「はうひゃああっ!――――」 自分で動かし自分で入れるというのが、こんなにも良いのかと思うぐらいの衝撃! 出し入れをするたびに股間の間から快楽が放出していく。 リズミカルに動く手とバイブと腰。しかも鏡を見ながら…… ――やだああっ! こんなに……こんなに…… 鏡に映る自分の痴態に感じながら、ミセルバさまが悶え狂う。自分の表情はしっかりと逃さないようにみつめている。それがさらに背徳の恥辱を、股間から湧き上がるようにさせるのだ。 すごい自分の表情……まるでAVビデオを見ているかのような感じだ。 「んんんっ! あはあああっ!――――」 鏡の中の女がビクンとくる快感に一瞬目をつぶる! 瞬間絶頂が迫ってきた。恥ずかしい想いが一気にこみ上げる。しかし、それでもバイブの動きは止まらない。 ――だめ! こんなの!―― 否定する心、受け入れる身体……身と心はまさに正反対。 下の唇はもう液を垂れ流して喜びを表現している。最高のオナニー体制。ジュクジュクとあそこが陵辱されている。それを楽しんでいるミセルバの肉体。 「あああっ!―― いやああっ!――――」 悲鳴に近い声を一瞬あげる。そうでもしないとこの快感に耐えれない。もう鏡は見れない。しっかりと目をつぶってイク瞬間に備える女領主。 「ん……くうっ……はあああああっ!!――――」 ビクビクと腰が動いた、次にバイブを持った手が一瞬止まる! 頭が真っ白になる! もう焦らして遊ぶことを選ぶ暇はなかった。この背徳感だけで十分だ。膣が大きく収縮して一瞬多めに愛を放出する…… どうっと出る汗……目が一瞬白目に変わる。手に力が入る! バイブをグッと締め付けるように握るミセルバさま。へそとおなか辺りが激しく動く。イッた喜びに下半身全体が大騒ぎしているかのようだ。次に全身から汗がにじみ出た…… 「はあ〜はあああ〜」 両手で膣に入ったままのバイブをしっかりと握り締めながら、快楽にのたうつ女領主。18歳の美女の絶頂シーンは実に良い。 18歳の女の目が開く…… 鏡に映る自慰のあとの姿…… 顔からじっくりと身体全体を見るミセルバさま。顔の表情はこれ以上はないというぐらい、淫靡に満ちている。その表情を見て一瞬口が緩んだ。 背徳の笑顔がゆっくりと作り出される。 この日、ミセルバさまは新しいオナニーと道具を覚えた。 リリスとミクがいない間のマゾになるためのお勉強…… ミセルバさまは、こうしていけない行為をしっかりと身につけていくのだ…… 「す……すごいいいい〜」 あまりのよさに喜びの声をあげるシスア。この青年のモノはよっぽど気が合うらしい。 「う……くっ……」 目元が熱い……顔が汗だらけだ。男の表情を見ても限界が当に来ている。それでもプライドだけで持っているようだ。 「はあ〜もうだめえええ〜」 根をあげたのはシスアの方だった。この男のモノにまいってしまったようだ。女性上位のまま顔を振り乱して悶える。おっぱいがゆれまくる。だが、演技ではない。これは本気で楽しんでいる。 女性の中には演技がものすごくうまい人がいる。 男とはなかなかそれを見抜けないものだ。経験者がいうのだから間違いはない。 「ミリアム……うふふ〜あなた気に入ったわ……」 みだらな顔で微笑む貴婦人。若き貴婦人はこの男が気に入ったようだ。 「出しなさい……おもいっきり……」 そう言うとつながっていた部分を外す……そして、唾をごくりと飲み込んだ。次の瞬間! 「くあっ!――」 むしゃぶりついたのだ。ミリアムのモノに…… 強烈なバキューム口撃!―― もう耐えられない! というか今までよく耐えてきためがね青年! 「うわああああっ!――――」 許可が出たことでプライドが保たれたようだ。出口が一気に緩む。