三十分たった。テレビは終わった。だが、優実への焦らし責めは終わらない。 「イキたい? 優実」 「は、はいっ!――」 「仕方ないわね……じゃあアレを……塗らせてくれたら……イかせてあげる」 うふっ……と笑う亜津子。その表情に辛さを感じる優実。 「いいなさい、言わないとイかせないわよ」 今度は怖い。 「は、はい」 優実は従った。 貞操帯バイブが、ゆっくりと抜かれていく。ヌルヌルした粘液が、垂れている。黒光りしたバイブが悩ましい。 そして開いた穴に、特殊クリームが塗られていった…… 「くはああああっ!――」 耐えられない後輩。その後輩の秘密の穴をいじっていく。 「かわいいわ」 びしょびしょの穴に、さらに狂わせる媚薬を塗りこむ亜津子。コレは、肉の敏感度を、強烈に上げるものなのだ。イっていない後輩娘にさらに追い討ちをかける。 「あっ……あはああああああああっ!――」 イキそうになる優実だが、イクことはできない。そしてまた貞操帯が覆ってしまった。 「お、お姉さま」 「我慢よ、優実。これを耐えたら……今度は連続でイかせてあげる。私が疲れるまでね」 再び抱き寄せる。 「ところで……」 と、言いかけた時だ、突然声をあげる後輩。 「あふっ!――」 バイブは再びゆっくりとしか動かない。そしてだんだんと激しくなっていく。 「こら、聞きなさい」 抱き寄せながら亜津子が言う。クスッと笑う。 「今日はなにしに来たの?」 わざわざ調教されにだけ来たとは思ってはいない亜津子。それは事実だった。 「お、お姉さま……イかせて」 「言うのよ優実。言わないと永遠にイかせないわよ」 ムッとする亜津子。 「あ、はい……じ、実は……」 悶えながら優実が話し始めた…… 「なんですって!――」 サディスト亜津子の目が光った! 三藤綺羅が……あの女が…… 翔子を…… 怒りに震えるお姉さま。だが、優実はそれどころじゃない。 「あぐっ!――」 股間をかきむしりたい。しかし、それが出来ない。媚薬の効果で、さらに寸前焦らしの辛さが、後輩娘を襲う。 怒るのも無理はない。準部員は、確かに気軽に入れる。部のキャプテンさえ許可すれば相手のキャプテンの意向も関係ないのだ。正規の部員だとそうは行かないが。 だが、今までの慣例では、表向きはそうでも、必ず一言、相手のキャプテンから一言あるのが常、つまり事前同意が必要だった。 その相手のキャプテンとは、三藤綺羅。 もちろん亜津子には、何の相談もない。 ――なんてこと…… しかもだ、亜津子と三藤綺羅ははっきりいって仲が悪い。 そういう関係なら、なおさら一言言う、という気を使うのは必要なのだ。 「本当なのね」 「あ……くはっ! は、はい」 悶えながら必死に抵抗する。 ――綺羅……そう、そういうこと…… 相手の意図はわかった。これは由々しき事態だ。 「お、お姉さま……舐められて……ますわ」 貞操帯を押し付けて我慢する優実。全身に汗が出てきた。 「そうね」 サディストの目が光る。 「優実、イキたい?」 「は、はい! くはああああああああっ!――」 「イキなさい。プログラムのカードを入れ替えてあげる」 にっこりと笑って、貞操帯に入れるもう一枚のSDカードを持ってきた亜津子。 「うふふ、最高の気分にしてあげる。今度は、ひたすらイキ続けるのよ」 カードが入れ替えられた。 とたんにバイブが強烈に振動する。 「いっ! イク! いくううううううううううううううううううううううっ!――」 ビクビクと一気に高まる欲求に、のた打ち回る優実。 「いくううううううううううううううううううううっ!――」 すさまじい絶頂が頭を走っていく! 貞操帯の脇から、淫液が飛び散っていく! 止まらない蜜液の放出が始まった。 一度、絶頂を迎えると、キーが入ったようにイキまくる優実! 「ひゃうんんんっ! ひいいいいいいいいいいいっ!――」 今度は強烈過ぎて、股間を押さえる。またそっと抱き寄せる亜津子。 「イクのよ、優実。どこまでも……いいというまでひたすらイキなさい!」 ビクンビクンと肉が踊る! イかせるためのプログラムは、寸止めとはまったく違う。 今度は、どこまでも、徹底的にイかせるプログラムになっているのだ。ランダムに、肉のうごめく反応を判断しながら、瞬時に、精密にイかせ続けるというものなのである。 「いやあああああああああっ!――」 顔を左右に振る優実だが、そんなことをしても、イク欲求は止まらない。 もがけばもがくほど、プログラムは、さらに苦しめるようにイかせるのだ! 「優実、他に情報はないのかしら?」 笑いながら聞く亜津子。とても情報など言える状態じゃないのに…… 「ちゃんと言わないと、いつまでたってもイかせるわよ。永遠に……」 「あはああああああああっ! あ、あとはああああああああああっ!――」 出すのは喘ぎ声と、淫らな液ばかり。 「あらあら、いけない子ねえ〜 こんなにして……」 床に、蜜液が湿っている。ここまで狂っている。 こうして、一時間以上もイかされ続けた優実だった。 二人の女が寝そべっている。やっと貞操帯から開放された優実。 お互いの秘部を舐めあう。そして、互いの忠誠を誓い合うのだ。 「お姉さま……」 久しぶりの調教に、胸いっぱいの優実だ。 こんな一面があるとは…… 「あなたが、マゾになれるのは、私の前だけ……わかってる?」 「はい……」 いつもは、プチサド娘の役。 しかし、亜津子にかわいがって貰うときは、マゾになるようだ。 「お姉さま、今度のこと、どう思います?」 「動きましょう、このまま舐められてはいけないわ」 とうとう、亜津子お姉さまが動いた。 「お姉さま……」 含み笑いをして、亜津子に近づく後輩。 「翔子を調教するのは……私が……」 「その前に、綺羅よ」 まずは、三藤綺羅……そう思っている。 「じゃあ、翔子を調教する時は……」 「うふふ、もちろんあなたよ。全部お任せするわ」 「うれしい〜」 にや〜と笑う優実。これぞサド娘だ。 「徹底的に貶めてあげますわ。コレも使って……」 といって、さっきの貞操帯のバイブ部分をほっぺにあてる。 そしてその先端をぺロッと舐めた…… なんというゾッとするシチュだ。 「それだけで満足しては駄目よ。調教ではなく……」 にっと笑うサドの先輩。 「快楽拷問で、プライドも全部崩壊させなさい」 「まあ〜お姉さまったら」 微笑む優実。サド姉妹とはこのことだ。穴がうずく後輩。 「やる時は徹底的よ、何日も監禁して、寸止め地獄や連続絶頂地獄を味合わせないと…… それと……アレもね」 「当たり前ですわ、あんな生意気な奴、連続排泄地獄に堕としてやりますわ」 にや〜っと笑う優実。かわいい顔が鬼畜な悪魔に変わる。 「機会があれば……新薬を使うのもいいわね」 「新薬?」 「ともかく……まずは……綺羅よ」 語気を強めるサド先輩。 「はい……」 服従のサド後輩が、微笑んで答えた。 こうして互いの絆を高めているのだ、亜津子のグループは…… 絆を深めるレズ行為…… いよいよ、亜津子お姉さまは動き出した。 |
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