リリスが少年の上になり、唇を重ねる。舌がぐいぐいとロットの舌と絡み合いながら愛を交わしている。 直後にロットの下半身は反応した。直立不動のようにピンと勃ったままだ。舌攻撃を続けながらリリスの悪魔の片手がペニスに向かう。 握った瞬間、心の中でロットが叫ぶ。 ――ああっ!―― 今日のお昼に与えられた快感の始まりを告げる手だ。上下運動がゆっくりと始まった。続いて、亀頭の先端部分の攻めが始まる。と同時に唾液にまみれた舌と唇が離され、リリスの眼は少年の表情を見つめ始める。表情を分析しながら、亀頭の攻めを変えていくのだ。リシュリューにも負けないするどい洞察力、天才的な手のテクニック。この女はそれで今まで生きてきたのだ。経験は金では買えない……事の証明でもある。 ああっ、ああっ!―― 上下運動が激しくなる。 イ、イキソウ―― 「イキそうですか?ロット様」 「あ、う、うん」 「イッったらそれで終わっちゃいますよ」 そう言われたら、イクわけには行かない。ましてこれからがいよいよ楽しい時間……いや、ある意味苦痛の時間だというのに。 「がんばってくださいロット様」 「う、うん」 少年の心の中はみだらな気持ちでいっぱいだ。にっこり微笑むとリリスは次なる悪魔の手先である唇をペニスに近づけて行く。たまたまを両手でゆっくり揉まれながら、ペニスが唇によって深い闇に包まれていく。真っ暗な唇の中……快楽攻めを今から受けるペニスにとっては暗闇の天国の入り口であった。 |
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