地下牢5


 それにしてもこの部屋いろいろありそうね。張り型をモーラの秘裂にねじ込みながら辺りを見回すリリス

 ここってミクとミセルバ様をさらに・・・・

 どうやらミセルバと同じ事を考えているらしい。新たな段階にミクとミセルバ様が行き始めているのはもうわかっていた。

 ――あんっ、いいっこれ、ううん。

 モーラが息も絶え絶えに悶え始めた。久しぶりのリリスによる攻め。しかしここはそうのめり込める所ではない。案の定寝室の方角から声がする。リリスはモーラへの攻めを辞めて、先の濡れた張り型をササッと拭いて棚にしまいこんだ。
「どう?あらっ、だいぶん綺麗になったわね」
「はい、もうちょっとです」
「がんばってね、終わったら声を掛けて頂戴」
「わかりました」
 リリス達が軽くお辞儀すると、ミセルバはまた寝室へと向かっていった。


 さてと……続けますか。
いそいそと部屋の整理を始めるリリス。
「あの〜お姉さま」
「ん?あらモーラどうしたの?」
「んもう〜」
「ふふ、駄目よもう終わり。遊んでたら終わらないでしょ」
「あ〜ん意地悪……」
物足りなさそうにモーラがリリスを見る。
「な〜にその顔、もう、わかったわ後でしてあげる」
「ふふうれしいですう」
 ミクの次に童顔系の顔をしているモーラがニッコリと笑う。
「それにしてもミク戻って来ませんね」
「ミセルバ様と……じゃない?」
「ええっ、またあ?いいなあミクだけ」
 不満そうにエンヤが声を漏らす。リリスと関係を持っている女性はみなミクとミセルバの事も知っている
 だがアイラだけは教えられていない。もちろんリリスの指図で口止めされているのだ。アイラはやはり何か危険というか暴走するとりリスは見ているのかもしれない。ミセルバ様と関係を持つことは、レズの気がある女性にとっては興味深深だ。だが選ばれたのはミク。嫉妬と憎悪も多少はあるだろう。

 ――ミクだけ……か、でも将来はまた違う展開もあるかもね。

 リリスはほうきでサッサと、ほこりにまみれた床を掃く。これだけ汚いのだ。先代の御領主が使っていたとは思えない。ミセルバの懸念はほぼ無意味といっていいだろう。
 それにしてもホントにいろいろあるわね。雑学書から、兵法、医学書・・何のためにこんなとこ作ったのかしら?目的がわからないリリスにはいまいち掴めない様だ。

「きゃあ〜」
 モーラがかわいい悲鳴をあげる。
「どうしたの?」
「これこれ見てください」
 どうやら本棚を整理していたら見つけたらしい。そこには妖しげな表紙が書いてある一冊の本があった。
後ろ トップ