一心不乱でモノをくわえ込む淫乱貴婦人。 「んぐ!――」 口の中に猛烈に射精されたものが発射された。 あっという間に貴婦人の口が、白い液で満たされる。 それをためらいもなく……飲み込む…… ――あ〜す……すごい…… 純情なメイドさんには信じられない衝撃が続く。未だに慣れていないこの雰囲気。 (う〜ん……すごい……) 酔いしれるシスア。ドクドクと波打つペニスの感触をしっかりと楽しんでいる。この感触がさらにプラスに追加されたようだ。 もう夢中になりそう…… これが貴婦人の正直な気持ち。 すっきりしたミリアム。股間の間から余韻が走る。火照った顔が徐々に沈み始めた。その様子を楽しそうにみているのがシスアだ。 「気に入ったわ……あなた」 「…………」 黙っている。四肢を縛られたまま射精させられたことの恥ずかしさがこみ上げてきた。 「これからもたっぷりとしてあげる」 「結構だ」 しっかりと否定する。 「だめよ、会うたびに私を抱いてもらうわよ、逆らわない証としてね」 「なに?」 ギロっとシスアの顔を見る。抱けという命令に憤る男。 「抱かなかったら全部話すわよ」 当たり前でしょという表情だ。ますます頭にくる。 シスアにとってはちょうどいい快楽のおもちゃが手に入ったようなもの。 「ふん、今度来る時は使えないかもしれないぞ」 「勃たないとでもいうの? ばかねえ〜無理やりでも使ってあげるわ」 すごいセリフだ。とても貴婦人の言葉とは思えない。 「勝手にしろ!――」 四肢を縛られ、股間をさらけ出したまま言う。端からみれば滑稽だ。するとシスアが近くにあった椅子を持ってきて裸のまま腰掛けた。 「とにかく協力してもらうわよ。それと必ず定期的に会いに来てね」 脚を組んで念を押す。急にツンとした態度に変化。 「この子を使いとして送るから」 スッとミリアムがベッドで縛られたまま少女のようなタイプのメイドを見る。 「君はなぜこんな女に協力するのだ?」 ミリアムが尋ねてきた。 「…………」 どうやら言えないらしい。 「この子ラルティーナに恨みがあるのよ」 「なに?」 恨み? 「ね、プリナ」 にっこりとプリナを見るシスア。この少女はプリナというらしい。純情そうなタイプだ。こういう状況で、平気な表情が出来るタイプではないことはいえる。 コクッと顔を縦に振る。 「どういうことだ?」 「数年前にラルティーナが追放した家があるでしょう?」 「ラルティーナ様と言ってくれ」 しっかりと言い返すミリアム。 「うるさいわね、あんな女、呼び捨てで十分よ!」 いきなり不機嫌になる貴婦人。 「呼び捨てでいいのは君のようなタイプだと思うが……」 言わずにはいられない性格らしい。それがカチンときたようだ。 グイっとペニスをつかまれる! 「ぐわ!――」 「引きちぎるわよ〜」 脅してきた。 「わ、わかった……」 大事なものを壊されてはたまらない。 「うふふ〜かわいいわね〜」 今度は完全に馬鹿にされている状態。するとメイドさんの顔が硬直している。何かを訴えたい目だ。 「わたし……許せないんです!――」 いきなり強い口調で初めてしゃべったプリナ。その語気に目を振り向けるミリアム。 強い熱意を感じた青年。 「君は……まさか……」 ミリアムが考えている……何かひっかかるようだ。 「私の名はプリナ。父の名はミスタブといいます。ミスタブ・パリス……」 パリスという名を聞いて驚くミリアム。 「あ、あのパリス家の……」 目を丸くするミリアム。 パリスという家は、数年前にこのクローラ地方から追放された家であった。 |
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