ガタッ―― 殿下の部屋の外から音がする。股間をギュッと握り締めていた殿下がハッとした。 ――な…何の音?ドキッとする殿下。 せっかく面白いところで止められてしまった。 「おい、寝るなよ」 「す……すまん」 部屋の扉の向こうでなにやら衛兵たちが言っている。どうやら暇で眠くなってきて持っている槍を落としたらしい。なにせ今は平和な時代。武器もそう必要さえ感じない時もある。 特に城内ではその雰囲気が強い。だが今日の事件で警護兵を置くようになったのだ。 ――ふう〜もう………。 せっかくのオナニータイムを邪魔されてしまったポポ。 ――それにしても…この小説…すごいなあ〜 もう一回身構えてと……どきどきしながらポポとペニスはまた小説にのめりこみ始めた。 「メルビンのことはよくわからないんですよ」 「王族の誰かも?」 「それは……王族の方が口止めだと言えばだれも文句言えないはずです」 ジトの言うとおりだ。相手が王族ならどうしようもない。ただ、手続き上は身元保証人がいるのは規定で決まっている。 貴族が保証も出来ない人間を、王族の警護なんてとんでもないというのがその理由。 ちょっと考え込むルビア。 「何か心当たりは?」 「ないと言えばうそになる」 「例の盗賊の残党ですか」 「うん、でも……」 さらに椅子に座って考え込むルビア。たとえ目狐の残党だとしても・・なぜ私が殿下の警護をしているのがわかったのか? また、そもそも地方から中央に配属になったのをなぜ目狐の残党が知っている・・・? 考えられない………。 「とにかく気をつけたほうがいいですよ准佐」 「うん」 軽くうなづくルビア。これが事実なら殿下はさらに危ない。あの盗賊たちは貴族の人間も平気で殺してきた。領主クラスの身分の者まで危ない目にあったこともある。 だから王家は本格的に動いたのだ。 「明日にでもまた王妃さまに会って話をしてみる」 「ええ……」 心配そうに見つめるジト。軍の上官としてではなく、一人の大事な女性のように。さすがはジト、ここぞという時はやさしい目で見守るという器の大きさ。 ――う〜んいい乳だ―― これが見れなくなったら嫌だよなあ〜 どうやら違ったようである。 一方こちらは。 リズミカルにいやらしく動くペニス。妖精の少年のペニスからは特殊な匂いと粘液が出ている。その匂いはくさいとかいうものではない。しいていえば甘いコロンの香りだ。 この匂いだけでもうっとりとくる。 ――うっ、く、や……やだっ。 必死にイクのを我慢する女戦士。四肢を鎖でつながれたまま耐える姿はなんともいえない美しさだ。 その辛いともいうような表情がさらに少年のペニスの勃起力を誘う。 「あなたは本当にいい身体をしていますね」 まるで身体の値踏みをしているかの少年。かわいい顔で言われるとなおさらたまらない。 「う、うるさい」 「乳首を見せてもらいますよ」 と言って鎧を剥ぎ取り胸をさらけ出させる。 卑劣な方法で女戦士の下半身を攻めている少年の手が、形の良い巨乳を触り始めた。固くしこった乳首はもうこれが限界のふくらみよと言うように勃起している。 クリトリスにまるで負けないようにと……。 その勃起した乳首をさらにヒクつかせるために少年がつまみはじめた。クイッと引っ張る、軽くすぐる。 そのたびに辛そうな顔をする女戦士。その表情をじっくりと楽しむ少年。どうあがいても女戦士はいずれ絶頂へと自ら哀願することになるのだ。 再び腰の動きが激しくなる。大きなペニスが根元まで膣肉に侵入する。 すべて飲み込めと言わんばかりに……。 ――あうう、ま……また、きそう。 もうあそこに感覚が集中している女戦士。淫らな葛藤には勝てないのだ。それでももがく、あがく…イってはだめという信号を送り続ける。 それをいたぶるように楽しんでいる妖精の少年。かわいいきれいな顔立ちだが、その心の奥には小悪魔が潜んでいる。 「残念」 ピタッと腰の動きを止める。 もう後ちょっとというところで……。 ――くうわああ……ううっ。 どうしようもない辛さ……せつなさが女戦士を襲う。 少年の残酷な悦楽地獄の焦らし攻めが始まった。 |
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