台の上に乗ったままうんちをするような格好でミクがお尻の穴に注射器を入れられている。うれしそうにモーラが液を注入し始めた。
 イッたのもつかの間だ。今度は浣腸攻め……はっきり言って愛情のない注入は辛い。

「お仕置きだからゆっくり辛くしてあげるわね」
 冷酷な表情でモーラが笑う。どうやら相当ミクが気に入らないらしい。それをじっと見つめているアイラ。

 ――マイカよりは楽しいかな。
 浣腸OKといえばマイカ。でも最近はもう飽き飽きしていた。同じ人間と戯れても面白みがない。かと言って快く遊んでくれる者がなかなかいない。無理にさせようとするとリリスがうるさかったからだ。アイラもリリスには逆らえない。しかし最近のリリスは確かに以前より……

 ――な〜んか……構ってくれないというか……ミクばっかりよね〜

 徐々にミクのお尻の穴に注入されていく液体。その注射器を眺めながら思うアイラ。
 不協和音はここまで来ている。

 ――ふふ、楽しそうねモーラは……ったく性格悪いったらありゃしない。

「うっ……あぅっ」
 ミクがちょっと辛い表情をする。
「たっぷり入れてあげるわよ、お尻の穴が喜んでるわよミク」
 ゆっくり入れていくモーラー。意地の悪い性格が良く出ている。注入時間を長くして多く苦痛を与えようというのだろう。

 まだ半分はシリンダーにある液体。

 ――な〜んか本気で嫌がってるだけね……ちょっとつまんない。
 とアイラが思ったときだ。半分残っていた液体を一気に押し込むモーラ。

「あふっ!」
 ミクがちょっと叫ぶ。
「うふふふ、一気にはいるとたまらないでしょう?」
 嫌味たっぷりのモーラ。

 注入が終わった。便意が一気に迫る。
「だめよ、一滴も出しちゃ。我慢しなさい」
 と言ってミクのお尻をピシャっと叩くモーラ。

 ――あらあら、もう立派なサディストねモーラは。
 アイラはモーラの調教ぶりをじっと見ている。一番ミクを気に入らないのはモーラだろう。ミクが来る前は、一番かわいいと言われていたのだから。


「さあ〜いつ出したい? ミク」
「も、もう出したい……」
「駄目よ」
 キッと睨んで言うモーラ。
 モーラのミクへの浣腸調教が始まった。





「あはっ! お、お姉さま〜もうだめええ〜」
 ミセルバが哀願している。御領主様がメイドにイカせてと哀願している。
「いけません、ミセルバ様」
「も、もう……お願いお姉さま」
 もう一度お願いするミセルバ。椅子の上で半拘束状態だ。めしべの飛び出た恥豆とめしべの奥の敏感な部分を時には激しく、時にはやさしく、そしていやらしく。でも決して望みのモノを与えない指と舌。

「こんなになって……いやらしいミセルバ様……」
 ジュルジュルと淫乱な音を立ててむせび泣くあそこ。お願いもうイかせてと泣き叫んでいるようだ。

 ミセルバの顔は真っ赤だ。それがまた背徳に満ちた淫乱顔である。加えて美乳の先はピクピクと揺れている。強い刺激が下半身から来るたびに胸を揺らすミセルバ。しかし胸は揺れてもイケない。リリスがイかせない。ミセルバの秘唇はわななくようにリリスの指をしゃぶっている。意地の悪いメイドの指と舌がミセルバの下半身の唇を悶え狂わせている。
 
 ――凄い濡れ方……もうかなり辛そうね。でも……まだまだ狂わせてあげますわ。 今日は徹底的に仕込んで……



 ……あげないとね。

「あはっ、あんっ!」
 イケない辛さとイキたい欲求が交互に襲ってくるミセルバ。クリクリと秘芯がいじめられ、膣肉は悶え狂う。生かさず殺さずというように攻め続けるリリス。


 楽はさせない。絶頂感が沈むとすぐに淫欲を呼び起こすかのようにあそこを刺激して狂わせる。そして絶頂寸前で堕とすのだ。そのたびに辛い欲求が盛り上がり、再び淫欲を求め始める。求めに応じて刺激をまた巧みに与え、狂わせ、焦らすのだ。

「う……んあっ!」
 また絶頂寸前で止められる。

 ――だ、だめえ……もう……

 どうかなりそうなミセルバ。リリスは本当に上手だ。

 ――もう、かなり辛そうね。うふふ……じゃあ……

 リリスが次のたくらみを考え始めた。



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