしてあげるよ。ただし、部屋からは出れないからね」
「……うん」
 やけにおとなしいポポ。

「じゃあ〜ぼちぼち寝ようかね〜」
 女たちが、出て行く……それをじっと見るポポ。

 ――くそ〜 このままで済ますもんか! 
 とは言っても、ルビアを人質にされている以上、こちらもへたに動けない。

 ポポはペコっと座り込んだ。ちょっと冷静になる。

 ――どうしよう……悪いのは……僕だ。
 ポポのでしゃばりで、こういうことになってしまった。落ち込み始める。

 あたりを見回す。

 こういう時、ドラマの展開でよくあるのが、抜け穴掘ったり、
 実はひそかに道具を隠していたとかがある。でも、現実はうまくいかない。


 ポポはさらに落ち込むのだった。




「いいいいいいっ!――――」
 快楽悲鳴を上げずにはいられないルビア。もう二時間近くイきっぱなしだ!

「いい声出すわね〜ほらほら! イキな!――」
 二本の指とネジ式のクリトリス責め器という機械で狂わされるルビア。クリトリス責め器というのは、現代の電動バイブのようなものだ。ネジでバイブの先端部分が、ひっきりなしに震えまくるらしい。

 こういうのを作るのは、技術がいる。例のあの女医さんタイプなら簡単なのかもしれないが。

 ルビアは、責め台という台の上に四肢を縛られていた。さらに、下半身は両脚をM字開脚されて、あそこをぱっくりとさらけ出している。そこをミクルミと数人の娘が責め続けているのだ。

 だが、アイリーンはもう飽きたようだ。というか疲れている。

「うふふふ、いい声だすねえ〜」
 ルビアを責め、部下とレズ行為に及んだアイリーン。自分はすっきりして、もう眠い。ゆっくりと立ち上がる。

「じゃあ、私はそろそろお暇しようかね。あんたたちも、眠くなったら好きな時に寝な」
「は〜い」
 にこにこ笑いながら言うミクルミ。汗だくだくで、うっすらと笑みを浮かべながら。もう、完全にポポの代わりのルビア。

「あと、しっかりと……わかってるね」
 逃げられないようにしろと念を押すリーダー。
「私ももう寝ようかな〜」
 数人の女たちも疲れているようだ。ぞろぞろと出て行くアイリーンたち。残ったのは二人。早速、悶え狂った女軍人の身体を、今度は壁に立たせて両腕を吊るして拘束した。汗のにおいがむんむんする。ルビアは憔悴しきっている。
 下半身の脚には、巨大な鉄球つきの錠前だ。

 そして……

「さあ〜これをつけて寝て頂戴ね」
 部下の一人がが黒い物を見せる。
「なっ……」
 ボーっと見ると……

 RPGで、エッチなコスチュームの女戦士が下半身に身につけるような、パンツタイプのものだ。なぜか錠前付。
「ついでに、これを入れて休んでちょうだい」
 と言って見せられたのは、バイブだった。びっしりイボイボとこぶつき。グロテスクなその形は、実にうっとりとくる。

「まって、コレも追加しましょうよ」
 ミクルミが、数珠状の物を持ってきた。
「この女は、アナルがまだまだなのよ、だからしっかり開発してあげないと」
 ニヤニヤ笑うミクルミ。ポポの代わりのルビアが気に入ったようだ。アナルビーズ責めにするらしい。
「アナルのお肉が火照ってたまらないようにたっぷりお薬塗っててあげる、ねえ〜バイブにも塗りましょうよ」
「あんた……徹底的にやりこむタイプなのね」
 ミクルミを見て言う部下の女。
「あのガキの代わりにしてあげるわ」
 ルビアに顔を近づけてささやくミクルミ。ルビアはもう何も言わない。
「ルビア、協力するって言えば、すぐにでも解放されると思うよ」
「……協力などしない」
 ルビアははっきりと言った。

「いいじゃない、代わりにたっぷりとかわいがってあげればいいのよ」
 ミクルミはうれしそうだ。薬を塗ったビーズをルビアのお尻に埋め込んでいく。

「うっ……あっ……」
 一瞬顔をしかめた。あれだけ触られまくっているルビアの身体だったが、それでもアナルビーズは刺激が強い。次にバイブが入れられた。
 そして、両腕が解放された。これで上半身は自由になった。しかし下半身は鎖でつながれているので、動けるのは鎖の長さだけだ。
 鍵付のパンツを履かせる。ベルトで腰をきつく縛って、バイブとビーズを抜けないようにする。

「1時間ぐらいたったら、お肉に染み込んでたまらなくなるわよ。
じっくり耐えるのね。さあ〜もう寝ましょう〜」
 ミクルミはニコニコしながら部屋を出て行く。

「うふふ、明日が楽しみ」
 もう一人の女も出ていった。一人になったルビア。


 ――くそっ……好き放題か。うっ……くうううっ……さて、どうしよう……
 ルビアは、こんな状況でも今後のことを考えていた。
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