「ミセルバ様、もう限界ですか?」
 椅子に両股を開いて拘束状態の御領主に尋ねるメイドのリリス。
「ええ、お姉さま……もう……」
 哀願するミセルバと下半身の口。その証拠に下のお口はよだれをたらし放題だ。その穴を焦らして焦らして焦らし狂わせているリリス。
「では、イク時に焦らしてと言ってください」
「え?」
 はあはあと悶え顔でリリスを見るミセルバ。イク時に焦らしてとはどういうことか?

「ちゃんと、焦らしてと言ってくれたらイカせてさしあげますわ」
「あ……でも」
 ちょっと戸惑うミセルバ。しかしリリスは考える暇を与えない。ひっきりなしに刺激を与えて常に快楽の放出一歩手前に持っていくのだ。焦らしてなんて言えばどうなるかはミセルバもわかってはいる……けど……。

「んんはあっ!」
 リリスが強烈にクリトリスを噛む。ビクビクと伝わる快感……しかしまだ足りない。

「ミセルバ様、返事をしてください」
 今度はやさしく撫で回す。これじゃあ刺激が足らない。
「……あっ……は、はい」
 もうイキたい! それだけだ。考えさせてもくれないリリスの性技。

「じゃあ必ずイキそうになったら焦らしてと言ってください、でないとイケませんよ」
「ええ……でも……あ、あの……あんっ!」
 リリスが膣穴の陵辱をまた始めた。

 絶頂が迫る。



 考えさせては駄目。それがテクニック。

「約束ですよミセルバ様、お姉さまの言う事聞いてくれますよね?」
「は……はい、お姉さま」
 額に汗いっぱいのミセルバが答える。望みのモノがこなくてせつなさがひっきりなしに伝わってくる。
「ではイカせて差し上げます」
 リリスがさらなる焦らし攻めを始めた。




「もう、もうだめ」
 苦しむマイカ。指の栓はまだ外されていない。
「もうちょっと、もうちょっとよお姉さま……もう少ししたら……」
 興奮しながらエンヤがマイカを見ている。お尻の穴に指を入れて、マイカの美乳をさするエンヤ。

「あはあっ!」
 お腹が鳴る……出したくても指のアナル栓がしっかりと出口を塞いで放出を拒むのだ。それがエンヤのプチサド心をくすぐる。

 ――やだ……あそこが……濡れちゃう……
 感じているエンヤ。このサディステックな攻めに酔っている。自分がマイカお姉さまの排泄を決められるのよ、という行為に酔っている……。

 ――そう……そうよ、私が……私が決めるのよ。お姉さまの排泄の権利は私にあるのよ。
 なんか変な妄想に取り付かれているエンヤ。


「お姉さま出したい?」
「は、はやく! お願い」
 哀願するマイカ。
「じゃあ、これからも私と遊んでくれる?」
「ええ、いいからはやく」
 マイカの哀願。
「私の言う事何でも聞いてくれる?」
「ええ! だから! もうっ!」
「約束よお姉さま……約束したら出させてあげるわ」
 エンヤが背徳笑顔でにこりと笑う。

「や、約束するから出させなさい!」
「うふふ、約束よお姉さま……じゃあ出させてあげる……」
 その時だった。栓が抜かれた……エンヤの排泄の許可が出たのだ。

「出して……全部出して……一気に……お姉さま」
 耳元でささやくエンヤの一言。


「んはあああああっ!!――――――――」

 お腹から力が入ってお尻の穴の出口に向かって液体が放出された。出る瞬間、マイカの大きな歓喜の悲鳴が部屋にこだまする。


 美しき液体が美尻から勢い欲流れ出る……それを楽しむようにエンヤは見ている……。

「あはあっ! うう……んはああっ!――――――」
 マイカがけいれんしている。ビクビクと身体がこの排泄感を楽しむように踊っている。それを見てますますサデイストになるエンヤ。
 
「はあ〜……も、もう〜」
 脂汗をだらだらと出しているマイカ。あそこもびしょびしょに濡れている。かなり感じているようだ。

「お姉さま、イキました?」
 エンヤが尋ねる。
「え……ま、まだ……よ」
 すっきりしたマイカのお尻。でも絶頂までは達していない。

「じゃあ、これでイってくださいね」
 と言ってエンヤは……










 アナルパールを持っていた……


 
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