「ふう〜気持ちいい〜」
 メイドたちに身体を洗ってもらっているポポ。泥は髪の毛にもわざとつけた。
 べっとりとつけまくったのだ。落すのが大変。

 ここは風呂場。といってもものすごく広い。大浴場といったところだ。ポポとメイドの数人の他には誰もいない。黄金のような色の小さな椅子に腰掛けている。ここはある程度の身分専用の風呂場だ。


 すると……

「きゃっ!」
 なんと、ポポが目の前のメイドのおっぱいをもみ始めた。スカートのすそをまくって身体を洗ってあげているといつもの殿下のいたずらが始まる。
「殿下!」
「えへへ」
 裸のポポがにっこりと笑う。しかしいつもとちょっと違うポポ。

 なにか大人びている……一皮向けたような落ち着き。
 僕は今までのポポとは違うというような雰囲気だ。
 でもやっぱり子供だが。

「おとなしくしてください」
 別のメイドがちょっときつく言う。
「うんうん」
 すっきりした顔でニコニコ笑うポポ。

 ――あ〜気持ちいい……なんか不思議な感じ。
 下半身が妙に満足感でいっぱいのポポ。その下半身のモノにメイドが触った。
 

 ゴシッ! ゴシッ!
 荒々しく触られるペニス。さっきのルビアの唇とは大違いだ。

「あ〜駄目だな……もっとやさしくしないと」
「え?」
 メイドの一人が聞き返す。
「う……うふふふ……」
 ちょっと笑ってごまかすポポ。急にえらそうになった。
 なに言っているのかしらという目で見ているメイドの一人。
「殿下、ルビア殿にあのようなことをされては困りますよ」
 もう一人年を取ったおばさんタイプのメイドが殿下の後ろから小言を言い始めた。
「え? 喜んでたよ」
「はあ?」
 ニッと笑うポポ。メイドには意味がわからない。
「喜ぶわけがありません、あのようなことをされては!」
 いや、確かに歓喜の声をあげてよがり狂っていたのだが……

 ちょっときつい口調のメイドさんだ。殿下がいたずらした時は、容赦なく叱り付けよというのが母である王妃の命令。

「うんうん」
 今度は満足そうな顔で答えるポポ。全くなんとも思っていない。小言を言っていたメイドはあきらめてしまったようだ。

 ――でも……ルビアにしてもらったの……最高だったよなあ……
 思い出すたびによみがえるあの感触。あの唇……そしてあの中の柔らかいことといったら……

 ――あっ……大きくなってきちゃった。
 殿下のモノはゆっくりと上を向いていた。

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